NTTインディカー・シリーズ第6戦にスケジュールされた伝統の一戦は、チップ・ガナッシ勢がレースをリード。終盤、速さを見せたマーカス・エリクソンが初制覇。チップ・ガナッシ。レーシングは、2012年以来の勝利を収めた。
佐藤万璃音、伝統のモンテカルロで今季二度目のポイント獲得「この勢いを維持したい」
5月27〜29日、FIA-F2第5ラウンドがモナコ公国のモンテカルロ市街地で開催された。佐藤万璃音(ビルトゥジ・レーシング)はレース2で7ポジションアップ。10位でサウジアラビア大会以来のポイント獲得を果たすことになった。
史上最長レース距離の混沌フィニッシュを、トヨタのデニー・ハムリンが制す/NASCAR第14戦
インディアナポリスと並ぶ“聖地”シャーロット・モータースピードウェイで開催されたNASCARカップシリーズ第14戦『Coca-Cola 600』は、予選でキャリア通算34度目のポールウイナーとなったデニー・ハムリン(ジョー・ギブス・レーシング/トヨタ・カムリ)が、2度の延長戦によりカップシリーズ史上最長のレース距離となった決勝で今季2勝目を獲得。この勝利により、ハムリンは現在のNASCARで“Crown Jewel Race(クラウン・ジュエル・レース)”と呼ばれる3大イベント、栄光の『Daytona 500』と『Southern 500』、そして今回の『Coca-Cola 600』の全タイトルを手にした。
優勝のアウディが格闘していたトラブル。“制限なし”で観客23万人を動員etc.【ニュル24時間Topics】
5月28〜29日に決勝レースが行われた第50回ニュルブルクリンク24時間レース。SP9クラスでは各マニュファクチャラーのGT3車両が総合優勝をかけた激しい争いを演じ、サバイバルレースの様相を呈した。そんなニュルの決勝後パドックから、各種トピックスをお届けする。
■最多周回数記録に並ぶ。昨年比では『プラス100周』
新型M4 GT3のニュル24時間デビュー戦で“惨敗”のBMW「自滅は痛恨の極み。もっといいレースができたはず」
BMWのチームとマネージメントは、ニュルブルクリンク24時間レースの結果に失望しており、BMW M社のCEOは表彰台に上がるスピードをマシンは持ち合わせていたものの、その速さを“ふさわしい結果”に結びつけることができなかった、と語った。
伝統の24時間併催、WTCR第2戦ニュルが急転直下の開催中止。原因はコントロールタイヤの安全性
5月28~29日の週末に伝統のニュルブルクリンク24時間レースの併催イベントに組み込まれていたTCR規定ツーリングカー最高峰、WTCR世界ツーリングカー・カップの第2戦は、2回の公式練習と予選セッションを経たレース直前に「開催キャンセル」の決断が下される異常事態に。その主要因は「コントロールタイヤの安全性への懸念によるもの」とされたが、改めて週末の推移を時系列で振り返る。
ニュル24時間:有力チームの事故が相次いだ序盤戦「クラッシュなどの多さを見ると、ちょっとやりすぎ」
5月28~29日に開催された第50回ADACトタルエナジーズ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間)に、2台のBMW M4 GT3を投入したローヴェ・レーシングのハンス・ピーター・ナウンドルフ代表は、複数のSP9クラスマシンがアクシデントを起こした今年のレースの序盤戦について「本当にワイルドだった」と評した。
ナウンドルフは今大会の序盤の戦いはとくに混沌とし、場合によっては例年以上にアグレッシブだったと評価するチームマネージャーやドライバーのひとりだ。
電動化シフトで存続が懸念されるアウディスポーツ「いずれは転換が必要」とカスタマーレーシング責任者
アウディスポーツのカスタマー・レーシング責任者であるクリス・ラインケは、アウディの自動車部門が電動モビリティにますます力を入れていることを受け、その活動を再編成する可能性があることを認める一方、GTレース部門が整理されるかもしれないという噂を否定した。
アウディ 2022ニュルブルクリンク24時間 レースレポート
アウディ、ニュルブルクリンク24時間レースで6回目の総合優勝 (ドイツ本国発表資料) ◆アウディスポーツ・チーム・フェニックスが、伝統の耐久レース開催50回記念大会で総合優勝 ◆23万人の大観衆が、ノルドシュライフェでス …
第106回インディ500詳報:エリクソンがガナッシに10年ぶりの勝利を届ける。琢磨は挽回ならず
第106回インディアナポリス500マイルレースの決勝レースが29日に行われ、予選5番手からスタートしたチップ・ガナッシ・レーシングのマーカス・エリクソンがインディ500初勝利を挙げた。