スーパーGTドライバー勝手にお悩み相談ショッキング Vol.29 ジュリアーノ・アレジさん

 ファンのために熱いレースを展開してくれるスーパーGTドライバーたち。SNS等でも散見されますが、所属するチームやメーカーによって差はあれど、多くのドライバーが“繋がり”をもっています。そんなGTドライバーたちの横の繋がりから、お悩みを聞くことでドライバーの知られざる“素の表情”を探りだす企画をお届けしております。今回はNISMOのロニー・クインタレッリ選手から、TGR TEAM au TOM’Sのジュリアーノ・アレジ選手に繋がりました。

レッドブルF1はマシンの軽量化に苦戦も「最低重量に到達すればコンマ数秒の余力を持てる」とマルコが主張

 レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、RB18にはコンマ数秒の余力があり、マシンが最低重量に到達した時にその力が発揮されるだろうと述べている。

 他の多くのチームと同様に、レッドブルは新世代マシンの重量を落とすことに苦戦している。RB18はまだF1の最低重量基準である798kgに達していない。これまでのところ、チャンピオンシップリーダーのマックス・フェルスタッペンはチームに4回の優勝をもたらしており、チームメイトのセルジオ・ペレスは2022年のチームの業績に4回目のモナコGP優勝を加えた。

LMGTEプロは2022年での終了が決定。2024年以降のWEC/ル・マンはGT3プロアマを新設へ

 FIA国際自動車連盟とACOフランス西部自動車クラブは、6月10日に開かれたル・マン24時間の年次記者会見において、2023年のWEC世界耐久選手権でLMGTEプロクラスを廃止することを明らかにした。

 これにより来季のWEC/ル・マンでは、GTEカテゴリーが既存のLMGTEアマクラスに一本化されることになった。

トヨタリザーブのニック・デ・フリース、“出場停止”ドライバーの代役で急遽LMP2に出場へ/ル・マン24時間

 WEC世界耐久選手権第3戦/第90回ル・マン24時間レースに参戦しているTDSレーシングは、プラクティス中に度重なるアクシデントを引き起こしたとしてスチュワードから出場停止処分を受けたフィリップ・シマドモに代わって、ニック・デ・フリースを起用すると発表した。

「バクーにはやり残した仕事がある」昨年アクシデントで逃した優勝を狙うフェルスタッペン/F1第8戦プレビュー

 F1のドライバーズ選手権で首位に立っているレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、今週末の第8戦アゼルバイジャンGPに向けバクーを訪れることを楽しみにしていると語ったが、その一方で「やり残した仕事がある」とも述べた。

 2021年のアゼルバイジャンGPでは、フェルスタッペンはそのシーズン3度目の優勝に向けてレースで圧倒的なリードを保っていたが、メインストレートでタイヤがパンクし、チェッカーフラッグまであと6周のところでウォールに激突した。フェルスタッペンのライバルであるルイス・ハミルトン(レッドブル)もレースのリスタート後に不運に見舞われ、やはりバクーを手ぶらで去ることになった。その日のレッドブルを救ったのは、セルジオ・ペレスだった。