「勘違い」で危うく勝利がフイに!? ライアン・ブレイニーが“オールスター戦”初制覇/NASCAR第14戦

 テキサス・モータースピードウェイを舞台に開催された2022年NASCARカップシリーズのオールスター戦は、カイル・ブッシュ(ジョー・ギブス・レーシング/トヨタ・カムリ)が“エリミネーション・ブラケット”を制して予選ポールポジションを獲得すると、ダニエル・スアレス(トラックハウス・レーシングチーム/シボレー・カマロ)がオールスター・オープンを制覇。

 そしてアクシデント満載のオールスター・レースでは、チェッカー直前のコーションで「レースに勝ったと思っていた」と語ったライアン・ブレイニー(スチュワート-ハース・レーシング/フォード・マスタング)が、1度は外したサイドウインドウネットをなんとか半分ほど再固定し、リスタートを乗り越えオールスター初優勝を手にした。

日本で慣れ親しんだゼッケン『37』でDTMへ。「残念だった」ニック・キャシディの2022年初陣

 2022年はABB FIAフォーミュラE世界選手権の活動をメインにしながらも、WEC世界耐久選手権、およびDTMドイツ・ツーリングカー選手権にも出場するニック・キャシディ。DTMでは、アルファタウリカラーに塗られたAFコルセのフェラーリ488 GT3を駆り、フル参戦する予定だ。

 ただし、ポルトガルのポルティマオで開催された開幕ラウンドはフォーミュラEのモナコ戦へ参戦のために欠場。シーズン第2ラウンドとなるラウジッツリンク戦が、キャシディの2022年DTM初戦となった。

悔しさを感じつつバトルを通じ自信を深めた勝田貴元。ラリー1では「左足ブレーキを多用」/WRC

 5月19日から22日にかけてポルトガル北部の大都市ポルトを中心に開催された、WRC世界ラリー選手権第4戦『ラリー・ポルトガル』において、2022年シーズンの自己ベストリザルトに並ぶ総合4位となった勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)。このラリーでベテランのダニ・ソルド(ヒョンデi20 Nラリー1)と3位表彰台争いを繰り広げた彼は今大会について、「難しい週末ではあったものの、4日間を通して安定した走りができました」と振り返った。

 今季第4戦として開催されたラリー・ポルトガルは、プラグイン・ハイブリッドが搭載された“ラリー1カー”で争われる最初のグラベル(未舗装路)イベントとして今月19日(木)に戦いの火蓋が落とされた。

「人生最高のラップ」から、トム・コロネルがポール・トゥ・ウインを達成/TCRヨーロッパ第2戦

 TCR規定ツーリングカーの欧州格式リージョン選手権、2022年TCRヨーロッパ・シリーズ第2戦が5月21~22日に南フランスのポール・リカール・サーキットで開催され、今年50歳を迎えたトム・コロネル(コムトゥユーDHLチーム・アウディスポーツ/アウディRS3 LMS 2)が、予選で「これまでの人生で最高のラップのひとつ」と語り通算9回目のポールポジションを獲得すると、レース1では他を寄せ付けない速さでライト・トゥ・フラッグでの今季初勝利をマーク。リバースグリッドのレース2では今季移籍加入のヴィクトール・ダヴィドフスキー(コムトゥユーPSSチーム・アウディスポーツ/アウディRS3 LMS 2)がシリーズ初優勝を手にし、アウディ陣営が連勝を飾っている。

 灼熱のトラックで実施された予選は、マット・オモラ(ヤニク・モータースポーツ/ヒョンデ・エラントラN TCR)最速のQ1から、ジャック・ヤング(ハルダー・モータースポーツ/FK8型ホンダ・シビック・タイプR TCR)がトップに立ったQ2でも秒単位でタイムが改善されると、各車1アタック1発勝負のアタック合戦に。

【SNS特集】F1スペインGP:10年前のウイナー登場。まだまだ健在、40歳アロンソ最後尾からの入賞

 抜きにくいコース特性で例年、単調になりがちなスペインGPが今年は一変、接触事故や上位走行中のマシンのコースアウト、相次ぐマシントラブルなど目が離せない展開となった。3連勝で今季4勝目を飾ったレッドブルF1マックス・フェルスタッペンがついに選手権首位に浮上。22歳になったアルファタウリF1の角田裕毅は10位で今季3度目の入賞を果たした。バルセロナ・カタロニアサーキットの週末をドライバー、チーム関係者のSNSで振り返る。

第90回ル・マン24時間のスターター、グランドマーシャル、“スピリット・オブ・ル・マン”をACOが発表

 ル・マン24時間レースのオーガナイザーであるACO(フランス西部自動車クラブ)は5月23日、6月11〜12日に決勝レースが予定されている第90回ル・マン24時間レースの名誉スターター、グランドマーシャル、および“スピリット・オブ・ル・マン”の受賞者を発表した。