【動画】わずか2年しか走らなかった幻のレーシングカー「BMW M1プロカー」。当時のメカニックがパーツ在庫を引き取り、今でもスペアパーツから新車を作り出していた

| まさか今でもM1 プロカーが生産されていようとは | 正真正銘、100%BMWの純正パーツにて生産中 さて、BMWは今年でM社の50周年を迎えますが、そのM社初の専用市販モデルが「M1」。そしてB …

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ウイリアムズ、F1財務規則における手続き違反で罰金。規則導入以来初の処罰

 ウイリアムズF1チームは、F1の財務規則への違反を犯したことで、2万5,000ドル(約330万円)の罰金を科された。

 2021年から、コストキャップのもと、F1に参戦するチームは、年間支出を翌年3月末までにFIAに報告するよう定められている。しかしウイリアムズは、2021年の決算を提出する期限である2022年3月31日までに完全な書類を提出しなかったため、コストキャップ管理局は、ウイリアムズに対し、手続き上の違反があったと通知。ウイリアムズはこれに対して、違反を犯したことを認め、違反を回避しようとして取った手順について説明した。

F1技術解説:第7戦(1)本来負けるはずがなかったフェラーリ。F1-75が持つ明らかな優位性

 2022年F1第7戦モナコGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察し、印象に残った点などについて解説。第1回では、フェラーリF1-75のレッドブルRB18に対する優位性を分析する。

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 モナコでのフェラーリは最高のマシンを持ちながら、戦略的に失敗した。少なくとも予選までの、ドライ路面のモナコでは、F1-75は低速コーナーからの脱出の速さという特徴を遺憾なく発揮していた。

フェルスタッペン、F1を離れた後にチームに留まることには興味を持たず「ドライブしないなら、他の楽しいことをしたい」

 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はドライバーとしてF1を離れた後、F1で活動を続けることはないと述べ、コンサルタントやチームアドバイザーとしてパドックに出入りすることへの野心はないと述べている。

 現世界チャンピオンであるフェルスタッペンは2015年にF1でのキャリアを開始し、これまでのところ24回の優勝を飾り、世界選手権タイトルを獲得している。フェルスタッペンのファンは、少なくとも現在のレッドブル・レーシングとの契約期限である2028年まで、フェルスタッペンが彼らを楽しませ続けてくれると安心できるだろう。

レースディレクターは「何年もかけて慎重に訓練すべき」とFIA会長。将来に向けた研修プログラムに期待

 FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは、将来のF1レースディレクターを育成するため、中心となる人材、特にF1で業務に従事するスタッフを対象とした研修プログラムに期待を寄せている。

 FIAのトップに就任した昨年末以降、ビン・スライエムはスポーツ部門の大規模な組織改革を進めてきた。これにより、F1レースウイークの都度、ニールス・ヴィティヒとエドゥアルド・フレイタスが交互にレースコントロールの指揮を執り、もうひとりがその補佐役を務める新たな体制が構築された。

アルファタウリF1代表、苦戦の続くシューマッハーを「こんなに早く見限るべきではない」と擁護

 アルファタウリF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、誰もがミック・シューマッハー(ハース)に対し、F1で何ができるか示すための時間と余裕を与えることを促している。

 フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)のメンバーである23歳のシューマッハーは、ハースで厳しい2年目のシーズンスタートを切った。サウジアラビアとモナコでは大きなアクシデントを起こしてマシンを大破させ、マイアミでもクラッシュを喫した。

【F1第7戦無線レビュー】「どういうことだ!何やってるんだ!」同時ピットインで順位を落としたルクレールが怒りの叫び

 2022年F1第7戦モナコGPでは、スタート直前に雨が降り始めた。その影響でスタートが遅れたものの、セーフティカー先導でスタートしたレースは、ウエットタイヤからドライタイヤへ履き替えるタイミングがレースを左右することに。母国レースでポールポジションを獲得し、先頭からスタートしたシャルル・ルクレールだったが、フェラーリの戦略ミスによりまさかのポジションダウン。一方でレッドブルはピット戦略でポジションを上げることに成功したのだった。モナコGPのレースを無線とともに振り返る

【動画】角田裕毅とガスリーがマイアミを満喫。水陸両用車からスプレーアート、アメフトにも挑戦

 角田裕毅とピエール・ガスリーのオフショット満載のスクーデリア・アルファタウリ『オールアクセス』シリーズ。2022年第一弾の今回は、水陸両用車レースからスプレーアートにアメリカンフットボール、さらにはドッキリ企画まで盛りだくさんのマイアミGP編だ。

 2022年F1第5戦の舞台となったのは、初開催のアメリカ・マイアミ。F1人気急上昇中のアメリカでのグランプリを盛り上げるべく、アルファタウリのふたりはレース前から様々なイベントに引っ張りだことなった。

リバティ・メディア、F1スポンサーシップへの関心の高まりを明かす「断らざるを得ないほどチームにオファーが来ている」

 F1を所有するリバティ・メディアのCEOグレッグ・マフェイは、F1に関心を持つ層に変化が生じつつあることから、現在のF1に非常に多数のスポンサーが加わってきていると語った。

 ほぼ毎週のように、F1チームから新たなスポンサー契約の発表が行われている。オラクルやコグニザントといった巨大テクノロジー企業から消費財メーカーまで、昨年以来、多数のグローバル企業がF1チームと新契約を結んでおり、企業がF1スポンサーシップ契約を求める動きが減る兆しは見られない。

【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第6/7戦】最善を尽くしてもうまくいかないことはある。ガスリーに勝ったのは立派

 2022年、アルファタウリの角田裕毅は、F1での2シーズン目を戦っている。昨年に続き、エディ・エディントン氏が、グランプリウイークエンドを通して角田の動きをくまなくチェックし、豊富な経験をもとに、彼の成長ぶり、あるいはどこに課題があるのかを忌憚なく指摘する。今回は2022年F1第6戦スペインGPと第7戦モナコGPについて語ってもらった。

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 よくあることだ。ベストを尽くして、進歩を遂げ、これまで以上に良い走りをし、ドライバーとしてもひとりの人間としても成長し、正しいことをすべてやっているのに、結果が伴わない。

 そういうとき、フラストレーションを表に出して、プッシュしすぎて、マシンをそのポテンシャル以上に速く走らせようと必死になって、クレイジーな動きをしたりしがちだが、そういうことをするとたいていは大失敗に終わる。