ウイリアムズ、F1財務規則における手続き違反で罰金。規則導入以来初の処罰

 ウイリアムズF1チームは、F1の財務規則への違反を犯したことで、2万5,000ドル(約330万円)の罰金を科された。

 2021年から、コストキャップのもと、F1に参戦するチームは、年間支出を翌年3月末までにFIAに報告するよう定められている。しかしウイリアムズは、2021年の決算を提出する期限である2022年3月31日までに完全な書類を提出しなかったため、コストキャップ管理局は、ウイリアムズに対し、手続き上の違反があったと通知。ウイリアムズはこれに対して、違反を犯したことを認め、違反を回避しようとして取った手順について説明した。

ルクレールを1周抑えたアルボンは「ペナルティを科されるべきだった」と元F1ドライバーが指摘/F1第7戦

 元F1ドライバーのジョリオン・パーマーは、5月29日(日)に行われたF1第7戦モナコGPの決勝について、レース結果を左右しかねないような走りを行ったドライバーに対して、スチュワードは制裁を科すべきだったと語った。

 現在『F1 TV』のコメンテーターを務めるパーマーは、レース序盤にフェラーリのシャルル・ルクレールを妨害したアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)をそのまま走らせたとして、FIAを批判した。

FP1でルーキーふたりが走行。ビップスは「マシンのフィーリングを直接感じることが仕事に役立つ」と満足/F1第6戦金曜

 2022年F1第6戦スペインGPでは、ウイリアムズからニック・デ・フリースが、レッドブルからユーリ・ビップスがフリー走行1回目に参加した。

 今年のF1の競技規則では、各チームはルーキードライバーをFP1で2回起用しなければならないと定められている。今回デ・フリースはアレクサンダー・アルボンのマシンをドライブし、ビップスはセルジオ・ペレスに代わっての出走となった。

ウイリアムズF1、今週末の第6戦スペインGPのFP1でニック・デ・フリースを起用へ

 5月16日(月)、ウイリアムズ・レーシングは、今週末にバルセロナ-カタロニア・サーキットで開催されるF1第6戦スペインGPのフリー走行1回目において、ニック・デ・フリースを起用すると発表した。

 現在27歳でオランダ出身のデ・フリースは、2012年よりシングルシーターでのキャリアをスタートし、2014年にはユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0やフォーミュラ・ルノー2.0 NECなどでタイトルを獲得。2019年にはARTグランプリから参戦したFIA F2でチャンピオンに輝いた。

タイの孤児院の子供と団結するため髪を赤く染めたアルボン、2度の入賞を達成「僕たちも僕自身も上り調子」

 ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンはF1第5戦マイアミGPで今シーズン2回目のトップ10フィニッシュを果たしたが、この見事な結果には、ウイリアムズの彼のクルーたちが持ち合わせている、進歩していくためのあらゆる意志が伴っていた。

 先月のオーストラリアGPに先立ち、アルボンは髪を赤く染めた。それは彼が訪れたタイの孤児院の子供たちと連帯するためだった。子供たちはリバプールFCのファンであり、髪を赤く染めていたのだ。

アルボン9位「ペースが良いことは分かっていた。またポイントを獲得できてうれしい」ウイリアムズ/F1第5戦決勝

 2022年F1マイアミGP決勝で、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは9位を獲得した。10位でフィニッシュしたが、他者のペナルティで繰り上がり、2点を獲得、今季2回目の入賞を果たした。

■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=9位
18番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

F1フル参戦を望むメルセデス育成のデ・フリース、ウイリアムズでF1昇格という噂に困惑

 フォーミュラeのチャンピオンであるニック・デ・フリース(メルセデスEQフォーミュラEチーム)は、2023年に自身がウイリアムズからF1に参戦する可能性があるという噂について「初耳だ」と語った。

 アルピーヌが来年ライバル勢に貸し出そうとしている才能ある若手ドライバー、オスカー・ピアストリの将来についてF1の専門家たちが議論するなか、ウイリアムズはこの若きオーストラリア人ドライバーの行き先候補チームとして浮上している。