トヨタリザーブのニック・デ・フリース、“出場停止”ドライバーの代役で急遽LMP2に出場へ/ル・マン24時間

 WEC世界耐久選手権第3戦/第90回ル・マン24時間レースに参戦しているTDSレーシングは、プラクティス中に度重なるアクシデントを引き起こしたとしてスチュワードから出場停止処分を受けたフィリップ・シマドモに代わって、ニック・デ・フリースを起用すると発表した。

トヨタ小林可夢偉、ル・マンのポール獲得タイ記録を逃す「こういったことが起きるのも予選」

 6月9日、フランス、ル・マンのサルト・サーキットにおいて、WEC世界耐久選手権第3戦/第90回ル・マン24時間レースの決勝スターティンググリッド上位を決める“ハイパーポール”のセッションが行われ、最高峰ハイパーカークラスに2台のGR010ハイブリッドを送り込むトヨタGAZOO Racing(TGR)は、8号車がポールポジションを獲得。7号車が2番手に続き、フロントロウから決勝スタートを迎えることとなった。

予選最速のトヨタ小林可夢偉「アタックは1周だけ。あとはテストに集中した」/ル・マン24時間

 6月8日、フランス、ル・マンのサルト・サーキットにおいて、WEC世界耐久選手権2022年第3戦/第90回るマン24時間レースの公式走行セッションがスタートした。初日は2回の練習走行と、翌日の『ハイパーポール』進出をかけた予選のセッションが行われ、トヨタGAZOO Racing(TGR)の7号車GR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)が最速タイムをマークし暫定ポールを獲得した。

トヨタ7号車が最速。小林可夢偉、赤旗と降雨に見舞われた予選で暫定ポール獲得/ル・マン24時間

 6月8日、“世界三大レース”のひとつでWEC世界耐久選手権のシーズンハイライトでもあるル・マン24時間レースの予選がフランス、サルト・サーキットで行われ、TOYOTA GAZOO Racingの7号車トヨタGR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組)が暫定ポールポジションを獲得した。

 現地9日(木)に実施される“ハイパーポール”に進む各クラス6台のマシンを選出するこの予選セッションは、8日(水)19時から実施された。気温20度/路面温度33度、陽が傾きつつある空に厚めの雲が広がるなか、グリーンライトの点灯と同時に多くのマシンがピットレーンを後にしていく。

【2022ル・マン24時間の直前】高橋二朗さんの見どころはトラブルに悩まされるトヨタの新チーム代表、小林可夢偉の采配

 F1モナコGP、インディアナポリス500マイルレースと並び『世界三大レース』のひとつに数えられる耐久レースの祭典、ル・マン24時間レースの2022年大会が6月11~12日、フランスのル・マンで開催される。過去2年を含む数回のイレギュラーを除けば、例年6月の夏至にもっとも近い週末に実施されるこのレースの歴史は長く、今大会で第90回を数える。そんなル・マン24時間を長年にわたって追いかけ、現地で取材を行ってきたJ SPORTSの解説者でもあり、日本モータースポーツ記者会会長の高橋二朗さんに今大会の見どころを聞いた。

「リスクを冒すか、否か」。5年ぶりのル・マンに挑むトヨタ平川亮が感じる“難しさ”と、初体験の“驚き”

 ル・マン24時間テストデーの8時間を、大きなトラブルなく終えたトヨタGAZOO Racing。テストから2日経ち、レースウイークの走行開始を翌日に控えた現地時間の7日昼、チーム代表兼7号車ドライバーの小林可夢偉、8号車ドライバーの平川亮が、リモート形式の会見で日本メディアの質疑に応えた。

■トラブル原因のコンバータは「マレリに持ち込んでチェックした」

パリから“ミニバン相乗り”でやってきたFE御一行/ランボルギーニLMDh参画チームの噂etc.【テストデーTopics】

 6月5日、サルト・サーキットで計8時間にわたって行われた、第90回ル・マン24時間レースのテストデー。決勝を翌週に控え、各陣営はこの公道を含む全長13km超のコースを今年初めて走行し、マシンのセットアップを行った。

 ここでは、テストデーのパドックで集めた情報をお届けする。

■IMSAデトロイト、FEインドネシアからの“大移動”

ル・マン24時間テストデー開幕。セッション1はトヨタ7号車最速。ポルシェ2台にトラブル【タイム結果】

 6月5日、フランスのル・マン24時間サーキット(通称サルト・サーキット)で、2022年WEC第3戦/第90回ル・マン24時間レースの公式テスト”テストデー”のセッションが行なわれ、午前9時からの4時間のセッション1では、トヨタGAZOO Racingの7号車GR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)がトップタイムをマークしている。

WEC第2戦でトヨタ8号車を襲ったトラブルの真因判明「走行距離50km程度の新品だった」と技術首脳

 WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに参戦しているトヨタGAZOO Racingのテクニカル・ディレクター、パスカル・バセロンは、5月の第2戦スパ・フランコルシャン6時間レースで8号車GR010ハイブリッドを襲ったトラブルについて、その原因を説明した。

プジョーLMHドライバーも参加。ル・マン24時間テストデーのエントリーリスト発表

 ル・マン24時間レースをオーガナイズするACOフランス西部自動車クラブは、6月5日に行われる第90回ル・マン24時間レースのテストデーのセッションに参加する全62台のチームとドライバーを、6月1日付で発表した。

 同じく1日付で本戦向けのエントリーリストもアップデートされており、この本戦向けエントリーに第4・第5のドライバーを追加したものが、テストデーへのエントリーリストとなっている。