フォーミュラE参入のマクラーレン、チーム体制はメルセデスEQを引き継いだものになるとCEO

 メルセデスEQフォーミュラEチームを買収し、来季からABB FIAフォーミュラE世界選手権に参戦するマクラーレンについて、同チームのザク・ブラウンCEOはチャンピオンチームを引き継ぐかたちでの参戦にはメリットがあり、「迷いはなかった」と語った。

 マクラーレンは5月14日、今季限りで撤退を表明していたメルセデスEQフォーミュラEチームを買収し、2022/2023年“シーズン9”から電動フォーミュラーマシンで争われるフォーミュラEに参戦することを発表した。

フォーミュラE第9戦ジャカルタを制したのはジャガーのエバンス。今季3勝目を飾る

 6月4~5日、2021/2022年ABB FIAフォーミュラE世界選手権“シーズン8”第9戦ジャカルタE-Prixがインドネシア・ジャカルタで開催され、ミッチ・エバンス(ジャガーTCSレーシング)が優勝を飾った。

 フォーミュラE初開催となったインドネシアラウンド。首都ジャカルタに設営された特設サーキットには、インドネシア大統領ジョコ・ウィドドとジャカルタ知事アニス・バスウェダンも訪れ、6万人以上のファンとともに観戦を行った。

ウイリアムズF1、今週末の第6戦スペインGPのFP1でニック・デ・フリースを起用へ

 5月16日(月)、ウイリアムズ・レーシングは、今週末にバルセロナ-カタロニア・サーキットで開催されるF1第6戦スペインGPのフリー走行1回目において、ニック・デ・フリースを起用すると発表した。

 現在27歳でオランダ出身のデ・フリースは、2012年よりシングルシーターでのキャリアをスタートし、2014年にはユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0やフォーミュラ・ルノー2.0 NECなどでタイトルを獲得。2019年にはARTグランプリから参戦したFIA F2でチャンピオンに輝いた。

メルセデスEQを買収しFE参戦のマクラーレン、ドライバーは誰になるのか。王者デ・フリースは否定

 2022年をもってABB FIAフォーミュラE世界選手権から撤退するメルセデスEQフォーミュラEチーム。5月14日からドイツ・ベルリンで開催されているフォーミュラE第7戦&第8戦において、現地時間14日の早朝にプレスリリースが公開され、マクラーレン・レーシングがメルセデスEQフォーミュラEチームを買収し、2023年シーズン9からの新レギュレーション“Gen3”へと参入することが発表され話題を呼んだ。

【順位結果&ダイジェスト】2021/2022年フォーミュラE第7戦&第8戦ベルリンE-Prix

 5月14~15日、2021/2022年ABB FIAフォーミュラE世界選手権“シーズン8”の第7戦、第8戦となるベルリンE-Prixがドイツ・ベルリンのテンペルホーフ空港跡地に設営された特設サーキットで開催され、第7戦はエドアルド・モルタラ(ロキット・ベンチュリ・レーシング)、第8戦はニック・デ・フリース(メルセデスEQフォーミュラEチーム)が優勝を飾っている。

フォーミュラEベルリン戦はモルタラとデ・フリースが制し、メルセデスPU勢が速さをみせる

 5月14~15日、2021/2022年ABB FIAフォーミュラE世界選手権“シーズン8”の第7戦、第8戦となるベルリンE-Prixがドイツ・ベルリンのテンペルホーフ空港跡地に設営された特設サーキットで開催され、第7戦はエドアルド・モルタラ(ロキット・ベンチュリ・レーシング)、第8戦はニック・デ・フリース(メルセデスEQフォーミュラEチーム)が優勝を飾った。

F1フル参戦を望むメルセデス育成のデ・フリース、ウイリアムズでF1昇格という噂に困惑

 フォーミュラeのチャンピオンであるニック・デ・フリース(メルセデスEQフォーミュラEチーム)は、2023年に自身がウイリアムズからF1に参戦する可能性があるという噂について「初耳だ」と語った。

 アルピーヌが来年ライバル勢に貸し出そうとしている才能ある若手ドライバー、オスカー・ピアストリの将来についてF1の専門家たちが議論するなか、ウイリアムズはこの若きオーストラリア人ドライバーの行き先候補チームとして浮上している。

フォーミュラE第6戦モナコはメルセデスのバンドーンが今季初優勝。ランキングトップに浮上

 4月30日、2021/2022年ABB FIAフォーミュラE世界選手権“シーズン8”の第6戦となるモナコE-Prixがモンテカルロ市街地コースで開催され、ストフェル・バンドーン(メルセデスEQフォーミュラEチーム)が今季初優勝を飾った。

 ワンデー開催で争われたモナコE-Prixの予選でポールポジションを獲得したのは、前戦のローマE-Prixで2連勝を達成する速さをみせるミッチ・エバンス(ジャガーTCSレーシング)となり、2番手にはパスカル・ウェーレイン(タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチーム)、3番手にはジャン-エリック・ベルニュ(DSテチーター)が続いた。

フォーミュラE、2023年シーズン9デビューの“Gen3”を初公開。戦闘機の空力にインスパイア

 ABB FIAフォーミュラE世界選手権とFIA国際自動車連盟は4月29日、モナコ・ヨットクラブで2023年“シーズン9”のデビューが予定されている第3世代の“Gen3”シャシーを初公開した。このGen3は、戦闘機の空力フォルムにインスパイアされた破壊的なデザインを持ち、フォーミュラEのレースが開催されるストリートサーキットでのホイール・トゥ・ホイールに特化・最適化が行われている。