ボッタス、大反響の全裸の写真で多額の寄付金集める。親友ハミルトンには特別にプレゼント

 アルファロメオF1チームのバルテリ・ボッタスは、全裸で大自然を満喫している自分の写真が反響を呼んでいることを知り、チャリティのためにその写真を販売した。わずか一日で多額の寄付金が集まったことに、ボッタスは驚いている。

 マイアミGPの数日後、ボッタスはコロラド州アスペンの渓流に全裸で寝そべっている写真をソーシャルメディアに投稿した。オフの時間を楽しんでいる時、パートナーでプロサイクリストのティファニー・クロムウェルが撮影したもので、その写真は大反響を呼んだ。

ルクレールとサインツがディズニー映画『Lightyear』で声優デビュー。イタリア語版、スペイン語版に登場

 フェラーリのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツは、ディズニーとピクサーによる次のコンピューターアニメーション作品『Lightyear(邦題:バズ・ライトイヤー)』で映画の声優デビューを果たす。

 ルクレールとサインツは『トイ・ストーリー』のスピンオフである同作で、ふたつのキャラクターの声を担当する。『Lightyear』はおもちゃにインスピレーションを与えたバズ・ライトイヤーのルーツの物語だ。伝説のスペースレンジャーである彼は、地球から420万光年離れた敵地の惑星に停泊している。

F1技術解説:第6戦(3)メルセデスと異なる方向性を選んだ、フェラーリのポーパシング対策

 2022年F1第6戦スペインGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った点などについて解説する。第1回「劇的に速くなったメルセデス。W13に向上をもたらした新フロア」第2回「W13はレッドブルとフェラーリのいいとこ取りに? 悩めるメルセデスが踏み出した大きな一歩」に続く今回は、フェラーリのアップグレードに焦点を当てた。

F1 Topic:ポーパシングを改善も「解決したとは思っていない」とメルセデス。モナコなど市街地コースを警戒

 メルセデスがF1第6戦スペインGPで今シーズン3度目の表彰台を獲得した。過去2回はバーレーンGP(ルイス・ハミルトン3位)とオーストラリアGP(ジョージ・ラッセル3位)だったが、この2レースはレッドブルのマックス・フェルスタッペンがリタイアして、ある意味、棚ぼたで転がり込んできた表彰台だった。

 しかし、スペインGPでのラッセルの3位は、こちらもシャルル・ルクレール(フェラーリ)のリタイアがあったとはいえ、レース前半にはセルジオ・ペレスとフェルスタッペンの2台のレッドブルとバトルを演じ、いずれも抑え込みに成功していた。

F1を引退したライコネンがレースに復帰へ。NASCARカップ・シリーズへのスポット参戦が決定

 2007年F1チャンピオンで、2021年末でF1から引退したキミ・ライコネンが、アメリカのストックカーレーシングシリーズ、NASCARカップ・シリーズへのデビューを果たすことが発表された。8月のワトキンズ・グレン戦にスポット参戦する。

 現在42歳のライコネンは、チーム・トラックハウスのシボレー・カマロZL1のステアリングを握り、8月21日にNASCARカップのロードコースレースに参加する。

角田裕毅、2度目のモナコで入賞目指す「ミスが許されないトラックだが、アプローチを変えずに戦う」/F1第7戦プレビュー

 アルファタウリF1チームの角田裕毅は、2022年F1第7戦モナコGPでは、昨年の経験を生かして、週末を通してよりうまく戦っていけると考えている。この週末、前戦スペインGPに続いてポイントを獲得することを、角田は目標にしている。

 スペインGPではマシンが期待どおりのパフォーマンスを発揮せず、角田はチームメイトのピエール・ガスリーとともに予選はQ2で敗退したが、決勝では13番グリッドからスタートして10位に入り、1ポイントを獲得した。

【中野信治のF1分析/第6戦】ラッセルの末恐ろしいポテンシャル。メルセデス陣営の手応えと3強マシンの個性

 2022年シーズンのF1は新規定によるマシンの導入で昨年までとは勢力図もレース展開も大きく変更。その世界最高峰のトップバトル、そして日本期待の角田裕毅の2年目の活躍を元F1ドライバーでホンダの若手育成を担当する中野信治氏が独自の視点でレースを振り返ります。今回の第6戦スペインGPは低速から中高速コーナーがそろったバランスのよいコースが特徴ですが、各車、大きなアップデートを施してきました。複雑になったレース展開、そこで見えた新しい勢力図について、中野氏が解説します。

レッドブルF1代表、アロンソ加入の噂を明確に否定「現在のドライバーに非常に満足している」

 レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は、チームが2023年シーズンに向けてフェルナンド・アロンソとの契約に動いているとの噂を明確に否定した。

 今シーズン限りでアルピーヌF1との契約が満了するため、その去就に注目が集まるアロンソ。なかでも根強いのが、昨年のFIA F2チャンピオンであるオスカー・ピアストリを育成ドライバーに抱えるアルピーヌが、その契約を更新せず、アロンソが他チームに移籍するという見方だ。

【全ドライバー独自採点/F1第6戦】不運なルクレールは満点の走り。予選も決勝もチームメイトより速かった角田裕毅

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。

 2022年F1第6戦スペインGPでは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションから余裕でレースをリードしていたが、トラブルでリタイア。ミスを犯しトラブルにも見舞われたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が優勝を飾り、チャンピオンシップでも首位に立った。スペインGPでのそれぞれのドライバーたちの戦いぶりを、バスコンセロス氏が振り返る。

F1技術解説:第6戦(2)W13はレッドブルとフェラーリのいいとこ取りに? 悩めるメルセデスが踏み出した大きな一歩

 2022年F1第6戦スペインGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った点などについて解説する。第1回「劇的に速くなったメルセデス。W13に向上をもたらした新フロア」に続く第2回は、メルセデスのスペインでのパフォーマンスについて分析した。

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 W13の基本コンセプトは、フロアのエッジを高速走行中に変形させてマシン下の空間を完全な密閉状態にし、強大なダウンフォースを生み出すというものだった。しかしそれによってここまで激しいポーパシングが起きることは、メルセデスの開発エンジニアたちにはまったく想定外だった。