「ポルシェ&アウディがF1参戦を決定」とフォルクスワーゲングループCEOが発言。具体的プランは明かさず

 ポルシェとアウディが2026年からF1世界選手権に参戦することを決めたと、フォルクスワーゲングループのCEOが月曜に発言した。

 この数カ月、ポルシェとアウディが、F1に次世代パワーユニット(PU)が導入される2026年に向けてF1に新規参入することを計画しているとうわさされ、4月にはフォルクスワーゲングループがその計画があることを認める声明を発表した。

レッドブルF1のペレス、マイアミでのプロモーション撮影時にヘルメットの盗難にあったと明かす

 レッドブルのセルジオ・ペレスは第4戦エミリア・ロマーニャGPで2位を獲得した勢いを持続させることを願ってマイアミに向かうが、ペレスはそのマイアミでヘルメットがなくなってしまったことを明らかにした。

 ペレスは最近、レッドブルのプロモーションビデオ撮影の一環で、今週末に初めて開催されるマイアミGPの舞台となるマイアミ・インターナショナル・オードトロームを訪れた。そこでペレスはRB7に乗り込み数周を楽しんだ。

F1フル参戦を望むメルセデス育成のデ・フリース、ウイリアムズでF1昇格という噂に困惑

 フォーミュラeのチャンピオンであるニック・デ・フリース(メルセデスEQフォーミュラEチーム)は、2023年に自身がウイリアムズからF1に参戦する可能性があるという噂について「初耳だ」と語った。

 アルピーヌが来年ライバル勢に貸し出そうとしている才能ある若手ドライバー、オスカー・ピアストリの将来についてF1の専門家たちが議論するなか、ウイリアムズはこの若きオーストラリア人ドライバーの行き先候補チームとして浮上している。

【SNS特集】世界がアイルトン・セナに思いを馳せる。5月1日で没後28年

 3度のF1チャンピオン、アイルトン・セナがレース中の事故で亡くなってから28年の月日が流れた。命日である5月1日、チームやドライバーらがセナを思い、改めて称えるとともに、彼の写真や動画を公開した。

 セナは、1984年にトールマンからF1デビュー、1985年ポルトガルGPにおいてロータスで初優勝を挙げ、マクラーレン・ホンダ在籍時の1988年、1990年、1991年にタイトルを獲得。ウイリアムズに移籍した1994年5月1日に行われたサンマリノGPで、34歳の若さで命を落とした。F1キャリアのなかで優勝41回、ポールポジション65回を達成、多くの人々に愛された。

アロンソ「他のドライバーに負けないうちは、F1で走りたい」不運の連続にも心は折れず

 現在40歳のフェルナンド・アロンソは、現時点で自分には他のドライバーたちより優れたパフォーマンスを発揮できる力があると感じており、F1からの引退は考えていないと語った。

 2001年にミナルディからF1デビューを果たしたアロンソは、ルノー、マクラーレン、フェラーリ、マクラーレンとチームを移りながら戦った後、2018年末でいったんF1活動を休止した。そして、共に2度のタイトルを獲得したルノーの後身アルピーヌから、2021年にF1復帰、相変わらずの強さを発揮して、若きチームメイト、エステバン・オコンよりも上位でシーズンを終えた。

リカルドはマシンに十分適応しているとマクラーレンF1代表「特別なステップを踏む必要はない」

 マクラーレン移籍2年目のシーズンを戦うダニエル・リカルドについて、チーム代表のアンドレアス・ザイドルは彼の開幕戦での不振にも関わらず「心配はいらない」と擁護した。

 マシンへの適応に苦しんだ2021年シーズンを終え、マクラーレン移籍2年目のシーズンに突入したリカルド。しかし、その開幕戦は予選18番手、決勝14位という結果に終わった。

【中野信治のF1分析/第4戦】低迷する7冠王者ハミルトンの苦悩。躍進角田の転換点とフェラーリの契約更新の目論み

 新規定元年でマシンの見た目が大きく変わった2022年シーズンのF1がついに始まり、昨年までとは勢力図もレース展開も大きく変更。日本期待の角田裕毅の2年目の活躍とともに、元F1ドライバーでホンダの若手育成を担当する中野信治氏が独自の視点でレースを振り返ります。今回は第4戦エミリア・ロマーニャGP。フェルスタッペンが今季2勝目を挙げたなかで、結果が出ずに苦しむハミルトン、そして大躍進した角田裕毅の姿が印象的でした。イモラ前に契約更新したサインツとフェラーリの裏読みも含めて今回、お届けします。

F1第4戦で3位表彰台のノリスを元F1チャンピオンが称賛。当の本人は慎重な姿勢を崩さず

 シーズン開幕当初の不振にも関わらず、ランド・ノリス(マクラーレン)は2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPでマクラーレンを3位表彰台に導いた。彼の活躍に元F1チャンピオンからも称賛の声が上がるなか、本人はマシンではなくチームワークがもたらした結果だとして、あくまで慎重な姿勢を崩さなかった。

サインツ、予選でのミスはプレッシャーのせいではないと語る「ただ走って違うラインやバランスを試していた」/F1第4戦

 フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、F1第3戦オーストラリアGPと第4戦エミリア・ロマーニャGPでのカルロス・サインツの不運はプレッシャーによるものだと述べたが、サインツ自身はその見方に同意していない。

 サインツはフェラーリでの2年目を迎え、充実したスタートを切り、開幕戦バーレーンGPと第2戦サウジアラビアGPでは連続して表彰台フィニッシュを飾った。

イモラでは「10位前後に入れるペースがあった」とシューマッハー。“リスクを取りすぎた”ゆえのミスも/F1第4戦

 ハースのミック・シューマッハーは、チームメイトのケビン・マグヌッセンがVF-22で発揮している強さを考えれば、F1での初ポイント獲得の希望はあると考えている。

 第4戦エミリア・ロマーニャGPの決勝では、マグヌッセンは前日のスプリントで獲得した8番グリッドに並んだ。一方シューマッハーは、土曜日の21周のスプリントで10番手となったおかげで、彼のF1キャリアにおける最高位からのスタートを果たした。