2022年のF1日本グランプリのタイトルスポンサーがホンダに決定。『Honda 日本グランプリ』に

 5月17日、鈴鹿サーキットを運営するホンダモビリティランドはプレスリリースを発行し、2022年10月7〜9日に開催されるFIA F1世界選手権日本グランプリのタイトルスポンサーに、本田技研工業が決定したと発表した。レース正式名称は『2022 FIA F1世界選手権シリーズ Honda日本グランプリレース』となる。

軽量化のためドリンク量も減らすF1チーム。リカルド、酷暑のマイアミで脱水症状に苦しむ

 マクラーレンがマシンの重量を可能な限り減らそうとしているなか、F1マイアミGPでは、ダニエル・リカルドはドリンクボトルに十分にドリンクが入っていない状態で戦わなければならず、体力的に非常に厳しかったという。

 2022年の新レギュレーションにより新世代F1マシンが導入され、車両の最低重量は798kgに変更された。大半のマシンがこの重量を大幅に上回った状態でシーズンをスタート、重量削減に取り組んでいる。

ミックはF1初入賞を逃すも「一貫してチームメイトより速かった」と叔父ラルフ・シューマッハーがパフォーマンスを評価

 F1第5戦マイアミGPでミック・シューマッハー(ハース)のペースが全体的に強力だったことは、ミスによりF1での初ポイントを逃したことよりも重要だと、叔父のラルフ・シューマッハーは述べている。

 今シーズン初めて、シューマッハーはレースウイーク全体でチームメイトのケビン・マグヌッセンを総合的に上回っていた。シューマッハーは、レースで初めてのトップ10フィニッシュを達成するところだったが、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルをオーバーテイクするのに失敗して衝突してしまったため、F1での初チャンピオンシップポイント獲得はならなかった。

【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第5戦】ポジティブとネガティブが混在した週末。アドバイスは「少し落ち着け」

 2022年、アルファタウリの角田裕毅は、F1での2シーズン目を戦っている。昨年に続き、エディ・エディントン氏が、グランプリウイークエンドを通して角田の動きをくまなくチェックし、豊富な経験をもとに、彼の成長ぶり、あるいはどこに課題があるのかを忌憚なく指摘する。今回は2022年F1第5戦マイアミGPについて語ってもらった。

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 ウチの娘たちは、事あるごとに「お父さん、ちょっと落ち着いたら」と言うのだが、親に向かってなぜああいうものの言い方をするのだろうか。私が若いころには父親に対してそんな風にずけずけとものを言う勇気はなかったし、そんな口の利き方をしたら、すぐさま頭を叩かれただろう。

「そんな話を聞きたいんじゃない」とか君が言い出す前に、話題を戻そう……あれ、何の話だっけ? 冗談、冗談、もちろんマイアミでの角田裕毅についての話だ、分かってるって!

パワーユニット部門に積極的な設備投資を行うアルピーヌF1「次の世代の開発に備えている」と責任者

 BWTアルピーヌF1チームのパワーユニット部門責任者であるブルーノ・ファミンは、新体制のもとでチームが正しく機能していることを強調し、アルピーヌがパワーユニット部門において積極的な設備投資を行っていることを明かした。

「新規則導入後100戦以内にチャンピオンシップを争う」という目標を掲げるアルピーヌは、チーム力の向上を目指し、2022年に大幅な組織体制の変更を行った。

【動画】フェルスタッペンと角田裕毅が水陸両用車レースで直接対決。ずぶ濡れバトルの勝敗は

 2022年F1第5戦マイアミGPを前に、フロリダで水陸両用車でのレースに挑んだマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と角田裕毅(アルファタウリ)。ふたりの直接対決の行方はいかに。

 AMAスーパークロスチャンピオンのジェット・ローレンス、東京五輪にも出場したスケートボーダーのザイオン・ライトとともに、フロリダ州ネープルズにやってきたフェルスタッペンと角田。4人がここで挑戦するのは、1949年から続くこの街の名物『スワンプ・バギーレース』だ。

F1技術解説:第5戦(2)新ウイングの導入を中止しつつ最高速向上を図ったフェラーリ

 2022年F1第5戦マイアミGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った点などについて解説する。第1回「アップデートなしでフェラーリに勝利。レッドブルRB18が持つふたつのアドバンテージ」に続く第2回では、用意してきた新リヤウイングを使用しなかったフェラーリの、レッドブルへの対抗策について語る。

【中野信治のF1分析/第5戦】フェラーリのふたりの違いとアルファタウリの弱点。フェルスタッペンの真骨頂

 2022年シーズンのF1は新規定によるマシンの導入で昨年までとは勢力図もレース展開も大きく変更。その世界最高峰のトップバトル、そして日本期待の角田裕毅の2年目の活躍を元F1ドライバーでホンダの若手育成を担当する中野信治氏が独自の視点でレースを振り返ります。今回はアメリカで初開催となった第5戦マイアミGPがテーマ。市街地の初コースで見えたドライバーの特徴の違い、そしてフェラーリの謎の失速、アルファタウリの致命的なウイークポイントという内容でお届けします。

生産わずか40台、フェラーリがこの50年で唯一製造したスポーツプロトタイプ「333P」が中古市場に。最初のオーナーは神戸在住のコレクター

| このフェラーリ333Pの取引価格が明かされることはおそらくないだろう | 333PはF1そしてF50と同じエンジンを積み、モータースポーツにおいて華々しい戦績をあげている さて、1993年に発表さ …

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ウイリアムズF1、今週末の第6戦スペインGPのFP1でニック・デ・フリースを起用へ

 5月16日(月)、ウイリアムズ・レーシングは、今週末にバルセロナ-カタロニア・サーキットで開催されるF1第6戦スペインGPのフリー走行1回目において、ニック・デ・フリースを起用すると発表した。

 現在27歳でオランダ出身のデ・フリースは、2012年よりシングルシーターでのキャリアをスタートし、2014年にはユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0やフォーミュラ・ルノー2.0 NECなどでタイトルを獲得。2019年にはARTグランプリから参戦したFIA F2でチャンピオンに輝いた。