競技中の宝飾品着用は禁止であるという昔からの規則を徹底したいFIAは、ルイス・ハミルトンに対し、モナコ前までにピアスを外すよう求めていた。しかしその期限は延長されたようだ。
モナコでハミルトンがピアスを外していなかった場合、何らかのペナルティを受けるのではないかという懸念が持たれていた。しかし前戦スペインGPの週末に、FIAはドライバー側とさらなる話し合いを行うことを決めたと『Sky Sports』が伝えた。
競技中の宝飾品着用は禁止であるという昔からの規則を徹底したいFIAは、ルイス・ハミルトンに対し、モナコ前までにピアスを外すよう求めていた。しかしその期限は延長されたようだ。
モナコでハミルトンがピアスを外していなかった場合、何らかのペナルティを受けるのではないかという懸念が持たれていた。しかし前戦スペインGPの週末に、FIAはドライバー側とさらなる話し合いを行うことを決めたと『Sky Sports』が伝えた。
フェラーリのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツは、ディズニーとピクサーによる次のコンピューターアニメーション作品『Lightyear(邦題:バズ・ライトイヤー)』で映画の声優デビューを果たす。
ルクレールとサインツは『トイ・ストーリー』のスピンオフである同作で、ふたつのキャラクターの声を担当する。『Lightyear』はおもちゃにインスピレーションを与えたバズ・ライトイヤーのルーツの物語だ。伝説のスペースレンジャーである彼は、地球から420万光年離れた敵地の惑星に停泊している。
メルセデスがF1第6戦スペインGPで今シーズン3度目の表彰台を獲得した。過去2回はバーレーンGP(ルイス・ハミルトン3位)とオーストラリアGP(ジョージ・ラッセル3位)だったが、この2レースはレッドブルのマックス・フェルスタッペンがリタイアして、ある意味、棚ぼたで転がり込んできた表彰台だった。
しかし、スペインGPでのラッセルの3位は、こちらもシャルル・ルクレール(フェラーリ)のリタイアがあったとはいえ、レース前半にはセルジオ・ペレスとフェルスタッペンの2台のレッドブルとバトルを演じ、いずれも抑え込みに成功していた。
2007年F1チャンピオンで、2021年末でF1から引退したキミ・ライコネンが、アメリカのストックカーレーシングシリーズ、NASCARカップ・シリーズへのデビューを果たすことが発表された。8月のワトキンズ・グレン戦にスポット参戦する。
現在42歳のライコネンは、チーム・トラックハウスのシボレー・カマロZL1のステアリングを握り、8月21日にNASCARカップのロードコースレースに参加する。
アルファタウリF1チームの角田裕毅は、2022年F1第7戦モナコGPでは、昨年の経験を生かして、週末を通してよりうまく戦っていけると考えている。この週末、前戦スペインGPに続いてポイントを獲得することを、角田は目標にしている。
スペインGPではマシンが期待どおりのパフォーマンスを発揮せず、角田はチームメイトのピエール・ガスリーとともに予選はQ2で敗退したが、決勝では13番グリッドからスタートして10位に入り、1ポイントを獲得した。
レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は、チームが2023年シーズンに向けてフェルナンド・アロンソとの契約に動いているとの噂を明確に否定した。
今シーズン限りでアルピーヌF1との契約が満了するため、その去就に注目が集まるアロンソ。なかでも根強いのが、昨年のFIA F2チャンピオンであるオスカー・ピアストリを育成ドライバーに抱えるアルピーヌが、その契約を更新せず、アロンソが他チームに移籍するという見方だ。
2022年F1第6戦スペインGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った点などについて解説する。第1回「劇的に速くなったメルセデス。W13に向上をもたらした新フロア」に続く第2回は、メルセデスのスペインでのパフォーマンスについて分析した。
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W13の基本コンセプトは、フロアのエッジを高速走行中に変形させてマシン下の空間を完全な密閉状態にし、強大なダウンフォースを生み出すというものだった。しかしそれによってここまで激しいポーパシングが起きることは、メルセデスの開発エンジニアたちにはまったく想定外だった。
2022年F1第6戦スペインGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った点などについて解説する。第1回では、復活の兆しを見せたメルセデスが導入したアップグレードに焦点を当てる。
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バルセロナで、メルセデスの星は輝きを取り戻した。他の星々に取り囲まれる太陽になったとまでは言わない。しかしレッドブルやフェラーリが輝く銀河に、近づいたといえるだろう。
W13には今回、多くのアップデートが施された。それらを具体的に見ていこう。
レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1スペインGPでマックス・フェルスタッペン車のDRSにトラブルが発生した原因として、マシン重量削減のためのアップデートが影響した可能性があるとコメントした。
フェルスタッペンは、スペインGP決勝序盤、2番手走行中にコースオフし、その後、4番手から順位を上げていかなければならなかった。しかしDRSに問題があり、作動したりしなかったりを繰り返していたため、フェルスタッペンにとってはバトルが非常に困難なものになった。
カルロス・サインツは、今もフェラーリの2022年型マシン『F1-75』を懸命に理解しようとしており、「敏感な」マシンを走行させるうえでパフォーマンスを改善するには「常識にとらわれないで考える」必要があることを認めている。
今シーズンこれまでのところ、サインツは常にチームメイトのシャルル・ルクレールに差をつけられており、パフォーマンスをさらに発揮しようとする彼の努力は、しばしばミスやコースアウトへとつながっている。