【動画】2022年WEC第3戦ル・マン24時間 予選ハイライト

 フランス、サルト・サーキットで6月8日(水)に開催されたル・マン24時間レースの予選の模様を収めたハイライト動画が、WEC世界耐久選手権とル・マン24時間の公式YouTubeチャンネルにて公開されている。

 同日実施のフリープラクティス1回目に続いて行われた予選は、9日(木)のハイパーポールに向けて各クラス上位6台を選出するシュートアウトセッションだ。ここでは小林可夢偉がドライブした7号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing)が最速タイムを記録し暫定ポールポジションを獲得。LMGTEアマクラスでは木村武史を擁するケッセル・レーシングの57号車フェラーリ488 GTEエボもクラス2番手となり、翌日のハイパーポール進出を決めている。

予選最速のトヨタ小林可夢偉「アタックは1周だけ。あとはテストに集中した」/ル・マン24時間

 6月8日、フランス、ル・マンのサルト・サーキットにおいて、WEC世界耐久選手権2022年第3戦/第90回るマン24時間レースの公式走行セッションがスタートした。初日は2回の練習走行と、翌日の『ハイパーポール』進出をかけた予選のセッションが行われ、トヨタGAZOO Racing(TGR)の7号車GR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)が最速タイムをマークし暫定ポールを獲得した。

【動画】マグヌッセンがドライブするNASCARにシュタイナー代表が同乗。ふたりの結末はいかに

 ハースF1のケビン・マグヌッセンとギュンター・シュタイナー代表が、NASCARマシンでの同乗走行に挑戦。シュタイナーを怖がらせ、日頃の鬱憤を晴らしたいマグヌッセンだったが、彼のボスはさらに一枚上手だったようだ。

ランボルギーニドライバーのル・マンLMP2参戦はLMDhを意識?「僕が決めることではない」とミルコ・ボルトロッティ

 ランボルギーニのNo.1ファクトリードライバーとしてDTMドイツ・ツーリングカー選手権をはじめ、GTワールドチャレンジヨーロッパ/エンデュランス・カップなど数多くのカテゴリーで活躍中のミルコ・ボルトロッティは、6月11〜12日に決勝レースが行われる第90回ル・マン24時間レースに出場している。

 ル・マンでボルトロッティがドライブするのは、チームWRTの32号車オレカ07・ギブソン。つまり、LMP2車両となる。ランボルギーニ使いがプロトタイプカーで耐久レース最高峰へ。念願のル・マン初出場を果たすボルトロッティに、レースウイークを迎える心境や、気になる将来について聞いた。

F1技術解説:第7戦(2)全チームが注力したモナコ特有のステアリング設定と基本構造

 2022年F1第7戦モナコGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察し、印象に残った点などについて解説。第1回「本来負けるはずがなかったフェラーリ。F1-75が持つ明らかな優位性」に続く今回のテーマは、全チームが注力したモナコ特有のステアリング設定と、ステアリングの基本構造だ。

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 超低速市街地コースのモナコでは、どのチームもステアリングに変更を施してきた。ステアリングラックの比率を変更し、前輪の舵角を大きくすることで、ステアリング操作量が同じでもより大きく曲がるようにした。

ガスリーはフリーエージェントに。レッドブルF1は2025年以降を見据え、角田裕毅と新人のペアをアルファタウリに起用か

 レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコが、現在レッドブルは、アルファタウリに所属するピエール・ガスリーと2023年末までの契約を結んでいると強調した。レッドブル・レーシングがセルジオ・ペレスと2024年末までの契約を発表したことで、ガスリーは近い将来、レッドブルに復帰する可能性はなくなり、他チームへの移籍を本格的に検討するものとみられるが、その動きを牽制しているようにみえる。

 マルコはガスリーの将来について、『formel1.de』に対し、「ペレスと契約を結ぶ前に、私はもちろんガスリーと話をした」とコメントした。