エンジン屋が「やきもきする」LMH規定。重要度高まる“ドライバビリティ”【トヨタGR010開発の裏側(1)】

 6月11日〜12日に決勝レースが行われるル・マン24時間に向け、トヨタGR010ハイブリッドのエンジンやモーター、バッテリーなどのハイブリッドシステムを送り出す『出荷式』をトヨタ自動車東富士研究所(静岡県裾野市)で見学。その後、ハイブリッドシステムの開発に携わる2名の技術者から話を伺う機会を得た。

『アルファロメオ155』日本に来襲した英国の最強ワークスマシン【忘れがたき銘車たち】

 モータースポーツの「歴史」に焦点を当てる老舗レース雑誌『Racing on』と、モータースポーツの「今」を切り取るオートスポーツwebがコラボしてお届けするweb版『Racing on』では、記憶に残る数々の名レーシングカー、ドライバーなどを紹介していきます。今回のテーマは、全日本ツーリングカー選手権(JTCC)を戦った『アルファロメオ155』です。

【GT500車両技術詳細・トヨタ編】最高速の“余剰性能”をダウンフォースへ

 GT-RからZへ、NSXはタイプSへ。新規車種の参戦にともない、空力開発の一部が解禁された。エンジン開発においても、「燃費の良いエンジンがパワー競争も制する」先進的環境のもと、日夜の進化が続く。2022年シーズン、トヨタ、ホンダ、ニッサンの勢力図は大きく動くことが予想される。

 ここでは、メーカーの開発担当者への取材から、今季の主役たる2022年型GT500車両の開発要点に迫ってみたい(取材は開幕前に実施)。まずは2021年王者のトヨタからお届けする。

元WRC王者“ふたりのセブ”対決、ラリー・ポルトガルでふたたび【WRC Topic】

 スポット出場の2022年WRC世界ラリー選手権開幕戦『ラリー・モンテカルロ』で激しく首位を争った“ふたりのセブ”。セバスチャン・ローブ(フォード・プーマ・ラリー1)が優勝し、セバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が2位となるなど、大ベテランふたりがWRC新時代の初戦を席巻した。それから約4カ月、第4戦ポルトガルでセブ対決の第2ラウンドが実現する。

 今季、ローブはW2RC世界ラリーレイド選手権とエクストリームE選手権を、オジエはWEC世界耐久選手権を主戦場としている。そのため彼らが出場可能なWRCイベントは限られているが、5月19~22日開催のラリー・ポルトガルは幸いにもカレンダーが被っていない。

F1技術解説:第4戦(3)アップデートを控えたフェラーリ、アロンソ車のみに入れられたアルピーヌの新フロア

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った点などについて解説する。第1回「なぜレッドブルRB18は格段に速かったのか」第2回「新パーツ導入&軽量化でも改善が見られなかったメルセデス」に続く第3回では、フェラーリのアップデートプランと、アルピーヌが入れた新フロアなどについて紹介する。