スーパーGTドライバー勝手にお悩み相談ショッキング Vol.27 加藤寛規さん

 ファンのために熱いレースを展開してくれるスーパーGTドライバーたち。SNS等でも散見されますが、所属するチームやメーカーによって差はあれど、多くのドライバーが“繋がり”をもっています。そんなGTドライバーたちの横の繋がりから、お悩みを聞くことでドライバーの知られざる“素の表情”を探りだす企画をお届けしております。今回はGOODSMILE RACING & Team UKYOの谷口信輝選手から、割と同世代の先輩である加藤寛規選手に繋がりました。

メルセデスを悩ますポーパシング。『タラレバ』でホンダNSX-GT開発者に聞く解決法とフロア開発の難しさ

 フェラーリ、レッドブルが白熱したトップ争いを繰り広げるなか、5戦目を終えても未勝利でいっこうに結果が向上しないメルセデス陣営。F1界トップクラスの資金&開発力と最新シミュレーター技術で近年最強マシンを作り続けたメルセデスが、なぜここまでの低迷に……と、疑問に思う方も多いはず。そのメルセデスの低迷の一番の原因でもある今季のマシン、W13のポーパシング(バウンシング)の原因と解決法にはどのようなアプローチが必要なのか。ホンダで長年、スーパーGTに参戦するNSX-GTの空力&車体開発を担当してきた徃西友宏エンジニアに聞いた内容が興味深かった。

【GT500車両技術詳細・ニッサン編】GT-Rの弱点克服へ。Zが背負うタスク

 GT-RからZへ、NSXはタイプSへ。新規車種の参戦にともない、空力開発の一部が解禁された。エンジン開発においても、「燃費の良いエンジンがパワー競争も制する」先進的環境のもと、日夜の進化が続く。2022年シーズン、トヨタ、ホンダ、ニッサンの勢力図は大きく動くことが予想される。

 ここでは、メーカーの開発担当者への取材から、今季の主役たる2022年型GT500車両の開発要点に迫ってみたい(取材は開幕前に実施)。トヨタ編、ホンダ編に続き、最後にニッサン編をお届けする。

【GT500車両技術詳細・ホンダ編】タイプSへのベースモデル変更で各部の最適化を狙う

 GT-RからZへ、NSXはタイプSへ。新規車種の参戦にともない、空力開発の一部が解禁された。エンジン開発においても、「燃費の良いエンジンがパワー競争も制する」先進的環境のもと、日夜の進化が続く。2022年シーズン、トヨタ、ホンダ、ニッサンの勢力図は大きく動くことが予想される。

 ここでは、メーカーの開発担当者への取材から、今季の主役たる2022年型GT500車両の開発要点に迫ってみたい(取材は開幕前に実施)。前回のトヨタ編に続き、今回はホンダ編をお届けする。