23戦からなる2022年のカレンダーは、F1史上最長のものだ。たとえレース数が少なかった場合でも、ウクライナでの戦争によってチームの物流部門の仕事はいっそう厳しくなっている。
ロシアの運送会社はもはや選択肢にならないので、航空貨物の輸送能力は大幅に減少している。そして需要と供給の世界では、供給が減ると価格は上昇する。航空貨物料金が1週間のうちに80%も跳ね上がるという話もあるのだ。
23戦からなる2022年のカレンダーは、F1史上最長のものだ。たとえレース数が少なかった場合でも、ウクライナでの戦争によってチームの物流部門の仕事はいっそう厳しくなっている。
ロシアの運送会社はもはや選択肢にならないので、航空貨物の輸送能力は大幅に減少している。そして需要と供給の世界では、供給が減ると価格は上昇する。航空貨物料金が1週間のうちに80%も跳ね上がるという話もあるのだ。
アストンマーティンF1のチーム代表を務めるマイク・クラックは、散々だったF1第3戦オーストラリアGPの週末によってAMR22の開発が遅れる可能性があると述べている。
アストンマーティンは、満身創痍でメルボルンを後にした。アルバートパーク・サーキットでふたりのドライバーが喫した複数回のクラッシュのせいで、クレートは破損したパーツで一杯になった。
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1第3戦オーストラリアGPでのセルジオ・ペレスのパフォーマンスを称賛し、チームメイトのマックス・フェルスタッペンと「同格」だったと主張した。
ペレスは、開幕戦バーレーンGPでは最終盤にリタイアして表彰台を逃したが、第2戦サウジアラビアGPでは自身のキャリア初となるポールポジションを獲得した。
モナコ自動車クラブ(ACM)会長のミシェル・ボエリは、F1モナコGPは2022年以降もF1のカレンダーに残ると述べた。
F1がラスベガスやマイアミ、カタールといった新しいグランプリと契約を結んでいることから、フランスとベルギーで開催されている歴史あるF1レースの将来に疑問が投げかけられている。
ハースF1チームが元タイトルスポンサーであるウラルカリ社との契約を一方的に打ち切った後、契約金の扱いについて両者の意向に食い違いがあり、争いが法廷に持ち込まれる可能性が高まってきている。
ロシアがウクライナ侵攻を開始したことを受け、ハースはロシア企業であるウラルカリ社とのタイトルスポンサー契約、ロシア人ドライバーであるニキータ・マゼピンとのレースドライバー契約を解除した。ウラルカリ社の共同オーナー、ドミトリー・マゼピンはニキータの父親であり、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と強いつながりを持つ。
ラリーにチャレンジしたレーシングドライバーとしては、ロバート・クビサを忘れるわけにはいかない。キミ・ライコネンも一時期真剣にラリーに取り組んだが、クビサは彼以上にラリードライバーとして鍛練を重ねた。
子供の頃からラリーが好きで、地元ポーランドのラリーを観戦しに行ったこともあるという。が、10才の時にレーシングカートで頭角を現し、イタリアに渡ってからはフォーミュラのエリートコースを邁進し、F1まで上りつめた。もっとも、マカオGPのF3では2回2位に入るなどストリートコースでの速さはフォーミュラ時代から光るものがあったが。
FIAは、マックス・フェルスタッペンなど何人かのドライバーたちがF1オーストラリアGP後にセーフティカーのペースが遅いと文句を言ったことに対し、強く反論した。
オーストラリアGP決勝23周目にセバスチャン・ベッテルがクラッシュした後、セーフティカーが出動。ベテランのセーフティカードライバー、ベルント・マイレンダーが運転するアストンマーティンのセーフティカーが隊列を率いて走行した。フェルスタッペンはこの時のペースが遅すぎるという不満を示し「アストンマーティンのセーフティカーは亀のように走っている」と発言した。
アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、「あと2年か3年」はF1でレースをすることを望んでおり、彼の引退についての話は、若い才能の持ち主たちの昇格を正当化するために、「年齢を持ち出しているにすぎない」と主張している。
40歳のアロンソがもはや若手でないことは明らかだが、彼はグリッドで最も優れた才能の持ち主のひとりとして広く認められており、レースでは変わることのない闘争心を見せている。
BWTアルピーヌF1チームのフェルナンド・アロンソは、ルノーの新型パワーユニットがメルセデスに匹敵する性能を発揮していると第2戦サウジアラビアGP終了後にほのめかした。
アルピーヌの2台はサウジアラビアGPの予選で5番手と7番手を獲得。決勝レースではアロンソがウォーターポンプのトラブルでリタイアを喫したものの、エステバン・オコンは6位でフィニッシュした。