2022年F1エミリア・ロマーニャGPの土曜スプリントで、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は12番手を獲得した。角田は16番グリッドから1周目に13番手に上がり、後ろを走るルイス・ハミルトン(メルセデス)を抑えきり、終盤、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)の前に出て、12番手でフィニッシュした。
スタートで躓くも、フェルスタッペンが終盤に首位奪還。ルクレールは守りきれず2番手【スプリントレポート/F1第4戦】
4月23日現地時間16時30分、F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのスプリントが行われた。
この日は朝から好天に恵まれたが、開始1時間ほど前から雲が増えて所々で雨粒がパラつくなかでスタートを迎えた。気温は20度、路面温度は28度。FP2のロングラン結果からほぼ全車がソフトタイヤを選択し、ハース勢とニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)だけがミディアムタイヤでスタートに臨んだ。
【順位結果】F1第4戦エミリア・ロマーニャGPスプリント
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのスプリントが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップでフィニッシュした。2番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはセルジオ・ペレス(レッドブル)が続き、角田裕毅(アルファタウリ)は12番手という結果になっている。
F1第4戦金曜会見:「自分のなかで上位にいるドライバーは、今隣に座っている人ばかり」カート時代の強敵との出会いを語るラッセル
F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの舞台となるイモラ・サーキットは、アイルトン・セナ終焉の地でもある。サンマリノGPの名称で行われた1994年5月1日の決勝レース開始直後の事故で、セナは帰らぬ人となった。そのセナはかつて、「あなたにとって最高のドライバーは?」と訊かれた際、「テリー・フラートン」というまったく無名のカートドライバーの名を挙げたという。
金曜会見に出席したドライバーたちには、そのエピソードを踏まえたこんな質問が投げかけられた。「最終的にF1には来れなかったものの、カート時代に強敵と感じたドライバーはいましたか」
F1エミリア・ロマーニャGP FP2:ドライ路面でメルセデスのラッセルが最速。ペレス、ルクレールが続く
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2回目が行われ、メルセデスのジョージ・ラッセルがトップタイムをマークした。2番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は8番手だった。
ほぼ終日ウエット路面だった初日から一転、2日目のイモラ・サーキットは路面が完全に乾いている。上空には青空が広がり、気温19度、路面温度31度と、前日よりは暖かいコンディションとなった。ただし降水確率40%と、雨の不安が消えたわけではない。
【タイム結果】F1第4戦エミリア・ロマーニャGPフリー走行2回目
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行2回目が行われ、メルセデスのジョージ・ラッセルがトップタイムをマークした。2番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は8番手だった。
F1第4戦エミリア・ロマーニャGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが金曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)だ。
F1第4戦エミリア・ロマーニャGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが金曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはダニエル・リカルド(マクラーレン)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。
ガスリー予選17番手に困惑「何が起きたのか分からない。状況を理解する必要がある」F1第4戦金曜
2022年F1エミリア・ロマーニャGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは予選17番手だった。
■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
FP1 12番手(1分35秒104:インターミディエイトタイヤ/19周)
予選 17番手(Q1=17番手1分20秒732:ソフトタイヤ)
ハミルトン、代表との口論の内容は明かさず。2台Q2敗退の要因はタイヤの熱入れ:メルセデス/F1第4戦金曜
2022年F1エミリア・ロマーニャGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンは予選13番手、ジョージ・ラッセルは予選11番手だった。メルセデスが2台揃ってQ2で敗退したのは、2012年日本GP以来のこと。
トラックサイド・エンジニアリング・ディレクターのアンドリュー・ショブリンは、「我々のマシンはタイヤに熱を十分入れることができず、それが今日マイナスに働いた。長めに走るプランに移ったものの、赤旗が出たために、必要な周回数を走ることができず、雨が降り出して、タイムを更新するチャンスがなくなった。それで11番手と13番手にとどまることになったのだ」