F1第6戦スペインGP初日、フリー走行1回目でマックス・フェルスタッペンとともにレッドブルのマシンを走らせたのは、チームメイトのセルジオ・ペレスではなく、レッドブルのジュニアドライバー、ユーリ・ビップスだった。
これはペレスに何か不具合があったわけではなく、今年のF1のスポーティングレギュレーションで、「チームはシーズン中に最低2回、若手ドライバーを起用しなければならない」と若手育成のために新たに義務付けられたからだ。
F1第6戦スペインGP初日、フリー走行1回目でマックス・フェルスタッペンとともにレッドブルのマシンを走らせたのは、チームメイトのセルジオ・ペレスではなく、レッドブルのジュニアドライバー、ユーリ・ビップスだった。
これはペレスに何か不具合があったわけではなく、今年のF1のスポーティングレギュレーションで、「チームはシーズン中に最低2回、若手ドライバーを起用しなければならない」と若手育成のために新たに義務付けられたからだ。
2022年F1スペインGPの金曜、レッドブルがジュニアドライバーのユーリ・ビップスをフリー走行1回目で走らせることを決めたため、セルジオ・ペレスはフリー走行2回目からマシンに乗った。FP2でペレスは7番手タイムをマークした。
なお、ペレス車のパワーユニットには、シーズン3基目のエキゾーストシステムが入れられたことが発表されている。
2022年F1スペインGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=6番手/2=3番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=4番手/2=2番手だった。
メルセデスはここにW13のアップグレードとして、新しいフロアなどを導入している。
また、ハミルトンとラッセルのマシンには、パワーユニットの2基目のICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エキゾーストシステムが投入された。ハミルトン車にはギヤボックスのシーズン2基目も入れられている。
開幕5戦が終了し、ヨーロッパに戻ってきたF1は6戦目のスペインGPを迎えた。事実上のヨーロッパラウンド開幕戦となるこの1戦に、ライバルチームがこぞってマシンをアップデートしてきた。しかし、アルファタウリはスペインGPに新たな開発パーツを持ち込まなかった。
「そうですね、僕たちは今回、アップデートパーツは持ち込んでいません」
2022年F1スペインGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=1番手/2=1番手、カルロス・サインツはフリー走行1=2番手/2=4番手だった。
フェラーリは、一日を振り返り、マシンにはシングルラップの速さはあるが、レースペースに関しては改善の余地があると述べている。
今回フェラーリはアップグレードとして、新しいリヤウイング、フロアの導入、DRSメカニズムの修正などを行った。
なお、金曜の時点でルクレール車にシーズン2基目のギヤボックスが投入されたことが発表された。
2022年F1スペインGPの金曜、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはフリー走行1=3番手/2=5番手だった。FP1でもFP2でも、トップのシャルル・ルクレール(フェラーリ)とは0.336秒差だった。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
フリー走行1=3番手(1分20秒164:ソフトタイヤ/28周)/2=5番手(1分20秒006:ソフトタイヤ/27周)
2022年F1スペインGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=10番手/2=14番手だった。
チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、一日を振り返って、次のように語った。
「FP1では、2台のマシンによる空力およびメカニカル面での広範囲にわたるテスト計画を立て、それによってグランプリ前のセオリーを確認することができ、そこで学んだことをFP2に役立てることができた」
2022年F1第6戦スペインGPのフリー走行2回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)となっている。アルファタウリの角田裕毅は14番手だった。
FP2は、午後5時から始まった。この時期のスペインの日没時間は午後8時59分と日本よりかなり遅く、この時間でも気温は30.8度まで上がった。路面温度は逆にFP1よりやや下がって、44.9度。計測地点がたまたま日陰だったという関係もありそうだ。いずれにしても、かなりの高温コンディションであることに変わりはない。
2022年F1第6戦スペインGPのフリー走行2回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はジョージ・ラッセル(メルセデス)、3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)となっている。アルファタウリの角田裕毅は14番手だった。
2022年F1第6戦スペインGPのフリー走行1回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は10番手だった。
スペインGPは、真夏のような暑さで始まった。初日FP1の始まる午後2時の時点で、気温28.6度、路面温度45.2度、天候は快晴。セッション中の降水確率は0%だ。