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 2022年F1スペインGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=10番手/2=14番手だった。

 チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、一日を振り返って、次のように語った。

「FP1では、2台のマシンによる空力およびメカニカル面での広範囲にわたるテスト計画を立て、それによってグランプリ前のセオリーを確認することができ、そこで学んだことをFP2に役立てることができた」

「FP2では、ソフトタイヤでのショートランパフォーマンス、それからロングランパフォーマンスに焦点を当て、決勝でのベストタイヤについて評価を行った。ソフトタイヤが最もグリップが良いが、ミディアムとハードに比べるとデグラデーションが高い。日曜は週末で最も気温が高くなると予想されており、決勝に向けたベストチョイスについて検討する必要がある」

「FP2に向けてマシンに変更を加えたが、どちらのドライバーもバランスには満足していなかったので、データを分析し、明日に向けてベストな状態にマシンのセットアップを仕上げるため、今夜たくさんの作業に取り組む必要がある」

2022年F1第6戦スペインGP 角田裕毅(アルファタウリ)
2022年F1第6戦スペインGP 角田裕毅(アルファタウリ)

■角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)
フリー走行1=10番手(1分21秒814:ソフトタイヤ/28周)/2=14番手(1分21秒285:ソフトタイヤ/29周)

 今のところマシンにあまり満足していません。予選Q3進出を目指すためには、明日に向けてたくさんの仕事に取り組む必要があります。でも可能だと思っていますし、あと1回プラクティスがあるので、マシンに変更を加え、このパッケージから最大限の力を引き出すための作業を行うことができます。

 今のところ、今週末はスムーズに進んでいます。この調子で続けていき、日曜にポイントを目指せるといいですね。