シューマッハーはプレッシャーに苦しんでいるのか。ハースF1代表はクラッシュに痺れを切らすも「どう前進するか考える」

 ミック・シューマッハー(ハース)のF1キャリアは幾度もの浮き沈みがあり、波乱万丈だ。目下のところ、それは下降線を辿っている。シューマッハーはF1第7戦モナコGPで大クラッシュを喫し、彼のマシンは真っ二つになった。

 モナコGPの決勝レースの27周目に起きたクラッシュは、彼のマシンがやはり真っ二つになった第2戦サウジアラビアGPの予選でのクラッシュから、わずか2カ月後のことだった。両方のクラッシュはドライバーのエラーが原因であり、シューマッハーはあまりにも無理をし過ぎているように見える。

レッドブルF1、セルジオ・ペレスとの契約を2024年まで延長「僕たちはとてもうまくいっている」

 F1世界選手権に参戦するオラクル・レッドブル・レーシングは5月31日、チームのドライバーであるセルジオ・ペレスとの契約を2024年まで延長したことを発表した。

 2021年シーズンからレッドブルF1に加入したペレスは、アゼルバイジャンGPでの優勝をはじめとする4度の表彰台を獲得し、最終戦アブダビGPではチームメイトであるマックス・フェルスタッペンのタイトル獲得に大きく貢献した。

「ルクレールを1周早く入れるか、ステイアウトさせるべきだった」フェラーリF1代表、タイヤ交換の判断を誤ったと認める

 フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、F1第7戦モナコGPの決勝において、ドライバーたちを1回目のピットストップに呼んだ判断はタイミングが誤っており、タイヤ交換はもっと早いタイミングか、あるいはもっと遅い段階で行われるべきだったと考えている。

 シャルル・ルクレールとカルロス・サインツは、レース序盤ではレッドブルのライバルたちに差をつけていた。トラックコンディションは改善してきていたので、フェラーリは次のステップを考え始めた。

ペレスとフェルスタッペンの差は「ゼロに等しい」とレッドブルF1代表。タイトル獲得の可能性は“同じ程度”だと語る

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、2022年F1第7戦モナコGPを制したセルジオ・ペレスについて、今シーズンのタイトル争いではチームメイトのマックス・フェルスタッペンに肩を並べたと語った。

 自身の完璧なドライビングとチームの適切な戦略とが相まって、ペレスはF1キャリアで3度目の優勝と25ポイントを獲得した。これにより、ドライバーズランキングではシャルル・ルクレール(フェラーリ)からわずか6ポイント差、フェルスタッペンからは15ポイント差の3番手につけた。

オコン「結果には納得できない。ポイントを獲れずにモナコを去るなんて悔しい」:アルピーヌ F1第7戦決勝

 2022年F1第7戦モナコGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのエステバン・オコンは12位でレースを終えた。

 オコンは9位でフィニッシュしたものの、ルイス・ハミルトン(メルセデス)との接触を引き起こしたとして5秒のタイムペナルティを受けて12位となった。またこの一件でオコンにはペナルティポイントが1ポイント追加された。