【動画】14台のマクラーレンF1が「30周年」を祝い一同に集い走行する姿を披露!ゴードン・マレーT.50も参加し場を盛り上げる

| ロードカーのマクラーレンF1のみではなくレーシングカーのF1 GTRロングテールも | これらの姿を実際に見ることができた人々は幸運だと思う さて、先日は「マクラーレンF1を14台フェリーに積み込 …

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【中野信治のF1分析/第7戦】裏目に出た王道戦略。契約延長のペレスの活躍と来季の昇格が消えた角田裕毅に求めるもの

 2022年シーズンのF1は新規定によるマシンの導入で昨年までとは勢力図もレース展開も大きく変更。その世界最高峰のトップバトル、そして日本期待の角田裕毅の2年目の活躍を元F1ドライバーでホンダの若手育成を担当する中野信治氏が独自の視点でレースを振り返ります。今回の第7戦モナコGPは大雨のスタートとなった決勝で、路面がどんどん変わっていくなか、チームの戦略が大きなポイントとなりました。レース後にはレッドブルがペレスとの契約延長を発表したニュースを踏まえ、中野氏が解説します。

F1ルーキーシーズンは「浮き沈みがある」と周冠宇。僚友ボッタスとのW入賞を目指して集中、将来の心配はせず

 F1ドライバーの多くは、初めてのF1レースでポイントを獲得できないものだが、周冠宇はそれをやってのけた。初の中国人ドライバーである周は今年3月の開幕戦バーレーンGPで10位でフィニッシュしたのだ。

 だがそれ以降、周は少々苦戦しているようだ。チームメイトのバルテリ・ボッタスは第2戦サウジアラビアGP以外のすべてのレースでポイントを獲得しているが、周はバーレーンでの1ポイントのみに留まっている。またボッタスは40ポイントを獲得して世界選手権8位につけているが、周は1ポイントのため18位となっている。

フェルスタッペン、選手権の差は気にせずパフォーマンスを重視「優れたF1マシンは自信を与えてくれる」

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、通常はシーズン序盤にF1ドライバーズ選手権に関心を持つことはないと述べ、唯一の関心事はマシンのパフォーマンスだけだと主張している。

 F1第7戦モナコGPを3位でフィニッシュしたフェルスタッペンは、ドライバーズ選手権におけるフェラーリのシャルル・ルクレールとの差を9ポイントに広げた。一方でチームメイトのセルジオ・ペレスは、モナコでの優勝のおかげでフェルスタッペンに15ポイント差まで追いついてきた。

「我々にできるのは、懸命に仕事を続けることだけ」マクラーレンF1代表、苦戦の続くリカルドをサポート

 マクラーレンのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、マクラーレンとダニエル・リカルドが、彼のパフォーマンスを改善するために相互に懸命に取り組んでいると述べている。

 マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンの発言や、リカルドの芳しくない結果を受けて、最近は彼のF1での将来に関するうわさが飛び交っている。ブラウンはリカルドに関して、2021年の加入以来、彼がマクラーレンの期待に応えていないと明確に述べた。

ガスリーをアルファタウリF1に残留させたいレッドブル。ジュニアドライバーに後任の適任者なし

 レッドブル・レーシングが、セルジオ・ペレスとの契約を2024年末まで延長したことで、現在アルファタウリで走るピエール・ガスリーは、近い将来、レッドブルに昇格する可能性がなくなり、レッドブルファミリー離脱を考えるものとみられている。ガスリーが移籍する場合、レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは後任を探す必要がある。

 現在レッドブル・ジュニアチームのドライバーでF2選手権に参戦しているのは、リアム・ローソン、ユアン・ダルバラ、ユーリ・ビップス、デニス・ハウガー、岩佐歩夢の5人だ。しかしこのなかにガスリーの後任にふさわしいドライバーがいるかどうかが問題だ。3人はF2で比較的長く走りながら、目立った成績を残していない。他のふたりは今年F2に昇格したばかりで、経験不足だ。

フェルスタッペンへの抗議で明白になった規則変更。F1レースディレクターが文書を「カット&ペースト」で混乱発生

 F1モナコGP決勝で、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はピットアウト時にピットレーン出口のラインを踏み、タイヤの一部がラインの外に出たものの、ペナルティを受けなかった。国際モータースポーツ競技規則の文言が変更されたことが周知されていなかったために混乱が起きた。

 フェルスタッペンとセルジオ・ペレス(レッドブル)が共に、ピット出口のイエローラインの右側を維持しなかったとして、フェラーリは抗議を行った。

【全ドライバー独自採点/F1第7戦】一貫してフェルスタッペンより速かったペレス。角田はドライ3種で戦うも好転せず

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。

 2022年F1第7戦モナコGPは、決勝スタート直前に雨が降り出し、レース中に路面が乾いていくという難しいコンディションに。シャルル・ルクレール(フェラーリ)はポールポジションから余裕の勝利を飾るかに思われたが、フェラーリが適切なピットストップ戦略で対応することができず、まさかの4位に沈んだ。優勝したのは、週末を通してチームメイトのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)より速さがあったセルジオ・ペレス(レッドブル)だった。モナコGPでのそれぞれのドライバーたちの戦いぶりを、バスコンセロス氏が振り返る。

ニューウェイ、F1マシンの大型・重量化を批判「間違った方向に進んでいる」

 レッドブル・レーシングのチーフテクニカルオフィサーを務めるエイドリアン・ニューウェイは、レギュレーション変更によって、マシンがより大きく、重くなり、空力効率が優れていないものに変化していることについて、F1は間違った方向に進んでいると主張した。

 F1は、オーバーテイクならびにコース上でのショーを改善する一方で、チーム間の序列をリセットすることを目的に、2022年に大規模なレギュレーション変更を行った。F1のスポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンと、彼のエンジニアチームが膨大な研究とチームとの協議を行って生み出した新レギュレーションで、これまでのところ、目標は概ね達成されている。

フェラーリF50付属のラゲッジセットが競売に登場!F50のコンセプトは「公道を走るF1」だがエレガンスも忘れない。もちろんスケドーニ製

| 現在は100万円を超えてぐんぐん価格上昇中 | 実際に使用することはないだろうが、コレクションとしては価値がある さて、フェラーリF50は「公道を走るF1」というコンセプトで企画され、実際に「ブッ …

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