2022年F1スペインGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは8位入賞を果たした。チームによると、ノリスはこの週末はずっと体調が良くなかったということで、レース前にかなり調子が悪そうな様子が見られていた。過酷な暑さのなか、レースを走り切った後、ノリスは、マクラーレンのチームドクターの元に向かった。チームによると、ノリスは扁桃炎にかかっているということだ。
ボッタス6位「アップグレードの効果を確認。戦略を誤ったのは残念だった」アルファロメオ/F1第6戦
2022年F1スペインGP決勝で、アルファロメオのバルテリ・ボッタスは6位入賞を果たした。
■バルテリ・ボッタス(アルファロメオ・F1チーム・オーレン)
決勝=6位
7番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ミディアム
「本当に悔しい」ガスリー、マシンダメージとペナルティで13位。ストロールには謝罪/F1第6戦決勝
2022年F1スペインGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは13位で完走を果たした。ランス・ストロール(アストンマーティン)と接触した件で、ガスリーは5秒のタイムペナルティとペナルティポイント2を科された。
■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
決勝=13位
14番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ソフト→ソフト
ハミルトン、19番手から挽回し5位「トップ勢に近いペースで走れた。パンクがなければどこまで行けたかな」/F1第6戦
2022年F1スペインGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは5位を獲得した。スタート直後、ケビン・マグヌッセン(ハース)が仕掛けてきた際に接触、ハミルトンのタイヤはパンクし、ピットに戻らなければならず、1周目に19番手まで後退、トップとの差は50秒以上に広がってしまった。
しかしレースペースは非常に良く、51周目にはその時点でのファステストラップを記録、セーフティカー出動がないなかで、60周目には4番手に浮上した。ジョージ・ラッセルの後ろのその位置でフィニッシュするかに思われたが、メルセデスの2台に水漏れの問題が発生、確実に完走するためにペースを落とすようチームから指示され、いったん抜いたカルロス・サインツ(フェラーリ)に抜き返されて、5位でチェッカーを受けた。
レッドブル&HRC密着:ピットストップ戦略とペレスのサポートで、DRSトラブル&ミスに対処。両選手権でトップに浮上
F1第6戦スペインGPの12周目、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のレースエンジニアを務めるジャンピエロ・ランビアーゼが無線でこう告げる。
「前の周にDRSのフラップが開いていなかったから、次の周にもう1回チャレンジしてみてほしい」
13周目のホームストレートで前を走るジョージ・ラッセル(メルセデス)の1秒以内につけていたフェルスタッペンは、再びDRSのボタンを押すが、リヤウイングはまたも開かなかった。
レッドブル代表「タイトル争いにおいて極めて重要な1-2」チームプレーを受け入れたペレスには感謝/F1第6戦
2022年F1スペインGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは1位、セルジオ・ペレスは2位に続き、今季2回目の1-2フィニッシュを達成した。
ドライバーズ選手権ではフェルスタッペンがシャルル・ルクレール(フェラーリ)を抜き、コンストラクターズ選手権でもレッドブルがフェラーリを抜き、それぞれトップに立った。
ラッセル3位表彰台「マックスと真の戦いができて満足。彼を手こずらせたんじゃないかな!」F1第6戦
2022年F1スペインGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは3位でフィニッシュ、シーズン2回目の表彰台を獲得した。
スタートで3番手に上がり、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のコースオフで2番手に。その後、長くフェルスタッペンからポジションを守り続けて、レースの見せ場を作った。
最後のピットストップを終えた時点で4番手、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)を抜いて3番手に上がった。終盤、メルセデスの2台には水漏れの問題が発生したが、ラッセルは3位を守り切ることができた。
【角田裕毅F1第6戦密着】暑さとマシンフィーリングに苦しみながらもポイント獲得「いつも以上に厳しい戦いだった」
トップから1周遅れで65周のF1第6戦スペインGPのレースを走り切った角田裕毅(アルファタウリ)は、パルクフェルメにマシンを停め、車検室で体重を測定すると、いつものようにガレージ裏に出てきた。そこでヘルメットをトレーナーに渡すと、広報からタオルを受け取るまえに、両手をひざにつき、ぐったりとうなだれた。
この日のカタロニア・サーキットはレーススタート時の気温が36℃、路面温度は49℃と真夏を思わせる高温となった。しかもカタロニア・サーキットには高速コーナーが3つあり、体力的に厳しいサーキット。角田だけでなく、多くのドライバーがレース後、ここで疲労困憊する姿を見せていた。
【2022年F1第6戦スペインGP決勝速報】レッドブル1-2フィニッシュ ドライバーズ&コンストラクターズの両方でフェラーリを抜き首位に!
F1: バルセロナ。フェルスタッペンはルクレールのドラマから恩恵を受ける。マックス フェルスタッペンがバルセロナで行われたスペインGPで、フェラーリのマシン不具合と力強い走りで圧勝。 マックス フェルスタッペンが今季4勝 […]
ルクレール、突然のPUトラブルで勝利を失う「何の兆候もなく突然壊れた」フェラーリは本拠で早急に調査へ/F1第6戦
2022年F1スペインGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールはトラブルによりリタイア、カルロス・サインツは4位だった。
ルクレールはポールポジションからトップを快走中に、パワーユニットのトラブルが発生、ゆっくりとピットに戻り、そのままリタイアした。
サインツは、3番グリッドからスタートで5番手までポジションを落とし、7周目にコースオフし、11番手まで後退した。終盤、ルイス・ハミルトン(メルセデス)に抜かれて5番手でフィニッシュするかと思われたが、ハミルトンがトラブルにより大幅にペースを落とさざるを得なかったため、サインツは残り2周のところで4番手に上がり、その位置でフィニッシュした。