「他人のミスの代償を支払う羽目になった」サインツ、接触に怒りもリカルドの謝罪を受け入れ:フェラーリ/F1第4戦

 2022年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、フェラーリのカルロス・サインツはオープニングラップで、ダニエル・リカルド(マクラーレン)と接触したことで、リタイアを喫した。

 このインシデントをスチュワードは審議対象にはしなかったが、リカルドはレース後、フェラーリのモーターホームを謝罪のために訪れた。また、SNSを通して「1周目のインシデントにより自分のレースもカルロスのレースも台無しにしてしまった。彼に申し訳なく思う。本当にがっかりしている」とコメントしている。

スピンで3位を逃したルクレール、チームとファンに謝罪「欲張りすぎてポイントを失った」フェラーリ/F1第4戦決勝

 2022年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは6位でフィニッシュした。2番グリッドだったが、スタートで4番手に落ち、8周目にひとつポジションを取り戻した。終盤、ソフトタイヤに交換して前を行くセルジオ・ペレス(レッドブル)を追っている時にコースオフし、バリアにヒット。幸いコースに復帰できたものの、ピットストップせざるを得ず、いったん9番手に落ち、そこから挽回していったが6位フィニッシュにとどまった。

ペレス2位「ルクレールとの戦いはハードだった。難コンディションでミスなく走り素晴らしい結果をつかんだ」F1第4戦

 2022年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは2位を獲得した。マックス・フェルスタッペンが優勝したことで、レッドブルは、2016年マレーシアGP以来の1-2を達成した。

 3番グリッドのペレスは、スタートでシャルル・ルクレール(フェラーリ)を抜いて2番手に浮上、その後、ルクレールにそのポジションを譲ることなくチェッカーを受けた。スプリントで3番手を獲得したため、今週末合計24ポイントを稼ぎ、ドライバーズランキングで3位にポジションを上げた。

フェルスタッペン、グランドスラム&最大得点で選手権2位に「完璧な週末だった。この調子で勝ち続けたい」/F1第4戦

 2022年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは今季2勝目を挙げた。ポールポジションから全63周をリードし、ファステストラップも記録して、グランドスラムを達成。2位にセルジオ・ペレスが入ったため、レッドブルにとっては2016年マレーシアGP以来の1-2となった。

 フェルスタッペンは土曜スプリントも制し、今週末、最大ポイントの合計34ポイントを獲得、ドライバーズランキングで一気に2位に浮上した。首位シャルル・ルクレール(フェラーリ)との差は27点に縮まった。

角田裕毅7位「ホームで入賞できて最高に嬉しい」代表は「エキサイティングなパフォーマンス」と称える/F1第4戦決勝

 2022年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は7位を獲得した。

 12番グリッドから1周目に10番手、5周目に9番手に上がり、タイヤ交換後も9番手を走行。後方のランス・ストロール(アストンマーティン)から仕掛けられた際にもポジションを守り、47周目にはケビン・マグヌッセン(ハース)を抜き、54周目にはセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)をかわし、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のピットストップにより6番手に浮上。63周のレースの62周目にルクレールに抜かれたが、7位でフィニッシュし、6点を獲得した。

フェルスタッペン完勝、レッドブルがW表彰台を獲得。ルクレールは終盤に痛恨のスピン【決勝レポート/F1第4戦】

 4月24日現地時間15時、F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの決勝が行われた。

 午前中は晴れ間が広がっていたが、正午になって雲が増え急に雨が降り出してウエットコンディションに。雨は14時に上がったものの、気温は12度、路面温度は18度というコンディション。路面は濡れたままでインターミディエイトタイヤを履いてスタートに臨んだ。

F1第4戦エミリア・ロマーニャGPスプリントトップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのスプリント予選が行われ、1番手〜5番手のドライバーが土曜日を振り返った。1番手〜5番手のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)だ。

F1第4戦エミリア・ロマーニャGPスプリントトップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのスプリントが行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはダニエル・リカルド(マクラーレン)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ミック・シューマッハー(ハース)だ。

メルセデス、DRSトレインに苦しみ困難な一日に。代表、ハミルトンとの口論映像について「対立は一切ない」/F1第4戦

 2022年F1エミリア・ロマーニャGPの土曜スプリントで、メルセデスのルイス・ハミルトンは14番手、ジョージ・ラッセルは11番手だった。ふたりとも1周目に順位を下げ、その後、DRSトレインのなかで走り、ポジションを大幅に上げることができなかった。

 トト・ウォルフ代表は「フリーエアのなかで走れば、ここ数戦同様にポジションを上げていくことができたのだろうが、DRSトレインのなか、隊列の後ろを走っているときには、我々のマシンはポジションを上げられるだけのパフォーマンスを発揮しなかった」と語った。