SF NEXT50開発車両の“赤虎”“白虎”がミニカーに。5月末までの期間限定で発売

 JRP日本レースプロモーションは4月26日、『SUPER FORMULA NEXT50(SF NEXT50)』開発テストカー、通称“赤虎”“白虎”の1/43スケールミニカーを発売すると発表した。

 全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営するJRPは昨年、「ドライバーズファースト」「カーボンニュートラルの実現」などを掲げたSF NEXT50プロジェクトを発表し、2022年4月から次世代フォーミュラカーの開発テスト車両である、通称“赤虎(Red Tiger)”と“白虎(White Tiger)”を用いた走行テストを実施している。

B-Max Racing Team初のスーパーフォーミュラ勝利に組田龍司総代表も喜び「最高のひと言につきる」

 4月25日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦。レースはウエットコンディションのなか、松下信治(B-Max Racing Team)が劇的な逆転スーパーフォーミュラでの初優勝を飾った。そしてこの優勝は、2017年からスーパーフォーミュラに挑んできたB-Max Racing Teamにとっても初めての国内最高峰フォーミュラでの優勝となった。チームの組田龍司総代表にレース後、喜びの声を聞いた。

新素材カウルで“赤虎”“白虎”が鈴鹿を走行。現時点の課題は3つ/次世代車両開発テスト

 この先の50年を見据えた次世代車両の開発のため、4月から始まっているスーパーフォーミュラの開発テスト。第3戦明けの4月25日から2日間、三重県の鈴鹿サーキットで第2回目となるテストが行われ、通称“赤虎”“白虎”と呼ばれる2台のSF19テスト車両が、石浦宏明と塚越広大の手により精力的に周回を重ねた。

ホンダ 2022スーパーフォーミュラ第3戦鈴鹿 レースレポート

松下信治がウエットで圧倒的速さを見せ、9番手から逆転で初優勝  4月23日(土)~24日(日)、三重県鈴鹿サーキットで全日本スーパーフォーミュラ選手権シリーズ第3戦が開催されました。公式予選が行なわれた23日(土)の鈴鹿 …

「無事だったのはレベルが高い証」「雨でもタイヤ交換あっていい」「ドライの方が問題は根深い」【SF Mix Voices 第3戦決勝】

 今季、全日本スーパーフォーミュラ選手権のセッション後に設けられている“メディア・ミックスゾーン”。全ドライバーが1箇所に集まり同時にメディア対応を行うという、F1やWECなど海外レースではおなじみの取り組みだ。この記事ではそこで聞けたドライバーたちの“声”を、可能な限りお伝えする。

 ウエットレースとなった第3戦鈴鹿決勝終了後、ミックスゾーンでのドライバーのコメントをお届けしよう。

■サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING) 予選3番手/決勝4位

まさかの途中ピットイン。後退を余儀なくされた山下・宮田・坪井、それぞれの事情【第3戦鈴鹿決勝】

 ウエットコンディションでのレースとなった全日本スーパーフォーミュラ選手権の第3戦鈴鹿決勝。初優勝を飾った松下信治(B-MAX Racing Team)をはじめ、雨を味方につけたドライバーが上位に食い込んだ一方、途中にタイヤ交換を余儀なくされるなどして、大きくポジションを落としてしまい、苦しいレース展開を強いられたドライバーもいた(ウエットタイヤスタートの場合、タイヤ交換義務はない)。

 彼らにはいった何が起きていたのだろうか。レース後、3人のドライバーを直撃した。

「1勝くらいでは涙は出ない」初優勝の松下信治。「これまで空回りしていた」本山哲監督【SF第3戦鈴鹿決勝トップ3会見】

 4月24日に鈴鹿サーキットで決勝を迎えた2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦鈴鹿。決勝後の会見でスーパーフォーミュラ初優勝を飾った松下信治(B-Max Racing team)、2位の野尻智紀(TEAM MUGEN)、3位の牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、そしてB-Max Racing teamの本山哲監督がレースを振り返った。

トップ争いで圧巻の大外刈り。松下信治&B-Maxが大逆転のスーパーフォーミュラ初優勝 【第3戦鈴鹿決勝レポート】

 2022年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦決勝(31周)が4月24日に鈴鹿サーキットで決勝が行われ、ウエットレースのなか予選9番手からスタートした松下信治(B-Max Racing Team)が逆転優勝。スーパーフォーミュラ参戦3年目にして初優勝を飾った。ポールシッターの野尻智紀(TEAM MUGEN)は終盤までトップを守る展開だったが、残り4周で牧野をかわして2番手に上がった松下に急接近され、1コーナーで大外刈りを決めてトップを奪った松下がそのまま優勝を奪う展開となった。2位の野尻は終盤の後退で連勝を逃したもののランキングトップをキープ。3位には牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が入り今季初表彰台を獲得した。

【順位結果】2022スーパーフォーミュラ第3戦鈴鹿 決勝レース

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦の決勝レースが三重県の鈴鹿サーキットで4月24日に行われ、今季はじめてのウエットレースとなったなか、松下信治(B-Max Racing team)が大逆転でスーパーフォーミュラ初優 …

【タイム結果】雨でコースオフ続出。平川亮が最速/スーパーフォーミュラ第3戦鈴鹿 日曜フリー走行

 全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦が行われている鈴鹿サーキットは4月24日、決勝日を迎えた。朝から雨粒がサーキットに落ちるなか、日曜フリー走行では平川亮(carenex TEAM IMPUL)がトップタイムをマークしている。