マクラーレン移籍2年目を迎えたリカルド「すべてが以前より自分に馴染んだ」と自らの進歩に自信

 2022年にマクラーレン移籍2年目を迎えたダニエル・リカルドは、昨年苦労したマシンへの適応が進んだことで、今シーズンはより早い段階から結果を残せると考えている。

 2021年にルノーからマクラーレンに移籍したリカルドだが、その最初のシーズンは決して理想的なものではなかった。自身のドライビングスタイルがマクラーレンのマシン特性と噛み合わず、特にシーズン序盤においてはチームメイトのランド・ノリスに遅れをとる形となった。

フェラーリF1代表、終盤にプッシュしたルクレールの選択を支持「限界まで走るのは彼らの仕事」/F1第4戦

 フェラーリF1のチーム代表であるマッティア・ビノットは、2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP決勝の終盤にシャルル・ルクレールがプッシュする決断を下したことについて、その後彼が表彰台を逃すミスを犯したとはいえ、悔やむようなことはないと語った。

 決勝レースの大半で、ルクレールは先行するレッドブルのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスに続く3番手を走っていたが、追い上げてアタックをかけるまでには至っていなかった。

2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)だ。

2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、角田裕毅(アルファタウリ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、ランス・ストロール(アストンマーティン)だ。

ボッタス5位「フィーリングのいいマシンで力強いレースができた」アルファロメオ/F1第4戦決勝

 2022年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、アルファロメオのバルテリ・ボッタスは5位を獲得した。

■バルテリ・ボッタス(アルファロメオ・F1チーム・オーレン)
決勝=5位
7番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム

 楽しいレースだった。ポイントを獲れるのはいつだっていいものだし、本当にフィーリングのいいクルマで力強いレースができた。あらゆることがうまく行って満足だよ。ピットストップでわずかなタイムロスはあったものの、それでも10点を持ち帰れたのだから良しとしたい。

アストンマーティンが今季初入賞。ベッテル「ようやくスタートラインから一歩踏み出すことができた」/F1第4戦決勝

 2022年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは8位、ランス・ストロールは10位を獲得した。アストンマーティンは、今回シーズン初入賞を飾った

■セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム)
決勝=8位
13番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム

 8位でフィニッシュできたのは、チームが本当にいい仕事をして、あらゆることを最大限に生かしたからだ。ここまで厳しい状況の中でハードワークを続けてきたチームにとって、これはとても重要な成果だ。

マグヌッセン9位「スプリントとメインレースの両方でポイントを獲得。いい週末だった」ハース/F1第4戦

 2022年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、ハースのケビン・マグヌッセンは9位を獲得した。

■ケビン・マグヌッセン(ハースF1チーム)
決勝=9位
8番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ミディアム

 今回もポイントを獲得できた。それも土曜と日曜の2回だ。そう考えれば、いい週末だったね。予選は4番手だったので、当初はものすごく期待が高まっていたけど、まず僕ら自身が落ち着いて現実的になる必要があった。

ガスリー12位「DRSトレインに引っかかり、どうしようもなかった」:アルファタウリ/F1第4戦決勝

 2022年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは12位でフィニッシュした。17番グリッドからスタートで14番手、6周目に13番手に上がった。ピットストップの後はずっとアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)のすぐ後ろを走り続けたが、抜くことができず。13番手でフィニッシュし、エステバン・オコン(アルピーヌ)のペナルティで12位となった。

「運転不可能なマシンに乗せてしまい申し訳ない」メルセデス代表からハミルトンに謝罪の言葉/F1第4戦

 2022年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは13位にとどまり、ノーポイントに終わった。

 14番グリッドからスタートでふたつ順位を上げ、さらにひとつ上げ、6周目には11番手に。しかしその後、前のグループに引っかかったままポジションを上げられず、さらにピットストップの際にピットレーンで目の前にエステバン・オコン(アルピーヌ)に割りこまれる形になり、ピットアウトした際には14番手まで順位を落としてしまった。セカンドスティントもDRSトレインの中で走り続け、マシンの直線スピードが遅いため、最後まで前のピエール・ガスリー(アルファタウリ)を抜けないまま、リーダーから1周遅れの14番手でフィニッシュ。オコンがペナルティを受けたことでひとつ順位が繰り上げられた。

レッドブル&HRC密着:「こんな結果になると思っていなかった」ウエットでアップデートの効果は見えずも、総合力で上回る

 F1第4戦エミリア・ロマーニャGPで優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、こう言って今シーズン初のポール・トゥ・ウインを喜んでいた。

「チームとして1-2フィニッシュを達成できて、信じられないくらいにうれしい。本当に最高の1日になった! 今日はすべてがうまくいった。この週末に入る前は、こんな結果になるなんて思ってもみなかった」