角田裕毅予選13番手「マイアミと異なりペースに苦しんでいるが、マシンの力を最大限に引き出して戦った」/F1第6戦

 2022年F1スペインGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は13番手を獲得した。

 テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは一日を次のように振り返った。

「難しい一日だった。バルセロナではマシンが望んでいた状態ではないのだ」

「ドライバーたちはふたりとも、予選でマシンから最大の力を引き出すために頑張ってくれたが、バランスが適切な状態ではなかったため、今回はQ3に進むことはできなかった。この問題を解決することに集中している」

【角田裕毅F1第6戦密着】今後のアップデートに向け走行データ収集を重視。初日14番手も「全体としては悪くない」

 開幕5戦が終了し、ヨーロッパに戻ってきたF1は6戦目のスペインGPを迎えた。事実上のヨーロッパラウンド開幕戦となるこの1戦に、ライバルチームがこぞってマシンをアップデートしてきた。しかし、アルファタウリはスペインGPに新たな開発パーツを持ち込まなかった。

「そうですね、僕たちは今回、アップデートパーツは持ち込んでいません」

角田裕毅初日14番手「まだマシンに満足していない。予選Q3進出のためセットアップを仕上げていく必要がある」/F1第6戦

 2022年F1スペインGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅はフリー走行1=10番手/2=14番手だった。

 チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、一日を振り返って、次のように語った。

「FP1では、2台のマシンによる空力およびメカニカル面での広範囲にわたるテスト計画を立て、それによってグランプリ前のセオリーを確認することができ、そこで学んだことをFP2に役立てることができた」

角田裕毅「熟知したスペインで良い戦いができると思う。接戦のなか入賞を果たしたい」/F1第6戦プレビュー

 アルファタウリF1チームの角田裕毅は、今週末のF1第6戦スペインGPでチームと共に高い競争力を発揮できると感じており、ポイント獲得を目標にしている。

 前戦マイアミGPで角田は、予選でQ3に進出し、9番手を獲得。しかし決勝ではミディアムタイヤでのファーストスティントで苦戦し12位と、入賞には届かなかった。

【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第5戦】ポジティブとネガティブが混在した週末。アドバイスは「少し落ち着け」

 2022年、アルファタウリの角田裕毅は、F1での2シーズン目を戦っている。昨年に続き、エディ・エディントン氏が、グランプリウイークエンドを通して角田の動きをくまなくチェックし、豊富な経験をもとに、彼の成長ぶり、あるいはどこに課題があるのかを忌憚なく指摘する。今回は2022年F1第5戦マイアミGPについて語ってもらった。

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 ウチの娘たちは、事あるごとに「お父さん、ちょっと落ち着いたら」と言うのだが、親に向かってなぜああいうものの言い方をするのだろうか。私が若いころには父親に対してそんな風にずけずけとものを言う勇気はなかったし、そんな口の利き方をしたら、すぐさま頭を叩かれただろう。

「そんな話を聞きたいんじゃない」とか君が言い出す前に、話題を戻そう……あれ、何の話だっけ? 冗談、冗談、もちろんマイアミでの角田裕毅についての話だ、分かってるって!

【動画】フェルスタッペンと角田裕毅が水陸両用車レースで直接対決。ずぶ濡れバトルの勝敗は

 2022年F1第5戦マイアミGPを前に、フロリダで水陸両用車でのレースに挑んだマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と角田裕毅(アルファタウリ)。ふたりの直接対決の行方はいかに。

 AMAスーパークロスチャンピオンのジェット・ローレンス、東京五輪にも出場したスケートボーダーのザイオン・ライトとともに、フロリダ州ネープルズにやってきたフェルスタッペンと角田。4人がここで挑戦するのは、1949年から続くこの街の名物『スワンプ・バギーレース』だ。

「無線で叫んでも意味がない」角田裕毅が明かした2年目の変化。チームとポジティブな会話で次のステップへ

 角田裕毅(アルファタウリ)が、2021年にたびたび話題になった無線での言動について、2022年はある変化があったことを明かした。

 角田は2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPで予選16番手から着実に順位を上げ、7位フィニッシュでポイントを獲得。2年目となるシーズンの成長を印象づけた。

『The Race』によると、第4戦終了後に「次のステップに進んだ」と自らのドライビングを振り返った角田は、その一環として無線に対するアプローチの仕方が変わったことを明らかにした。

【角田裕毅F1第5戦密着】「最初からペースがなくて厳しい状況」土曜日のセットアップ変更が影響した可能性も

 なぜ、予選で9番手を獲得した角田裕毅(アルファタウリ)が、F1第5戦マイアミGPの決勝レースで、ポイントを獲得できなかったのか。

 レース後、角田はその理由を次のように語っている。

角田裕毅、トップ10圏内にとどまれず「今日のパフォーマンス不足は悔しい」チームは苦戦の原因を調査へ/F1第5戦

 2022年F1マイアミGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は12位を獲得した。角田は13番手でフィニッシュしたものの、他者がペナルティで降格されたため、12位に繰り上がった。

 テクニカルディレクターのジョディ・エギントンは角田のレースについて、次のように振り返った。

F1第5戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第5戦マイアミGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはルイス・ハミルトン(メルセデス)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、角田裕毅(アルファタウリ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)だ。