初優勝を飾ったハウガー「SC後はレースをコントロールできた」FIA F2第5戦モンテカルロ レース1 トップ3コメント

 現地時間5月28日、2022年FIA F2第5戦モンテカルロのスプリントレース(決勝レース1)がモナコのモンテカルロ市街地サーキットで開催され、昨季FIA F3王者でレッドブル育成のデニス・ハウガー(プレマ・レーシング)が初優勝。ユアン・ダルバラ(プレマ・レーシング)が2位、マーカス・アームストロング(ハイテックGP)が3位を獲得した。

 ポール発進のジェイク・ヒューズ(ファン・アメルスフォースト・レーシング)がストールして後退。労せずしてトップに立ったハウガーはレースの主導権を握った。モナコでの優勝を「正直言って夢のようだ」とレース後のインタビューで語った。

王者マンタイ、序盤リードのTFスポーツがクラッシュ。12時間時点の首位はシューベルト/ニュル24時間

 5月28日(土)にスタートが切られたADACトタルエナジーズ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間)は、レース折り返しの12時間が経過。現在の総合トップはイェッセ・クローン駆るシューベルト・モータースポーツの20号車BMW M4 GT3だ。

 晴天に恵まれたニュルブルクリンク24時間の決勝日。気温13度、路面はドライというコンディションのなか、レースは例年どおり3つのグループに分かれてスタートが切られた。その先頭グループでは、前日のトップ・クオリファイでポールポジションを獲得した26号車フェラーリ488 GT3エボ(オクタン126)がトップを守りグランプリコースから北コース“ノルドシュライフェ”へと入っていく。

昨季F3王者ハウガーが初優勝。岩佐歩夢は悪い流れに飲み込まれる【FIA F2第5戦モンテカルロ レース1】

 現地時間5月28日(土)、2022年FIA F2第5戦モンテカルロのスプリントレース(決勝レース1)が開催され、昨季FIA F3王者でレッドブル育成のデニス・ハウガーが初優勝。日本の佐藤万璃音(ビルトゥジ・レーシング)は15位、岩佐歩夢(ダムス)は17位だった。

 前日に行われた予選ではAグループのリアム・ローソン(カーリン)が最速タイムを記録するも、最速ラップを計測する直前に発生したクラッシュに伴う黄旗区間で必要な減速を怠ったとして最速タイムの抹消と5グリッド降格処分が下された。ローソンに次ぐタイムを記録した岩佐も同様にペナルティ対象となり、こちらは黄旗を見落としていたとしてタイム抹消と10グリッド降格処分が決定し、決勝レースは19番グリッドスタートとなってしまった。

ニュル24時間、決勝当日朝にBoP変更。フロントロウに並んだフェラーリとBMWが重量増

 ドイツ・ニュルブルクリンクを舞台に、丸1日にわたって長く厳しい戦いが繰り広げられるADACトタルエナジーズ24時間レース。“ニュルブルクリンク24時間”としてよく知られている耐久レースは、今年50回目の節目の大会として現地5月28日(土)16時にスタートが切られた。

 この日の朝にBoP(バランス・オブ・パフォーマンス/性能調整)がアップデートされ、予選上位につけたフェラーリとBMWのGT3カーの最低重量が変更された。

ファーフスのBMWを抑え、ルートヴィヒ駆る“伏兵”フェラーリがニュル24時間のポール獲得

 5月27日、ドイツ・ニュルブルクリンクで、ADACトタルエナジーズ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間)の決勝グリッドを決定するトップクオリファイ1、および同2が行われ、ルカ・ルートヴィヒがドライブしたオクタン126の26号車フェラーリ488 GT3エボ(ルートヴィヒ/ビヨン・グロスマン/サイモン・トルマー/ジョナサン・ヒルスキ組)がポールポジションを獲得した。

 前日に実施された予選1/2と、27日(金)に行われた予選3回目を経て迎えたトップクオリファイ。同セッションに進んだ30台あまりの車両をふたつのグループに分けるかたちで行われたこの予選の前半は、ニック・キャツバーグ駆る98号車BMW M4 GT3(ローヴェ・レーシング)が8分11秒039というタイムをマークし、ゲットスピード・パフォーマンスの4号車メルセデスAMG GT3など4台とともにトップクオリファイ2への進出を決める。

デビュー7戦目、わずか17歳のモンテネグロが最上最年少ポールポジション獲得/STC2000第4戦

 10年来の分裂状態にあったカテゴリーが統合され、新たに『TC2000(ツーリスモ・コンペティション)』の名称で再出発を切ったアルゼンチン発の人気選手権、スーパーTC2000(STC2000)の第4戦がネウケンで開催され、土曜予選でわずか17歳のイグナシオ・モンテネグロ(ルノー・フルーエンスGT)がデビュー7戦目にして史上最年少ポールポジションを獲得。2ヒートの特別フォーマットで実施された日曜決勝は、今季トヨタ陣営に加入した18歳のホルヘ・バリオ(トヨタ・カローラSTC2000)がレース1を制するなど、若き新鋭が好パフォーマンスを披露する週末となった。

 南米大陸最高峰の“ハイテクFFツーリングカー”を自称するSTC2000シリーズは、5月初頭に開催された第3戦より心機一転。かつて袂を分かったTC2000陣営と再合併に合意し、シリーズ名称統一を含めた再出発を切った。

決勝前最後の走行セッションもガナッシ勢に続き佐藤琢磨が3番手/第106回インディ500カーブデイ

 17日から走行が開始された第106回インディアナポリス500マイルレース。NTTインディカー・シリーズの第6戦にスケジュールされた伝統の一戦は、28日に決勝前の最後のプラクティス走行となるカーブデイが行われた。

レッドブル育成のローソンが最速。岩佐歩夢はグループ2番手【順位結果/FIA F2第5戦モンテカルロ予選】

 5月27日、2022年FIA F2第5戦モンテカルロの公式予選がモンテカルロ市街地コースで開催され、カーリンのリアム・ローソンが最速タイムを記録し、29日に行われる決勝レース2のポールポジションを獲得した。

 モンテカルロの予選は全22台をふたつのグループに分けて行われ(カーナンバーが奇数のドライバーがグループA、偶数のドライバーがグループB)、日本勢の岩佐歩夢(ダムス)はグループAの2番手、佐藤万璃音(ビルトゥジ・レーシング)はグループBの9番手で予選を終えている。

グランバレイ、自身26回目のニュルブルクリンク24時間に参戦する木下隆之をサポート

2022年5月27日 プレスリリース グランバレイ、ニュルブルクリンク24時間レースに挑戦する木下隆之選手を支援  グランバレイ株式会社(東京都千代田区、代表取締役:大谷泰宏 以下、グランバレイ)は、2022年5月25日 …

ニュル24時間:ローヴェのBMW M4が夜間走行でトップタイム。2度の予選で最速に

 ローヴェ・レーシングが走らせる98号車BMW M4 GT3が、5月26日(木)に行われたADACトタルエナジーズ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間)の予選セッション1に続き、同日夜に実施されたセッション2でもトップタイムをマーク。シェルドン・ファン・デル・リンデが8分15秒867をマークし、“ノルドシュライフェ”を含むニュルブルクリンクの夜間走行で最速となった。

 BMWのワークスドライバーであるファン・デル・リンデは、木曜午後にチームメイトのニッキー・キャツバーグが総合トップタイムを記録した後、3時間におよんだ夜のセッションをリードした。