8月にカップシリーズ初参戦のキミ・ライコネン「準備に時間を割きたかった」/NASCAR

 北米最高峰NASCARカップシリーズへの参戦を表明しキミ・ライコネンは、デビュー戦を予定する8月のワトキンス・グレンよりも早く、実戦でドライブする可能性はあったと認めつつ、できるだけ競争力を高めるため「エントリーを急がないことを選択した」と語り、将来的にさらに多くのイベント参戦が実現するかどうかについても、含みを持たせる言葉を残した。

 新興チームながら今季2022年はつねに優勝戦線に絡む活躍を演じるトラックハウス・レーシングは、ダニエル・スアレスと今季“台風の目”ロス・チャスティンの2台体制でカップシリーズに参戦。そのチャスティンはすでにシーズン2勝を飾っている。

タイヤ選択が命運を分けパワーが今季初勝利。琢磨は下位に沈む/インディカー第7戦デトロイト

 デトロイト・ベルアイルパークで開催されたNTTインディカー・シリーズ第7戦。5日に行われた決勝レースは、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が通算41回目の勝利を飾った。

琢磨は序盤でトップ争いから陥落【順位結果】インディカー第7戦デトロイト決勝

 デトロイト・ベルアイルパークで開催されたNTTインディカー・シリーズ第7戦。5日に行われた決勝レースは、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が通算41回目の勝利を飾った。

 2番手からスタートした佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシング)は、タイヤ選択がかみ合わず後退。13位でフィニッシュした。

佐藤琢磨、2019年以来のQ3進出で2番手【順位結果】インディカー第6戦デトロイト予選総合

 デトロイト・ベルアイルパークで開催されているNTTインディカー・シリーズ第7戦。4日に行われた予選は、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が逆転で今季初ポールポジションを獲得した。

琢磨、惜しくもポール獲得ならず。ニューガーデンが逆転でポールポジションを獲得/インディカー第6戦デトロイト

 デトロイトで開催されているNTTインディカー・シリーズ第7戦。4日に行われた予選は、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が今季初ポールポジションを獲得した。

 佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシング)は、2019年以来のQ3進出を果たし2番手を獲得している。

インディ500で発揮されたエリクソンの真価「次の目標はシリーズタイトルだ」

 第106回インディアナポリス500マイルはマーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)が優勝した。

 ゴール前のラストスパートは見事で、同じスウェーデンのフェリックス・ローゼンクヴィスト(アロウ・マクラーレンSP)、そしてパト・オーワード(アロウ・マクラーレンSP)を続けてパスし、残り10周でトップに立った。

初のナイトレースはヒョンデが制覇。前戦大破のアウディも復活勝利/TCRオーストラリア第4戦

 5月27~29日にシドニー・モータースポーツパークで開催された2022年TCRオーストラリア・シリーズ第4戦は、初のナイトレースとなったオープニングヒートでジョシュ・バカン(HMOカスタマーレーシング/ヒョンデi30 N TCR)がポール・トゥ・ウインを達成。明けたレース2では前戦バサーストで車両大破の大クラッシュを喫していたジェイ・ハンソン(AWC MPCレーシング/アウディRS3 LMS 2)が復活の勝利を挙げ、最終ヒートはバカンの僚友ネイサン・マルコム(HMOカスタマーレーシング/ヒョンデi30 N TCR)がチームメイトを従えてのワン・ツー・フィニッシュを決めている。

 長年RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップで活躍したファビアン・クルサード(スタン・スポーツ・ウォール・レーシング/FK8型ホンダ・シビック・タイプR TCR)がCOVID-19療養明けの復帰を果たし、会期直前にはTCRの権利所有者であるWSCと2028年までの契約延長を発表するなど、シリーズのさらなる盛り上がりに向け後押しとなるニュースが続いた。

ロッシがアロウ・マクラーレンSPへ移籍。3台目のドライバーとして2023年から複数年契約を結ぶ

 NTTインディカー・シリーズに参戦するアロウ・マクラーレンSPは、アレクサンダー・ロッシと2023年から複数年契約を結んだことを6月2日に発表した。

 2012年からケータハムF1のリザーブドライバーと務め、2014年途中からマルシャF1に移籍。2015年にマノー・マルシャから念願のF1デビューを果たし5戦に出場したアレクサンダー・ロッシ。

インディカー期待のルーキー、カイル・カークウッドが2023年からアンドレッティ・オートスポート復帰

 NTTインディカー・シリーズに参戦するアンドレッティ・オートスポートは、2023年からカイル・カークウッドを起用することを発表した。

BTCホンダのジョシュ・クック、得意の地でポールから2戦連続の連勝劇。選手権首位に浮上/BTCC第3戦

 5月28~29日にイングランド随一の高速トラック、スラクストンで争われたBTCCイギリス・ツーリングカー選手権第3戦は、雨絡みの前戦ブランズハッチ・インディで連勝を飾っているジョシュ・クック(リッチエナジーBTCレーシング/FK8型ホンダ・シビック・タイプR)が、予選ポールポジションから2戦連続の連勝劇を決め、新たな選手権リーダーに浮上。得意なトラックで通算9勝目とBTCC新記録を樹立した。さらに最終ヒートのレース3ではアダム・モーガン(カーガッツ・ウィズ・シシリー・モータースポーツ/BMW 330e Mスポーツ)が今季初勝利を飾り、2022年共通ハイブリッド搭載の新時代はホンダ vs BMWの攻防が続いている。

 今季よりコスワース・エレクトロニクス社製のTOCA Hybrid systemが組み込まれ、従来のサクセスバラストに代わるエレクトリック・パワー“使用秒数制限”を加えることで、スポーティング面でのハンデ制度も担うNGTC規定ツーリングカーの争いは、オフテストも実施された同国南岸ハンプシャー州のトラックで第3戦を迎えた。