トヨタ1-2も、8号車が一時ストップ/【タイム結果】2022年WEC第3戦ル・マン24時間 FP3

 WEC世界耐久選手権第3戦として開催されているル・マン24時間レースは6月9日、現地15時10分よりフリープラクティス3回目(FP3)が行われ、小林可夢偉のドライブで3分26秒796をマークしたTOYOTA GAZOO Racingの7号車トヨタGR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組)が総合首位に立った。僚友8号車トヨタGR010ハイブリッドが2番手で続き、トヨタは予選ハイパーポールを前にワン・ツーという結果を得ている。

■2022年WEC世界耐久選手権第3戦ル・マン24時間レース フリープラクティス3回目結果

キャデラック、新型LMDhのデザインプレビュー公開。搭載エンジンは5.5リットルV8

 キャデラックは6月9日、近日中に発表される予定であるLMDhカーの最新レンダリングを公開した。同時に、ハイブリッドシステムと連動する搭載エンジンも明らかにされ、5.5リットルDOHC V8の採用がアナウンスされた。

 ゼネラルモーターズ(GM)のブランドは、ル・マンのレースウイーク中にキャデラックDPi-V.Rの後継モデルとして2023年のWEC世界耐久選手権、およびIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦する次世代プロトタイプ・レーシングカーに関する詳細情報を提供した。

ミッションH24、水素燃料電池車で時速290.8キロのレコード記録/ル・マン24時間

 ミッションH24は6月8日、ACOフランス西部自動車クラブとの共同プログラムである“Mission H24”の水素燃料電池プロトタイプカーが、サルト・サーキットのストレートで290.8km/hをマークしたと発表した。

 水素と空気中の酸素を化学反応させて電気を生み出し、その電力をもとにモーターで駆動力を得る燃料電池車(FCV)。ミッションH24はこの次世代のパワートレインを採用したクルマによる2025年のスポーツカーレース実施に向け、ル・マン24時間レースの主催団体であるACOと共同で車両やシステムの先行開発を行っている。

グリッケンハウス、今季後半の参戦計画は“未定”/欠席罰金規定は来季変更?etc.【ル・マン水曜Topics】

 3時間のFP1、1時間の予選、2時間のFP2と、サポートレースを間に挟みながら計6時間もの走行セッションが行われた、ル・マン24時間のレースウイーク初日。走行終了は24時と、この水曜日からいきなり“耐久モード”となるサルト・サーキットのパドックから、各種トピックスをお届けしよう。

【動画】2022年WEC第3戦ル・マン24時間 予選ハイライト

 フランス、サルト・サーキットで6月8日(水)に開催されたル・マン24時間レースの予選の模様を収めたハイライト動画が、WEC世界耐久選手権とル・マン24時間の公式YouTubeチャンネルにて公開されている。

 同日実施のフリープラクティス1回目に続いて行われた予選は、9日(木)のハイパーポールに向けて各クラス上位6台を選出するシュートアウトセッションだ。ここでは小林可夢偉がドライブした7号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing)が最速タイムを記録し暫定ポールポジションを獲得。LMGTEアマクラスでは木村武史を擁するケッセル・レーシングの57号車フェラーリ488 GTEエボもクラス2番手となり、翌日のハイパーポール進出を決めている。

予選最速のトヨタ小林可夢偉「アタックは1周だけ。あとはテストに集中した」/ル・マン24時間

 6月8日、フランス、ル・マンのサルト・サーキットにおいて、WEC世界耐久選手権2022年第3戦/第90回るマン24時間レースの公式走行セッションがスタートした。初日は2回の練習走行と、翌日の『ハイパーポール』進出をかけた予選のセッションが行われ、トヨタGAZOO Racing(TGR)の7号車GR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)が最速タイムをマークし暫定ポールを獲得した。

ランボルギーニドライバーのル・マンLMP2参戦はLMDhを意識?「僕が決めることではない」とミルコ・ボルトロッティ

 ランボルギーニのNo.1ファクトリードライバーとしてDTMドイツ・ツーリングカー選手権をはじめ、GTワールドチャレンジヨーロッパ/エンデュランス・カップなど数多くのカテゴリーで活躍中のミルコ・ボルトロッティは、6月11〜12日に決勝レースが行われる第90回ル・マン24時間レースに出場している。

 ル・マンでボルトロッティがドライブするのは、チームWRTの32号車オレカ07・ギブソン。つまり、LMP2車両となる。ランボルギーニ使いがプロトタイプカーで耐久レース最高峰へ。念願のル・マン初出場を果たすボルトロッティに、レースウイークを迎える心境や、気になる将来について聞いた。

今年初のナイトセッションでグリッケンハウスが首位【タイム結果】2022年WEC第3戦ル・マン24時間 FP2

 2022年WEC世界耐久選手権/第90回ル・マン24時間レースは6月8日、現地時間22時から2時間のフリープラクティス2が行われた。各車が今年初めて臨んだ日没後のナイトセッションでは、グリッケンハウス・レーシングの708号車グリッケンハウス007 LMH(オリビエ・プラ/ロマン・デュマ/ピポ・デラーニ)がトップタイムを記録し、レースウイーク初日の走行を終えている。

プジョー、『9X8』デビュー戦モンツァでのドライバー組み分けを発表/WEC

 6月8日、チーム・プジョー・トタルエナジーズは、7月のWEC第4戦モンツァ6時間レースでデビューを迎える新型ル・マン・ハイパーカー(LMH)『プジョー9X8』をドライブする、ドライバーの組み分けを発表した。プジョーはすでに6人のドライバーを発表していたが、参戦する2台への振り分けが今回初めて明かされた。

トヨタ7号車が最速。小林可夢偉、赤旗と降雨に見舞われた予選で暫定ポール獲得/ル・マン24時間

 6月8日、“世界三大レース”のひとつでWEC世界耐久選手権のシーズンハイライトでもあるル・マン24時間レースの予選がフランス、サルト・サーキットで行われ、TOYOTA GAZOO Racingの7号車トヨタGR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組)が暫定ポールポジションを獲得した。

 現地9日(木)に実施される“ハイパーポール”に進む各クラス6台のマシンを選出するこの予選セッションは、8日(水)19時から実施された。気温20度/路面温度33度、陽が傾きつつある空に厚めの雲が広がるなか、グリーンライトの点灯と同時に多くのマシンがピットレーンを後にしていく。