アルピーヌCEO、アロンソへの2番目のペナルティに強い不満示す「受け入れがたい。釈明の機会も与えられなかった」

 アルピーヌのCEO、ローラン・ロッシは、F1マイアミGPでフェルナンド・アロンソにレース後に科されたペナルティに関して不満を表明、説明の機会を十分に与えられることがないままにポイントを奪われたと主張した。

 アロンソは8位でフィニッシュし、レース中に確定していた5秒加算のタイムペナルティにより、自動的に9位に降格された。このペナルティは、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)との接触を起こしたことによるもので、アロンソ自身、自分に非があると認めている。

F1マイアミGP:フィニッシュ後のペナルティで決勝順位が変更に。アロンソ降格、アルボンとストロールが追加ポイント獲得

 F1マイアミGP決勝後、入賞圏内のフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)にペナルティが科されたことで、決勝結果が変更された。

 トップ7のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)は、フィニッシュした順位をそのまま獲得している。

アロンソ「他のドライバーに負けないうちは、F1で走りたい」不運の連続にも心は折れず

 現在40歳のフェルナンド・アロンソは、現時点で自分には他のドライバーたちより優れたパフォーマンスを発揮できる力があると感じており、F1からの引退は考えていないと語った。

 2001年にミナルディからF1デビューを果たしたアロンソは、ルノー、マクラーレン、フェラーリ、マクラーレンとチームを移りながら戦った後、2018年末でいったんF1活動を休止した。そして、共に2度のタイトルを獲得したルノーの後身アルピーヌから、2021年にF1復帰、相変わらずの強さを発揮して、若きチームメイト、エステバン・オコンよりも上位でシーズンを終えた。

F1第4戦エミリア・ロマーニャGPスプリントトップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのスプリントが行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはダニエル・リカルド(マクラーレン)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ミック・シューマッハー(ハース)だ。

F1第4戦エミリア・ロマーニャGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが金曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)だ。

アロンソ、F1第2戦でルノー新型パワーユニットの進歩を実感「他のマシンと同じ土俵に立てた」

 BWTアルピーヌF1チームのフェルナンド・アロンソは、ルノーの新型パワーユニットがメルセデスに匹敵する性能を発揮していると第2戦サウジアラビアGP終了後にほのめかした。

 アルピーヌの2台はサウジアラビアGPの予選で5番手と7番手を獲得。決勝レースではアロンソがウォーターポンプのトラブルでリタイアを喫したものの、エステバン・オコンは6位でフィニッシュした。