F1 Topic:ポーパシングを改善も「解決したとは思っていない」とメルセデス。モナコなど市街地コースを警戒

 メルセデスがF1第6戦スペインGPで今シーズン3度目の表彰台を獲得した。過去2回はバーレーンGP(ルイス・ハミルトン3位)とオーストラリアGP(ジョージ・ラッセル3位)だったが、この2レースはレッドブルのマックス・フェルスタッペンがリタイアして、ある意味、棚ぼたで転がり込んできた表彰台だった。

 しかし、スペインGPでのラッセルの3位は、こちらもシャルル・ルクレール(フェラーリ)のリタイアがあったとはいえ、レース前半にはセルジオ・ペレスとフェルスタッペンの2台のレッドブルとバトルを演じ、いずれも抑え込みに成功していた。

トヨタGR010ハイブリッドが新登場。グランツーリスモ7に新規車種追加のアップデート配信

 5月26日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は2022年3月4日に発売されたプレイステーション5/4用ソフト『グランツーリスモ7』に新規収録車種やスケープスの特集追加を含むアップデートを配信した。今回のアップデートで追加された車種は3台。まず1台目は『トヨタGR010ハイブリッド』だ。

F1を引退したライコネンがレースに復帰へ。NASCARカップ・シリーズへのスポット参戦が決定

 2007年F1チャンピオンで、2021年末でF1から引退したキミ・ライコネンが、アメリカのストックカーレーシングシリーズ、NASCARカップ・シリーズへのデビューを果たすことが発表された。8月のワトキンズ・グレン戦にスポット参戦する。

 現在42歳のライコネンは、チーム・トラックハウスのシボレー・カマロZL1のステアリングを握り、8月21日にNASCARカップのロードコースレースに参加する。

角田裕毅、2度目のモナコで入賞目指す「ミスが許されないトラックだが、アプローチを変えずに戦う」/F1第7戦プレビュー

 アルファタウリF1チームの角田裕毅は、2022年F1第7戦モナコGPでは、昨年の経験を生かして、週末を通してよりうまく戦っていけると考えている。この週末、前戦スペインGPに続いてポイントを獲得することを、角田は目標にしている。

 スペインGPではマシンが期待どおりのパフォーマンスを発揮せず、角田はチームメイトのピエール・ガスリーとともに予選はQ2で敗退したが、決勝では13番グリッドからスタートして10位に入り、1ポイントを獲得した。

佐藤万璃音、FIA-F2スペインも勢いが結果に繋がらない週末に「予選と戦略ミスがすべて」

 5月20〜22日、FIA-F2第4ラウンドがスペインのバルセロナで開催された。佐藤万璃音(ビルトゥジ・レーシング)はフリー走行では速さをみせるも、予選での四輪脱輪によるベストタイム抹消が響き、予想以上に苦しい週末となってしまった。

【中野信治のF1分析/第6戦】ラッセルの末恐ろしいポテンシャル。メルセデス陣営の手応えと3強マシンの個性

 2022年シーズンのF1は新規定によるマシンの導入で昨年までとは勢力図もレース展開も大きく変更。その世界最高峰のトップバトル、そして日本期待の角田裕毅の2年目の活躍を元F1ドライバーでホンダの若手育成を担当する中野信治氏が独自の視点でレースを振り返ります。今回の第6戦スペインGPは低速から中高速コーナーがそろったバランスのよいコースが特徴ですが、各車、大きなアップデートを施してきました。複雑になったレース展開、そこで見えた新しい勢力図について、中野氏が解説します。