今年初のナイトセッションでグリッケンハウスが首位【タイム結果】2022年WEC第3戦ル・マン24時間 FP2

 2022年WEC世界耐久選手権/第90回ル・マン24時間レースは6月8日、現地時間22時から2時間のフリープラクティス2が行われた。各車が今年初めて臨んだ日没後のナイトセッションでは、グリッケンハウス・レーシングの708号車グリッケンハウス007 LMH(オリビエ・プラ/ロマン・デュマ/ピポ・デラーニ)がトップタイムを記録し、レースウイーク初日の走行を終えている。

【動画】ハースのふたりがNASCARをドライブ。F1とは対極のモンスターマシンに興奮

 ケビン・マグヌッセンとミック・シューマッハーのハースF1コンビが、チームの本拠地アメリカでNASCARをドライブ。これまでに培ったテクニックが全く通用しないストックカーに悪戦苦闘したふたりは、F1とはまったく異なるモータースポーツのもうひとつの世界を満喫したようだ。

プジョー、『9X8』デビュー戦モンツァでのドライバー組み分けを発表/WEC

 6月8日、チーム・プジョー・トタルエナジーズは、7月のWEC第4戦モンツァ6時間レースでデビューを迎える新型ル・マン・ハイパーカー(LMH)『プジョー9X8』をドライブする、ドライバーの組み分けを発表した。プジョーはすでに6人のドライバーを発表していたが、参戦する2台への振り分けが今回初めて明かされた。

Netflix、アメリカのF1テレビ放映権の入札に参加予定。Amazonや現保有者のESPNも名乗り

 動画の配信サービスなどを行うアメリカの『Netflix』は、アメリカでのF1放映権の入札に参加する予定だ。『Business Insider』によると、テレビ放映権については『ESPN』、『NBCUniversal』、『Amazon』といった世界的なストリーミングプラットフォームが名乗りを上げているという。

 アメリカではF1の人気が高まっているが、それはNetflixの人気ドキュメンタリー『Drive to Survive(邦題:栄光のグランプリ)』の成功に依るところが大きい。同シリーズはメディアグループの関心をかき立て、アメリカでのF1放映権の入札戦争につながる可能性がある。

トヨタ7号車が最速。小林可夢偉、赤旗と降雨に見舞われた予選で暫定ポール獲得/ル・マン24時間

 6月8日、“世界三大レース”のひとつでWEC世界耐久選手権のシーズンハイライトでもあるル・マン24時間レースの予選がフランス、サルト・サーキットで行われ、TOYOTA GAZOO Racingの7号車トヨタGR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組)が暫定ポールポジションを獲得した。

 現地9日(木)に実施される“ハイパーポール”に進む各クラス6台のマシンを選出するこの予選セッションは、8日(水)19時から実施された。気温20度/路面温度33度、陽が傾きつつある空に厚めの雲が広がるなか、グリーンライトの点灯と同時に多くのマシンがピットレーンを後にしていく。