レッドブル代表「チェコの小さなミスがマックスの予選にも影響をおよぼした」/F1第7戦

 2022年F1モナコGPの土曜予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは4番手、セルジオ・ペレスは3番手だった。

■レッドブル・レーシング
チーム代表クリスチャン・ホーナー
(予選Q3)終盤にふたりともタイムを少し改善することが可能だったので、こうなったことは残念だ。チェコが小さなミスを犯し、マシンが止まったことによる影響がマックスにもおよんだ。だが3番手と4番手からなら、良いレースをすることが可能だ。

【角田裕毅F1第7戦密着】Q3進出に向け手応えを感じるも、バリアにヒットし赤旗で状況は一変。僚友ガスリーにも影響

 モンテカルロ市街地サーキットは、ピットとパドックが離れているため、予選を終えたドライバーがピットからパドックにあるミックスゾーンに来るには、ラスカス・コーナー手前に架かるブリッジを上り下りし、メディアセンターが入っているビルの下をしばらく歩かなければならない。

 F1第6戦モナコGPの予選を11番手で終えた角田裕毅(アルファタウリ)。彼がミックスゾーンにやってきたときには、すでにQ3が始まっていたから、Q2が終了してから10分近く移動に時間を要したことになる。その足取りが重かったように見えたのは、Q2で10番手だったフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)との差が0.109秒だったことだけが理由ではないことは、この後の角田とのやりとりで知ることになる。

王者マンタイ、序盤リードのTFスポーツがクラッシュ。12時間時点の首位はシューベルト/ニュル24時間

 5月28日(土)にスタートが切られたADACトタルエナジーズ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間)は、レース折り返しの12時間が経過。現在の総合トップはイェッセ・クローン駆るシューベルト・モータースポーツの20号車BMW M4 GT3だ。

 晴天に恵まれたニュルブルクリンク24時間の決勝日。気温13度、路面はドライというコンディションのなか、レースは例年どおり3つのグループに分かれてスタートが切られた。その先頭グループでは、前日のトップ・クオリファイでポールポジションを獲得した26号車フェラーリ488 GT3エボ(オクタン126)がトップを守りグランプリコースから北コース“ノルドシュライフェ”へと入っていく。

ペレスがクラッシュも予選3番手「タイヤが冷えていた。チームにもサインツにも申し訳ない」レッドブル/F1第7戦

 2022年F1モナコGPの土曜予選で、レッドブルのセルジオ・ペレスは3番手を獲得した。

 予選Q3最初のランを終えた段階で、ペレスはフェラーリ2台に続く3番手。最後のアタックラップで逆転を目指し、プッシュしているなかで、ペレスはポルティエ・コーナーでコントロールを失い、リヤからコーナーアウト側のバリアにヒットしてストップ。すぐ後ろを走行していて避けられなかったカルロス・サインツがペレスのマシンにクラッシュし、コースを塞ぐ形で止まった。セッションは赤旗からそのまま終了となり、ペレスは3番手のまま予選を終えることになった。ペレスはメディカルセンターで予備的チェックを受け、身体的に問題がないことが確認されている。