ドメニカリCEO「F1参入は本当に意味のあるものでなければならない」新チームの受け入れに積極的な姿勢は見せず

 F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、現在のF1の経営状況は保護されるべきチームにとって「大きな恩恵」だと述べ、いかなる新規参入も考慮するにあたっては「本当に意味があるもの」でなければならないと主張した。

 インディカーチームのオーナーであるマイケル・アンドレッティは、今も近い将来にF1に参入する計画を進めており、事業体“アンドレッティ・グローバル”を設立して、参入プロセスを開始するためのFIAからの承認を求めている。

トムスからトヨタ・カローラ・ツーリング用『リヤルーフスポイラー』と『リヤアンダーディフューザー』が新登場

 5月30日、トムスはトヨタ・カローラ・ツーリング用スタイリングパーツ『リヤルーフスポイラー』と『リヤアンダーディフューザー』の発売を発表した。『リヤルーフスポイラー』は6月より、『リヤアンダーディフューザー』は7月よりそれぞれ販売開始となる。

2戦ぶり復帰のラッピ「出走順もいいので表彰台を目指す」/2022WRC第5戦イタリア 事前コメント

 WRC世界ラリー選手権の2022年シーズンにおける最初のグラベル(未舗装路)ラリーとなった第4戦ポルトガルから1週間のインターバルを挟み、6月2日から5日にかけて、今季第5戦イタリアが地中海に浮かぶサルディニア島で開催される。この『ラリー・イタリア・サルディニア』の開幕に先立ち、最高峰クラスに参戦しているMスポーツ・フォードとヒョンデ(旧ヒュンダイ)、そしてトヨタの計3チームからドライバーたちの事前コメントが発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT

「レッドブルはマックスを勝たせる努力をしなかった」ヨス・フェルスタッペンがチームの戦略に強い不満を示す

 マックス・フェルスタッペンの父ヨスは、F1モナコGP決勝でのレッドブルの戦略に不満を抱いている。ヨスは、レッドブルは完全にセルジオ・ペレスに有利な戦略を取り、息子を勝たせるための努力をしなかったと述べている。

 モナコGPのグリッドは、フロントロウにはシャルル・ルクレールとカルロス・サインツのフェラーリ勢が並び、2列目にペレスとフェルスタッペンが続いた。ウエットコンディションでスタートした決勝の序盤は、この4台はグリッドと同じ順位で周回していた。

シューマッハーはプレッシャーに苦しんでいるのか。ハースF1代表はクラッシュに痺れを切らすも「どう前進するか考える」

 ミック・シューマッハー(ハース)のF1キャリアは幾度もの浮き沈みがあり、波乱万丈だ。目下のところ、それは下降線を辿っている。シューマッハーはF1第7戦モナコGPで大クラッシュを喫し、彼のマシンは真っ二つになった。

 モナコGPの決勝レースの27周目に起きたクラッシュは、彼のマシンがやはり真っ二つになった第2戦サウジアラビアGPの予選でのクラッシュから、わずか2カ月後のことだった。両方のクラッシュはドライバーのエラーが原因であり、シューマッハーはあまりにも無理をし過ぎているように見える。