ロシアのウクライナ侵攻によりF1の貨物に大きな影響。輸送コストが増加、予定どおりに到着しないリスクも

 23戦からなる2022年のカレンダーは、F1史上最長のものだ。たとえレース数が少なかった場合でも、ウクライナでの戦争によってチームの物流部門の仕事はいっそう厳しくなっている。

 ロシアの運送会社はもはや選択肢にならないので、航空貨物の輸送能力は大幅に減少している。そして需要と供給の世界では、供給が減ると価格は上昇する。航空貨物料金が1週間のうちに80%も跳ね上がるという話もあるのだ。

STANLEYレースクイーンが2022年のレースクイーンコスチュームをお披露目。今年はシルバーとオレンジが基調に

 スーパーGT GT500クラスに参戦のTEAM KUIMITSUのレースクイーンを務める「STANLEYレースクイーン」が2022シーズンのレースクイーンコスチュームを開幕直前となる4月15日にお披露目した。

YARTヤマハがポール。ヨシムラ2番手、TSRホンダ3番手【順位結果】2022EWC第1戦ル・マン24時間 予選

 2022FIM世界耐久選手権(EWC)第1戦ル・マン24時間耐久ロードレースの予選が4月14~15日にフランスのル・マン-ブガッティ・サーキットで行われ、ヤマハYZF-R1を使用する#7 YART – Yamaha Official Team EWC(カレル・ハニカ/マービン・フリッツ/ニッコロ・カネパ組)がポールポジションを獲得した。

 2番手スタートはスズキGSX-R1000Rの#1 ヨシムラSERT Motul(グレッグ・ブラック/チャビエル・シメオン/シルバン・ギュントーリ組)、3番手はホンダCBR1000RR-Rの#5 F.C.C. TSR Honda France(ジョシュ・フック/ジノ・レイ/マイク・ディ・メリオ組)だった。

 #66 OG MOTORSPORT BY SARAZIN(ロベルト・ロルフォ/渥美心/アレックス・プランカッサーニュ組)は24番手(SSTクラス 11番手)だ。

アストンマーティンF1、メルボルンでの複数回のクラッシュがAMR22の開発にも影響か。スペアパーツも不足

 アストンマーティンF1のチーム代表を務めるマイク・クラックは、散々だったF1第3戦オーストラリアGPの週末によってAMR22の開発が遅れる可能性があると述べている。

 アストンマーティンは、満身創痍でメルボルンを後にした。アルバートパーク・サーキットでふたりのドライバーが喫した複数回のクラッシュのせいで、クレートは破損したパーツで一杯になった。

【動画】ロッシ大フィーバーに湧いたイモラ。GTWC開幕戦を“映画調”ハイライトで振り返る

 ファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GTWCヨーロッパ)を主催するSROモータースポーツ・グループは、4月8~10日にイタリア、イモラ・サーキットで開催された今季開幕戦イモラを“映画調”のビデオで振り返るシネマティック・ハイライトを公式YouTubeチャンネルで公開している。

 シーズンのハイライトにして“世界三大耐久レース”のひとつにもなっている、スパ24時間を含む全ラウンドを生中継する『GTWorld』。このSRO公式チャンネルで公開されている動画は、2022年シーズンの開幕戦であると同時に、二輪レース界の“レジェンド”バレンティーノ・ロッシがMotoGP引退後、四輪レーサーとして初めて参戦したレースの週末の様子を記録したもの。

ドライバーたちも疑心暗鬼のパフォーマンス。3メーカー有力候補に聞いた手応え/第1戦GT500プレビュー

『GTはフタを開けて見なければわからない』、『昨年、予選から突然GRスープラがメチャメチャ速かった』、『テストでは三味線もあったと思う』など、相変わらずGT500クラスらしいコメントが溢れた、スーパーGT開幕戦岡山国際サーキットでの搬入日。直前の富士公式テストもほとんどがウエットコンディションになったため、ますますGT500の勢力図がわからないままだが、今回は各メーカーから移籍したドライバー、新コンビとなるドライバーにフォーカスして開幕戦の抱負を聞いた。