フェラーリF1、トラブルの予防措置としてサインツのパワーユニットを交換/F1第4戦

 スクーデリア・フェラーリは、今週末のF1第4戦エミリア・ロマーニャGPを前にカルロス・サインツのパワーユニット(PU)を交換したと発表した。

 前戦オーストラリアGPでは、サインツは9番グリッドからのスタートに失敗して出遅れ、ポジションを落とした。その後ターン9でコースオフを喫してグラベルでストップし、リタイアでレースを終えた。またスタート前にはステアリングのスイッチに問題が発生したため、フォーメーションラップの直前にステアリングを取り替えていた。

F1エミリア・ロマーニャGP FP1:ウエットコンディションのなかルクレールとサインツが1-2。角田は9番手

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行1回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は9番手だった。

 ヨーロッパラウンド初戦のアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ(イモラ・サーキット)でのF1第4戦エミリア・ロマーニャGP。今季最初のスプリント予選が開催される週末でもある。しかしイモラは朝から雨。現地時間午後1時30分からのフリー走行1回目も、雨のセッションとなってしまった。気温11.5度、路面温度14.8度と、この季節としてはかなり低温のコンディションだ。

【タイム結果】F1第4戦エミリア・ロマーニャGPフリー走行1回目

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのフリー走行1回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は9番手だった。

F1エミリア・ロマーニャGPのDRSゾーンは1カ所。検知ポイントが変更に

 FIAは、F1第4戦エミリア・ロマーニャGPに向けて、DRSゾーンの位置やコースの小変更について明らかにした。

 2022年のDRSゾーンは昨年同様1カ所で、検知ポイントはターン17の385m手前、作動ポイントはターン19の60m手前に設置された。

アルピーヌF1、エミリア・ロマーニャGPに新フロアを投入へ。スポーティングディレクターも自信

 BWTアルピーヌF1チームのスポーティングディレクターであるアラン・ペルマネは、出演したポッドキャスト番組『F1 Nation』で、2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPでアルピーヌが新フロアを投入する予定であることを明かした。

 第3戦オーストラリアGPでは、予選でフェルナンド・アロンソがフロントロウをうかがうような快走を見せたアルピーヌ。不運もあり結果には結びつかなかったが、チームの好調ぶりを示すレースとなった。

ハミルトンがサッカーのチェルシーFC買収候補に多額の投資か。セリーナ・ウィリアムズとともに参画との報道

 メルセデスF1のルイス・ハミルトンが、サッカーのイングランド・プレミアリーグのチェルシーFCの所有権取得に入札するコンソーシアムに投資を行うことを決めたと報じられている。

 ロシアのウクライナ侵攻により、英国はロシアのオリガルヒに制裁を科している。そんななか、チェルシーのオーナーであるロシアのロマン・アブラモビッチは、チェルシーFCの売却を決め、投資家たちが買収に関心を示している。

フェルスタッペン「トラブルのない週末を送り、大量ポイントを獲得したい」/F1第4戦プレビュー

 レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、F1第4戦エミリア・ロマーニャGPを大きなトラブルなく過ごし、たくさんのポイントを稼ぎたいと語った。前戦オーストラリアではレース中にトラブルが発生し、リタイアすることになった。

 3戦中2回、トラブルによるリタイアを喫したことで、フェルスタッペンは現在、ドライバーズランキングで6位に沈んでいる。首位ルクレール(フェラーリ)との差は46点に拡大しており、早急な巻き返しが必要な状況だ。

角田裕毅、“ホームレースのように感じる”イモラに臨む「スプリントにも自信を持っている」/F1第4戦プレビュー

 アルファタウリの角田裕毅は、今シーズン最初のスプリントが行われる今週末のF1第4戦エミリア・ロマーニャGPに臨むにあたって、スプリントの経験があることと、開催場所がチームのホームトラックであることから、“はるかに大きな自信”を感じているという。

 昨年、F1は3カ所の会場でスプリントのトライアルに成功した。今シーズンは、イモラ、レッドブルリンク、インテルラゴスで、土曜日の午後に30分のスプリントレースが開催される。

【あなたは何しに?】ベテランフィジオと遭遇。今年は元担当ライコネンの親友をふたり体制でサポート

 開幕戦バーレーンGPの取材を行うためにアラブ首長国連邦のドバイからバーレーン行きの飛行機に搭乗したら、見覚えのあるスキンヘッドの男性が2列前の座席に座ろうとしていた。

 思い切って「マーク!!」と声をかけると、筆者の予想は間違っておらず、そのスキンヘッドの男性はこちらを確認して、サムアップしてくれた。

フェラーリF1、サインツとの契約を2024年末まで延長「F1で最高のドライバーペアを維持するのは自然なこと」

 スクーデリア・フェラーリは、カルロス・サインツとの契約を2024年末まで延長することを発表した。

 サインツは2021年にフェラーリに加入、ドライバーズランキングでシャルル・ルクレールより上位の5位を獲得した。現契約は今シーズン末までだが、速さがあり、チームとともに勤勉に働き、ルクレールとの関係も良好であるため、フェラーリが契約を延長することは間違いないとみられていた。