「無線で叫んでも意味がない」角田裕毅が明かした2年目の変化。チームとポジティブな会話で次のステップへ

 角田裕毅(アルファタウリ)が、2021年にたびたび話題になった無線での言動について、2022年はある変化があったことを明かした。

 角田は2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPで予選16番手から着実に順位を上げ、7位フィニッシュでポイントを獲得。2年目となるシーズンの成長を印象づけた。

『The Race』によると、第4戦終了後に「次のステップに進んだ」と自らのドライビングを振り返った角田は、その一環として無線に対するアプローチの仕方が変わったことを明らかにした。

ベッテルがBBCの討論番組に出演、“大量のガソリンを食う”F1への非難に意見。環境問題への取り組みなどについても語る

 セバスチャン・ベッテルは先日の木曜日、毎回200万人以上が視聴する『BBC』の時事問題討論番組『クエスチョン・タイム』に出演し、大量のガソリンを消費するという非難に対する意見を述べ、普段の環境問題への取り組みや地球の未来に向けた考えを述べた。

 トピックは環境問題についてで、ベッテルはプログラムの司会者であるフィオナ・ブルースからの招待を受け入れた。ベッテルはレーシングドライバーとして活動していることで、彼の環境問題への取り組みが真剣なものか疑念が生じるだろうと認識していたが、いつものように正面からのアプローチで難しい話題に対峙。偽善的と呼ばれるリスクを冒しながら、ベッテルは以下のように説明した。

マリオ・アンドレッティ、アメリカGPの前にマクラーレンのF1マシンをドライブへ。ブラウンと賭けも

 マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンによると、F1の伝説的存在であるマリオ・アンドレッティは、オースティンで開催される今年のアメリカGPの前に、マクラーレンのF1マシンに乗り込むことになるという。

 アンドレッティは先週末に初めて開催されたF1マイアミGPに来場し、マーティン・ブランドルのグリッドウォークの間、ブラウンと、同じくモータースポーツの象徴的存在であるエマーソン・フィッティパルディと並んで立っていた。

ルクレール、ラウダのフェラーリF1でデモラン中にクラッシュ「モナコでまたも不運に見舞われた…」

 フェラーリのシャルル・ルクレールは、モナコ・ヒストリック・グランプリにおけるデモランでフェラーリ312B3で走行中にクラッシュを喫した。

 モンテカルロ市街地サーキットを舞台に行われるヒストリックカーレース、モナコ・ヒストリック・グランプリのイベントとして、故ニキ・ラウダが1974年に乗った312B3で走り、ファンを喜ばせていたルクレールだが、ラスカス・ヘアピンでリヤのコントロールを失い、ガードレールにリヤから突っ込み、ウイングを壊してしまった。

F1技術解説:第5戦(1)アップデートなしでフェラーリに勝利。レッドブルRB18が持つふたつのアドバンテージ

 2022年F1第5戦マイアミGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った点などについて解説する。第1回では、アップデートを導入しなかったレッドブルがフェラーリに勝利した理由を探る。

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 セバスチャン・ベッテルが4連覇を果たした2010年から2013年、レッドブルのマシンはライバルたちよりもコーナーで速く、ストレートで少し遅いという明らかな傾向があった。それが今季のRB18は、真逆の選択になっている。第4戦エミリア・ロマーニャや今回のマイアミで見たように、エイドリアン・ニューウェイ設計のマシンは、トップスピードが強力な武器になったのだ。

ガスリー、憧れのマイケル・ジョーダンと対面「F1の大ファンと知って感激。人生のなかで最高の出来事だった」

 アルファタウリのピエール・ガスリーは、F1マイアミGPを前に、史上最高のバスケットボール選手といわれる伝説の存在マイケル・ジョーダンとディナーを共にしたことは、彼の人生において最高の経験であり、一生忘れることのない思い出になると語った。

 ガスリーの個人スポンサーがNBAのレジェンドであるジョーダンと親交があった関係で、ふたりは顔を合わせることになった。現在59歳のジョーダンは、NBAで15シーズンにわたりプレーし、シカゴ・ブルズで6回の優勝を経験したスーパースター。現在はNBAのシャーロット・ホーネッツのオーナーであり、NASCARカップシリーズの23XIレーシングのオーナーでもある。

【全ドライバー独自採点/F1第5戦】タイトルを争うふたりが満点に近い走り。予選の強さを維持できなかった角田裕毅

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。

 2022年F1第5戦マイアミGPでは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得し、レース序盤をリード。しかし優勝したのは3番グリッドスタートのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。マイアミGPでのそれぞれのドライバーたちの戦いぶりを、バスコンセロス氏が振り返る。

マクラーレン・レーシング、シーズン9からフォーミュラEに参戦。メルセデスEQFEを買収

 5月14日、マクラーレン・レーシングは2022/2023シーズンのABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン9に参戦すると正式に発表した。これまでフォーミュラEに参戦してきたメルセデスEQフォーミュラEチームを買収するかたちとなる。

アルピーヌ・ジュニアドライバーのドゥーハンがF1初テストへ。ピアストリは今年2回目の走行

 アルピーヌF1チームは、カタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで育成ドライバーのためのF1テストを実施している。5月11日と12日にはリザーブドライバーのオスカー・ピアストリが走行、15日にはアルピーヌ・アカデミードライバーのジャック・ドゥーハンがF1マシンに初めて乗る予定だ。

 ピアストリは4月にはアメリカ・オースティンにおいて、2021年型A521で2日間にわたるテストを行っている。カタールでの同マシンでの走行についてピアストリは「カタールでの2日間のテストは有意義なものだった」と語った。

フェラーリF1、スペインでの大型アップデートを前に、モンツァでフィルミングデー走行を実施

 スクーデリア・フェラーリが、5月13日、イタリア・モンツァで、フィルミングデー走行を実施、シャルル・ルクレールがF1-75で走行した。

 第5戦終了時点でフェラーリとルクレールは、コンストラクターズ選手権とドライバーズ選手権でそれぞれ首位に立っている。しかしこの2戦、レッドブルのマックス・フェルスタッペンに敗北を喫し、リードは大幅に減ってしまった。