予選11番手の角田裕毅、チームに謝罪「バリアに接触したことで2台Q3進出のチャンスが失われた」/F1第7戦

 2022年F1モナコGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は11番手を獲得した。

 角田はQ1においてヌーベル・シケインでバリアに接触。それによってセッションは短い間、赤旗中断となった。その時点で角田は19番手だった。しかし角田はピットに戻り、赤旗後に最後のアタックラップを走ることができ、9番手タイムを記録して、Q2に進出した。

ルクレールが母国で2年連続ポール獲得、フェラーリが最前列独占。最終盤にペレスがクラッシュ【予選レポート/F1第7戦】

 2022年F1第7戦モナコGPの予選が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがポールポジションを獲得した。2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)となっている。アルファタウリの角田裕毅は11番手だった。

 フェラーリ優勢が予想された今年のモナコGP。実際、初日フリー走行は両セッションともにルクレールがトップタイムを叩き出した。しかし2日目FP3ではレッドブルのペレスが、ルクレールを0.041秒しのいで首位の座を奪った。スタートグリッドの位置がレースで絶対的に重要となるモナコだけに、午後4時からの予選は熾烈な戦いが予想された。

レッドブルのペレスが最速。フェラーリ勢が2、3番手に【タイム結果】F1第7戦モナコGPフリー走行3回目

 2022年F1第7戦モナコGPのフリー走行3回目が行われ、レッドブルのセルジオ・ペレスがトップタイムをマークした。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。アルファタウリの角田裕毅は11番手だった。

 気温27度、路面温度51度という晴れのコンディションで、現地時間13時にセッションがスタート。序盤はソフト、ミディアム、ハードと各車のタイヤが別れるなか、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がソフトでトップタイムを更新し続ける。その後ルクレール、サインツが1-2体制を築き、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、ペレスが続いた。

レッドブル&HRC密着:初日は3&4番手。様々なセッティングを試し、フェルスタッペンはFP1で好感触を掴む

 F1第7戦モナコGP、初日のフリー走行が終わった。結果はフェラーリが1-2体制を築き、レッドブルはセルジオ・ペレスが3番手、マックス・フェルスタッペンは4番手と、2人そろってフェラーリの後塵を拝する結果となった。

 その理由をフェルスタッペンは、次のように説明した。

ガスリー初日7番手「パフォーマンスに大満足。マシンに速さがある」:アルファタウリ/F1第7戦

 2022年F1モナコGPの金曜、スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーはフリー走行1=6番手/2=7番手だった。

 ガスリーのパワーユニットには、シーズン5基目のエキゾーストシステムが入れられた。シーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティは受けない。

■ピエール・ガスリー(スクーデリア・アルファタウリ)
フリー走行1=6番手(1分15秒083:ミディアムタイヤ/33周)/2=7番手(1分13秒636:ソフトタイヤ/32周)

ペレス「フェラーリとの差が大きくて驚いた。予選までにやるべきことが山ほどある」レッドブル/F1第7戦金曜

 2022年F1モナコGPの金曜、レッドブルのセルジオ・ペレスはフリー走行1=2番手/2=3番手だった。FP2でシャルル・ルクレール(フェラーリ)のトップタイムとの差は、0.379秒だった。

 ペレスはFP1でピットレーンスピード違反を犯し、罰金300ユーロ(約40000円)を科された。

メルセデス、一時はバウンシングで“走行不可能”な状態「空力ではなく硬いサスペンションが原因」/F1第7戦金曜

 2022年F1モナコGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=10番手/2=12番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=8番手/2=6番手だった。

 チームは「FP1では2台とも乗り心地が悪く、ふたりは思うようにアタックできなかったが、FP2までの間にセットアップを変更し、乗り心地に改善が見られた」と述べている。なお、ハミルトンはFP2においてソフトタイヤで走行時、ターン5の入口でロックアップしたため、本来可能なタイムを出していないということだ。

【角田裕毅F1第7戦密着】アタック中の妨害が認められ今季4度目の戒告処分。FP1でも進路に関する行き違いが発生

 角田裕毅(アルファタウリ)が、F1第7戦モナコGPの初日のセッション終了後に、スチュワード(審議委員)に召喚された。

 問題となったのは、フリー走行2回目のセッション中盤にケビン・マグヌッセン(ハース)のアタックを妨害した件についてだ。

初日最速のルクレール「予選では皆のペースが上がる。ドライビングを改善して前進しなければ」フェラーリ/F1第7戦

 2022年F1モナコGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=1番手/2=1番手、カルロス・サインツはフリー走行1=3番手/2=2番手だった。

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=1番手(1分14秒531:ミディアムタイヤ/29周)/2=1番手(1分12秒656:ソフトタイヤ/29周)