F1 Topic:ポーパシングを改善も「解決したとは思っていない」とメルセデス。モナコなど市街地コースを警戒

 メルセデスがF1第6戦スペインGPで今シーズン3度目の表彰台を獲得した。過去2回はバーレーンGP(ルイス・ハミルトン3位)とオーストラリアGP(ジョージ・ラッセル3位)だったが、この2レースはレッドブルのマックス・フェルスタッペンがリタイアして、ある意味、棚ぼたで転がり込んできた表彰台だった。

 しかし、スペインGPでのラッセルの3位は、こちらもシャルル・ルクレール(フェラーリ)のリタイアがあったとはいえ、レース前半にはセルジオ・ペレスとフェルスタッペンの2台のレッドブルとバトルを演じ、いずれも抑え込みに成功していた。

角田裕毅、2度目のモナコで入賞目指す「ミスが許されないトラックだが、アプローチを変えずに戦う」/F1第7戦プレビュー

 アルファタウリF1チームの角田裕毅は、2022年F1第7戦モナコGPでは、昨年の経験を生かして、週末を通してよりうまく戦っていけると考えている。この週末、前戦スペインGPに続いてポイントを獲得することを、角田は目標にしている。

 スペインGPではマシンが期待どおりのパフォーマンスを発揮せず、角田はチームメイトのピエール・ガスリーとともに予選はQ2で敗退したが、決勝では13番グリッドからスタートして10位に入り、1ポイントを獲得した。

F1モナコGPの将来は未だ決まらず。チーム代表らは「時代の流れについていくことが必要」と変化を求める

 2022年のモナコGP開催が近づくなか、有名なモナコ公国市街地でのレースの将来については、いまだ何のニュースもない。

 モナコ自動車クラブとF1の間の契約は終了するが、すべてのレースのなかでも最も開催権料が低いこの有名なグランプリに対し、2023年カレンダーの枠が保証されていないことが、この数週間ほのめかされている。

ピレリ、F1第4戦〜第7戦までのタイヤ選択を発表。初開催のマイアミGPは中間のC2〜C4

 F1にタイヤを供給するピレリは、第4戦エミリア・ロマーニャGP、第5戦マイアミGP、第6戦スペインGP、第7戦モナコGPで使用するタイヤを発表した。

 2020年にコロナ禍でスケジュールが再編された際にカレンダー入りを果たしたエミリア・ロマーニャGPは、今年で3回目を迎える。今回は今年最初のスプリントが行われる予定で、イモラではハードタイヤがC2、ミディアムタイヤがC3、ソフトタイヤがC4という組み合わせとなる。

F1モナコGPがカレンダーから消えるという噂をモナコ自動車クラブ会長が否定。2022年以降の開催について交渉中

 モナコ自動車クラブ(ACM)会長のミシェル・ボエリは、F1モナコGPは2022年以降もF1のカレンダーに残ると述べた。

 F1がラスベガスやマイアミ、カタールといった新しいグランプリと契約を結んでいることから、フランスとベルギーで開催されている歴史あるF1レースの将来に疑問が投げかけられている。