F1レースディレクターふたりがコロナ陽性か。マイアミGPのため代役探しが必要になる可能性

 今年FIA F1レースディレクターに就任したニールス・ヴィティヒとエドゥアルド・フレイタスのふたりともが、COVID-19の検査で陽性であることが判明したと、『Sky Sports News』や『RacingNews365.com』など複数のメディアが伝えている。

 昨年までF1レースディレクターを務めたマイケル・マシが、アブダビGPでレギュレーションに反する行動をとったことがタイトルの行方に影響、これが問題視された後、FIAは新たなレースディレクターをふたり指名し、ひとつの役割をシェアさせることを決めた。

メルセデスF1、次戦マイアミGPでのマシンアップグレードを計画。ポーパシング軽減に向けて「明るい兆しが見えている」

 メルセデスは、W13のアップグレードを行うべく、ブラックリーのファクトリーで準備を進めている。次戦マイアミGP、あるいはその次のスペインGPにアップデートを導入し、その後にチームは大きな決断を行うことになるかもしれない。

 チーム代表トト・ウォルフは、エミリア・ロマーニャGPの週末、現在のマシンコンセプトからは期待していた成果は見られていないが、コンセプトに関して基本的な変更を行うと決める前に時間をかける必要があると語った。

初のF1開催まであと3週間。マイアミ・インターナショナル・オードトロームの準備は「最終段階に入った」とCEO

 マイアミが初のグランプリ開催を祝うまであと3週間足らずとなったが、マイアミGPのCEOを務めるリチャード・クレガンによると、F1会場は現在「95%が完成」しているという。

 5月8日、マイアミ・インターナショナル・オードトロームは、2022年F1世界選手権の第5戦を開催する。このレースは、F1とパートナーのフロリダ州マイアミ市が数年間かけて作り上げているものだ。

ピレリ、F1第4戦〜第7戦までのタイヤ選択を発表。初開催のマイアミGPは中間のC2〜C4

 F1にタイヤを供給するピレリは、第4戦エミリア・ロマーニャGP、第5戦マイアミGP、第6戦スペインGP、第7戦モナコGPで使用するタイヤを発表した。

 2020年にコロナ禍でスケジュールが再編された際にカレンダー入りを果たしたエミリア・ロマーニャGPは、今年で3回目を迎える。今回は今年最初のスプリントが行われる予定で、イモラではハードタイヤがC2、ミディアムタイヤがC3、ソフトタイヤがC4という組み合わせとなる。