アルファタウリの角田裕毅は、F1第8戦アゼルバイジャンGPの週末をスムーズに過ごし、ポイントを獲得したいと語った。
前戦モナコでは、FP1で11番手、FP2で10番手、FP3で11番手と好位置につけた。予選ではQ1で小さなクラッシュをしたが、11番手を獲得。そこから入賞を目指したものの、17番手フィニッシュという結果になった。
アルファタウリの角田裕毅は、F1第8戦アゼルバイジャンGPの週末をスムーズに過ごし、ポイントを獲得したいと語った。
前戦モナコでは、FP1で11番手、FP2で10番手、FP3で11番手と好位置につけた。予選ではQ1で小さなクラッシュをしたが、11番手を獲得。そこから入賞を目指したものの、17番手フィニッシュという結果になった。
レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコが、現在レッドブルは、アルファタウリに所属するピエール・ガスリーと2023年末までの契約を結んでいると強調した。レッドブル・レーシングがセルジオ・ペレスと2024年末までの契約を発表したことで、ガスリーは近い将来、レッドブルに復帰する可能性はなくなり、他チームへの移籍を本格的に検討するものとみられるが、その動きを牽制しているようにみえる。
マルコはガスリーの将来について、『formel1.de』に対し、「ペレスと契約を結ぶ前に、私はもちろんガスリーと話をした」とコメントした。
角田裕毅とピエール・ガスリーのオフショット満載のスクーデリア・アルファタウリ『オールアクセス』シリーズ。2022年第一弾の今回は、水陸両用車レースからスプレーアートにアメリカンフットボール、さらにはドッキリ企画まで盛りだくさんのマイアミGP編だ。
2022年F1第5戦の舞台となったのは、初開催のアメリカ・マイアミ。F1人気急上昇中のアメリカでのグランプリを盛り上げるべく、アルファタウリのふたりはレース前から様々なイベントに引っ張りだことなった。
2022年、アルファタウリの角田裕毅は、F1での2シーズン目を戦っている。昨年に続き、エディ・エディントン氏が、グランプリウイークエンドを通して角田の動きをくまなくチェックし、豊富な経験をもとに、彼の成長ぶり、あるいはどこに課題があるのかを忌憚なく指摘する。今回は2022年F1第6戦スペインGPと第7戦モナコGPについて語ってもらった。
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よくあることだ。ベストを尽くして、進歩を遂げ、これまで以上に良い走りをし、ドライバーとしてもひとりの人間としても成長し、正しいことをすべてやっているのに、結果が伴わない。
そういうとき、フラストレーションを表に出して、プッシュしすぎて、マシンをそのポテンシャル以上に速く走らせようと必死になって、クレイジーな動きをしたりしがちだが、そういうことをするとたいていは大失敗に終わる。
2022年シーズンのF1は新規定によるマシンの導入で昨年までとは勢力図もレース展開も大きく変更。その世界最高峰のトップバトル、そして日本期待の角田裕毅の2年目の活躍を元F1ドライバーでホンダの若手育成を担当する中野信治氏が独自の視点でレースを振り返ります。今回の第7戦モナコGPは大雨のスタートとなった決勝で、路面がどんどん変わっていくなか、チームの戦略が大きなポイントとなりました。レース後にはレッドブルがペレスとの契約延長を発表したニュースを踏まえ、中野氏が解説します。
レッドブル・レーシングが、セルジオ・ペレスとの契約を2024年末まで延長したことで、現在アルファタウリで走るピエール・ガスリーは、近い将来、レッドブルに昇格する可能性がなくなり、レッドブルファミリー離脱を考えるものとみられている。ガスリーが移籍する場合、レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは後任を探す必要がある。
現在レッドブル・ジュニアチームのドライバーでF2選手権に参戦しているのは、リアム・ローソン、ユアン・ダルバラ、ユーリ・ビップス、デニス・ハウガー、岩佐歩夢の5人だ。しかしこのなかにガスリーの後任にふさわしいドライバーがいるかどうかが問題だ。3人はF2で比較的長く走りながら、目立った成績を残していない。他のふたりは今年F2に昇格したばかりで、経験不足だ。
2022年F1第7戦モナコGPでは、レッドブルのセルジオ・ペレスが3番グリッドから逆転で優勝を飾った。モナコGPをメキシコ人ドライバーが制したのはこれが初めてのことだ。マックス・フェルスタッペンも3位に入賞し、モナコでダブル表彰台を獲得したレッドブルについて、現場を訪れていた元ホンダの山本雅史氏は、チームの総合力が求められる場面で「レッドブルはしっかりしていた」と振り返った。
「レースペースはよかったのですが、スタートがうまくいかず、赤旗の前に16番手まで落ちてしまったのが痛かった。再スタート時にミディアムタイヤを履くという賭けに出たのですが、残念ながらその作戦はうまくいきませんでした」
これは、F1第6戦モナコGPのレース後に出されたチームリリースの角田裕毅(アルファタウリ)のコメントだ。英文でたった3行。角田の前のピエール・ガスリーのコメントが8行で、角田の後ろにあるテクニカルディレクターのジョディ・エジントンのコメントが11行もあることを考えれば、角田の3行は明らかに短かった。
2022年F1モナコGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は17位でフィニッシュした。
序盤はウエットタイヤで11番手を維持して走行し、6周目にインターミディエイトに交換。これにより18番手に落ち、そこからポジションアップを目指していくことになった。最後の赤旗後はミディアムで15番手を走行。64周のレースの56周目にソフトタイヤに履き替え、最後尾に落ちた。
元ホンダの山本雅史氏が、モンテカルロで開催されているF1第6戦モナコGPを訪れた。山本氏が今年F1の現場を訪れるのはこれが2回目だ。ここまでのレッドブルの戦いぶりについて、山本氏は、昨年は実現しなかった1-2フィニッシュをすでに2度達成している同チームは「ダブルタイトルを狙える位置にいる」と見ているという。
一方2年目を迎えた角田裕毅は、チームメイトのピエール・ガスリーと「切磋琢磨している」と評価。F1直下のFIA F2を戦う岩佐歩夢についても、いろいろなことを吸収しながら成長していると語った。