HELM MOTORSPORTSのすべての力が噛み合ったビッグタイトル「すべてがハマった」

 6月4~5日、静岡県の富士スピードウェイで開催されたENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第2戦『NAPAC 富士 SUPER TEC 24時間レース』。ST-XクラスはHELM MOTORSPORTS GTR GT3(鳥羽豊/平木湧也/平木玲次/ショウン・トン)が制し、総合優勝を飾った。ST-3クラスでは優勝を飾っていた実績はあったが、HELM MOTORSPORTSにとっては初めてとも言えるビッグタイトルとなった。

苦い経験を糧に。冨林勇佑/平木玲次の若きふたりが駆るマッハ号が第3戦鈴鹿で2位を得る

 5月29日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されたスーパーGT第3戦鈴鹿。GT300クラスでは、冨林勇佑/平木玲次組マッハ車検 エアバスター MC86マッハ号が、タイヤ無交換作戦を見事完遂。2位に食い込み、嬉しい初表情台を獲得した。もともとTEAM MACHが最も得意とし、タイヤ無交換作戦でこれまでも好結果を残しているのが鈴鹿だが、その作戦実行はハードルも高い。ふたりの若手が、これまでの経験を糧に、完璧に作戦をこなしての2位となった。