フェルスタッペン、グランドスラム&最大得点で選手権2位に「完璧な週末だった。この調子で勝ち続けたい」/F1第4戦

 2022年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは今季2勝目を挙げた。ポールポジションから全63周をリードし、ファステストラップも記録して、グランドスラムを達成。2位にセルジオ・ペレスが入ったため、レッドブルにとっては2016年マレーシアGP以来の1-2となった。

 フェルスタッペンは土曜スプリントも制し、今週末、最大ポイントの合計34ポイントを獲得、ドライバーズランキングで一気に2位に浮上した。首位シャルル・ルクレール(フェラーリ)との差は27点に縮まった。

F1第4戦エミリア・ロマーニャGPスプリントトップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのスプリント予選が行われ、1番手〜5番手のドライバーが土曜日を振り返った。1番手〜5番手のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)だ。

レッドブル&HRC密着:終盤のバトルは想定内。ルクレールのペースが落ちるのを待って仕掛けたフェルスタッペンに軍配

 昨年から始まったスプリント予選が、今年から『スプリント』という名称に変わって、今シーズン最初のスプリントレースが行われた。

 3回行われた昨年のスプリント予選では、スタート直後の攻防でトップが入れ替わることはあったが、中盤から後半にかけてトップが交代するバトルが繰り広げられたことはなかった。

レッドブル代表「ふたりの見事な走りで1&3番グリッドを確保。スタート改善策も講じる」/F1第4戦スプリント

 2022年F1エミリア・ロマーニャGPの土曜スプリントで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは1番手、セルジオ・ペレスは3番手でフィニッシュした。

■レッドブル・レーシング
チーム代表クリスチャン・ホーナー

 ドライバーふたりとも、今日は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。この結果はマックスの功績だ。彼は、冷静さを保ち、忍耐強く、シャルル(・ルクレール)の後ろを走り続けた。

ペレス、7番グリッドから3番手でフィニッシュ「ダメージを最低限に抑えた。明日は優勝を狙う」F1第4戦スプリント

 2022年F1エミリア・ロマーニャGPの土曜スプリントで、レッドブルのセルジオ・ペレスは、7番グリッドから3番手までポジションを上げてフィニッシュした。これによりペレスは6点を獲得した。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP2=2番手(1分19秒538:ミディアムタイヤ/33周)
スプリント=3番手(7番グリッド/ソフトタイヤ)

スプリントを制したフェルスタッペン「終盤ルクレールよりタイヤの状態が良かったことで首位を取り戻せた」/F1第4戦

 2022年F1エミリア・ロマーニャGPの土曜スプリントで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは1番手でフィニッシュした。1番グリッドからスタートした直後にシャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれ、スプリントレースの大半を2番手で走った。終盤、タイヤに苦しみ出したルクレールとの距離を縮め、21周のレースの16周目にDRS圏内に入り、20周目のファーストシケインで追い抜き、そのままトップでチェッカーを受けた。

F1第4戦エミリア・ロマーニャGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが金曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)だ。

F1第4戦エミリア・ロマーニャGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが金曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはダニエル・リカルド(マクラーレン)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。

レッドブル&HRC密着:難コンディションで今季初ポールを獲得。前戦出火したPUの燃料漏れの原因も特定、対策を実施

 F1第3戦オーストラリアGPから12日。第4戦エミリア・ロマーニャGP初日にコースインしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のマシンに搭載されていたパワーユニットに、多くの人たちが注目していた。なぜなら、前戦オーストラリアGPのレースで燃料システムの不具合によりリタイアしたフェルスタッペンのパワーユニットが、炎に包まれていたからだ。

 レース後、クリスチャン・ホーナー代表は「HRD Sakuraにパワーユニットを戻して、今後パワーユニットが使用可能かどうか調査するが、おそらく大丈夫だと思う」と語っていた。

ペレス予選7番手「マシンは速いが、いくつかうまくやれなかったことがある」レッドブル/F1第4戦金曜

 2022年F1エミリア・ロマーニャGPの金曜、レッドブルのセルジオ・ペレスは、赤旗の影響も受け、予選7番手だった。

 FIAは、ペレスのパワーユニット(PU)にエキゾーストシステムのシーズン2基目が入れられたことを明らかにした。シーズン中に使用が許される基数内であるため、ペナルティは受けない。