5月28〜29日に決勝レースが行われた第50回ニュルブルクリンク24時間レース。SP9クラスでは各マニュファクチャラーのGT3車両が総合優勝をかけた激しい争いを演じ、サバイバルレースの様相を呈した。そんなニュルの決勝後パドックから、各種トピックスをお届けする。
■最多周回数記録に並ぶ。昨年比では『プラス100周』
5月28〜29日に決勝レースが行われた第50回ニュルブルクリンク24時間レース。SP9クラスでは各マニュファクチャラーのGT3車両が総合優勝をかけた激しい争いを演じ、サバイバルレースの様相を呈した。そんなニュルの決勝後パドックから、各種トピックスをお届けする。
■最多周回数記録に並ぶ。昨年比では『プラス100周』
5月28~29日に開催された第50回ADACトタルエナジーズ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間)に、2台のBMW M4 GT3を投入したローヴェ・レーシングのハンス・ピーター・ナウンドルフ代表は、複数のSP9クラスマシンがアクシデントを起こした今年のレースの序盤戦について「本当にワイルドだった」と評した。
ナウンドルフは今大会の序盤の戦いはとくに混沌とし、場合によっては例年以上にアグレッシブだったと評価するチームマネージャーやドライバーのひとりだ。
アウディR8 LMSが絶対的な戦闘力を見せつけた 記念すべき50回目のニュルブル …
投稿 記念すべき50回目の「ニュル24時間」、アウディが6回目の総合優勝を飾る! は CARSMEET WEB に最初に表示されました。
アウディ、ニュルブルクリンク24時間レースで6回目の総合優勝 (ドイツ本国発表資料) ◆アウディスポーツ・チーム・フェニックスが、伝統の耐久レース開催50回記念大会で総合優勝 ◆23万人の大観衆が、ノルドシュライフェでス …
ローレンス・ファントールとドリス・ファントールの兄弟は、2022年ニュルブルクリンク24時間レースの決勝序盤で接触、ローレンスがクラッシュしてリタイアに追い込まれたティアガルテンでの出来事をともに後悔しているが、互いに「恨みはない」と語っている。
兄・ローレンスが駆る昨年覇者のマンタイ・レーシング1号車ポルシェ911 GT3 Rと、弟・ドリスがドライブするアウディスポーツ・チーム・フェニックスの15号車アウディR8 LMS GT3 エボⅡは、5月28日にスタートしたレースの序盤、ポジションを争うなかでサイド・バイ・サイドの状態に。
軽い接触の後、ローレンスのポルシェはスピン状態に陥って右側のバリアへと激しくクラッシュ。コースを横切ったところで停止し、マンタイのニュル24時間“防衛戦”は、レース開始3時間半というところで早々に幕を閉じた。
5月28日(土)から翌29日(日)にかけてドイツ、ニュルブルクリンクで開催された“ニュルブルクリンク24時間”こと、ADACトタルエナジーズ24時間レースの決勝ハイライトが大会公式YouTubeチャンネルで公開されている。
ローレンス・ファントールとドリス・ファントールによる兄弟バトルの末に“前年王者”マンタイ・レーシングの1号車ポルシェ911 GT3 Rが大クラッシュを喫するなど、レース序盤から中盤にかけて荒れ模様の展開となった第50回記念大会。優勝したアウディスポーツ・チーム・フェニックスの15号車アウディR8 LMSエボIIがその大部分をリードしたレース後半にはときおり降る雨粒が路面を濡らしたため、各チームは難しいタイヤ選択を迫られることになった。
2022年のニュルブルクリンク24時間レースでトップチェッカーを受けたアウディスポーツ・チーム・フェニックスの15号車アウディR8 LMS GT3 EvoⅡ(ケルビン・ファン・デル・リンデ/ドリス・ファントール/フレデリック・バービシュ/ロビン・フラインス)に対し、ピットストップの際に違反があったとして5000ユーロ(約68万円)の罰金と32秒のタイムペナルティが科せられた。
5月28~29日、ドイツ・ニュルブルクリンクでADACトタルエナジーズ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間)の決勝レースが行われ、アウディスポーツ・チーム・フェニックスの15号車アウディR8 LMSエボII(ケルビン・ファン・デル・リンデ/ドリス・ファントール/フレデリック・バービシュ/ロビン・フラインス組)が総合優勝を飾った。
現地28日(土)16時のスタート時は気持ちの良い青空が広がっていた“聖地”ニュルブルクリンク。しかし、翌29日(日)はときおり雨が落ち、ところによって路面濡らしていく同地らしい天候のなかでの戦いとなった。
5月28日(土)にスタートが切られたADACトタルエナジーズ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間)は、レース折り返しの12時間が経過。現在の総合トップはイェッセ・クローン駆るシューベルト・モータースポーツの20号車BMW M4 GT3だ。
晴天に恵まれたニュルブルクリンク24時間の決勝日。気温13度、路面はドライというコンディションのなか、レースは例年どおり3つのグループに分かれてスタートが切られた。その先頭グループでは、前日のトップ・クオリファイでポールポジションを獲得した26号車フェラーリ488 GT3エボ(オクタン126)がトップを守りグランプリコースから北コース“ノルドシュライフェ”へと入っていく。
4月20日、アウディは5月26~29日にドイツ、ニュルブルクリンクで開催されるADACトタルエナジーズ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間)に投入するワークスカーのドライバーラインアップを発表した。
2019年に同レースで総合優勝を飾ったドイツのメーカーは、通算6度目の優勝を目指し今年は2台のワークスカーをアイフェル地方の名物レースに投入する。アウディのワークスGT3プログラムは、これらのクルマを走らせるカーコレクションやフェニックス・レーシングを含む、複数のプライベーターエントリーによってサポートされる予定だ。