チーム・ペンスキー、ル・マン24時間限りで今季参戦を終了へ。「ポルシェLMDhに最大限の力を」/WEC

 WEC世界耐久選手権に参戦しているチーム・ペンスキーが、第3戦ル・マン24時間レース限りで今季のエントリーを終了し、残りのシーズンには出場しない方針であることを明らかにした。

 2023シーズン、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツとしてWECのハイパーカークラスおよびIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTPクラスにポルシェLMDh車両で参戦する予定のチーム・ペンスキーは、世界選手権での経験を積むために2022年のWEC・LMP2クラスへと参戦。フェリペ・ナッセ/デイン・キャメロン/エマニュエル・コラールを擁し、第1戦セブリング1000マイル、第2戦スパ・フランコルシャン6時間の2イベントをここまで戦ってきた。

ルクレールのリタイア原因はMGU-Hとターボの故障とフェラーリが発表「信頼性の問題によるものではない」/F1第6戦

 フェラーリは、シャルル・ルクレールがF1第6戦スペインGPをリタイアしたのは、ルクレールのパワーユニットのMGU-Hとターボの故障が原因だったと認めた。

 ルクレールはバルセロナで行われた2022年F1世界選手権第6戦で順調に首位を走行し、レースの前半では彼を追うドライバーたちに11秒の差をつけ、宿敵マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が9周目にミスをしたことでアドバンテージを得ていた。

経験あるドライバーからプレッシャーを受けるも落ち着いた走りで13位完走の野田樹潤。成長を実感/Wシリーズ第2戦

 前戦マイアミでは自らのミスでフリー走行でクラッシュ。その後、マシンのフィーリングが変わり、予選とレースで本来の力を出せないまま開幕戦を終えたJujuこと野田樹潤。2戦目のスペインではどのようなアプローチで臨んだのか。

「意味のないミスはしないように心がけていましたが、タイムを出しに行くときは、そんなことを考えないようにしていました。タイムを出しに行ってミスをする分には仕方ないと思っています」

前戦クラッシュのコバライネン、12本中11のSSを制し今季3勝目/全日本ラリー第4戦丹後

 5月20日から22日にかけて京都府丹後市を中心にJRC全日本ラリー選手権第4戦『YUHO RALLY TANGO(ラリー丹後)』が開催され、ヘイキ・コバライネン/北川紗衣組(AICELLOラックDL速心FABIA)が優勝。2022年シーズン3勝目をマークしている。

 開幕2連勝後に迎えた第3戦久万高原でクラッシュを喫した元F1ドライバーが、失意をバネにふたたび速さを見せつけた。開幕戦新城から続くターマック(舗装路)ラリー5連戦の第4ラウンドとなったラリー丹後は全12本のSS、その合計距離約108kmで争われたが、コバライネン組はそのうちの11本でベストタイムを記録。