開幕4戦3勝、“神童”と呼ばれたカッレ・ロバンペラは王者になれるか【WRC Topic】

 WRC世界ラリー選手権の2022年開幕戦モンテカルロこそ4位に終わったが、その後第4戦ポルトガルまで3連勝。WRC関係者の中には、早くもトヨタのカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が今季ワールドチャンピオンになるだろうと確信する者が多いが、その根拠とは?

 まず最初に、あらゆる路面で勝てることが証明された。第2戦スウェーデンはスノー、第3戦クロアチアはターマック(舗装路)、そして直近の第4戦ポルトガルはグラベル(未舗装路)。ロバンペラはそのすべてで優勝し、3戦で合計22回のステージ優勝を決めた。それは実施された全57ステージの約39%にあたる。

タイヤに厳しい鈴鹿でGT300の勝てる条件。有力3チームに聞く【第3戦鈴鹿プレビュー】

 5月28〜29日、スーパーGT第3戦『たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE』が鈴鹿サーキットで開催される。今季これまで2戦を終え、サクセスウエイト(SW)の搭載量にもバラツキが出るなか、SWの影響が大きいとされる鈴鹿での一戦を迎えることとなった。

 中高速コーナーが多い鈴鹿はタイヤに高荷重がかかる時間も長く、また路面の攻撃性も高いため、岡山国際サーキット、富士スピードウェイよりもタイヤに厳しいサーキットだ。それゆえに、タイヤメーカーによる“タイヤ戦争”もより激しさを増すことが予想されている。そこで、搬入日を迎えた鈴鹿にて、今大会で好走が予想されるGT300クラスの有力3チームのドライバーに、それぞれ話を聞いた。

ますます高まる燃費性能。ドラビリ&アンチラグと背反する3社拮抗のスーパーGTエンジン開発最前線

 2リッターの直列4気筒直噴ターボと燃料流量リストリクターを採用した2014年のNRE(ニッポン・レース・エンジン)規定導入以降、出力でも燃費でも、こと「エンジン性能」という観点では天井知らずの進化が続いてきた。これはモータースポーツの世界がいかに進化の歴史に紐づいているとはいえ、あまり前例のない状況とも言える。

SHADE RACING、スーパー耐久第2戦富士SUPER TEC 24時間で強力なドライバー3名を起用

 ENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankookに参戦するSHADE RACINGは、6月3〜5日に開催される第2戦NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レースで、ST-4クラスの884号車86、ST-Zクラスの885号車GRスープラにそれぞれ追加のドライバーを起用する。

レッドブル育成のローソンが最速。岩佐歩夢はグループ2番手【順位結果/FIA F2第5戦モンテカルロ予選】

 5月27日、2022年FIA F2第5戦モンテカルロの公式予選がモンテカルロ市街地コースで開催され、カーリンのリアム・ローソンが最速タイムを記録し、29日に行われる決勝レース2のポールポジションを獲得した。

 モンテカルロの予選は全22台をふたつのグループに分けて行われ(カーナンバーが奇数のドライバーがグループA、偶数のドライバーがグループB)、日本勢の岩佐歩夢(ダムス)はグループAの2番手、佐藤万璃音(ビルトゥジ・レーシング)はグループBの9番手で予選を終えている。