フェルスタッペン予選4番手、赤旗終了に憤り「不運だった。ポールは無理でも2番手は可能だったのに」F1第7戦

 2022年F1モナコGPの土曜予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは4番手だった。

 Q3最初のランを終えた段階で、フェルスタッペンは4番手。最後のアタックラップにかける形になったが、先にコースインしたセルジオ・ペレスがポルティエ・コーナーでコントロールを失い、リヤからコーナーアウト側のバリアにヒットしてストップ。すぐ後ろを走行していて避けられなかったカルロス・サインツがペレスのマシンにクラッシュし、コースを塞ぐ形で止まった。セッションは赤旗からそのまま終了となり、その後ろに続いていたフェルスタッペンはタイム更新のチャンスを得られなかった。

中上貴晶「ホンダ勢トップになることができたのはチームと僕にとってとても重要なこと」/MotoGP第8戦イタリアGP予選

 5月28日、2022年MotoGP第8戦イタリアGP MotoGPクラスの予選がイタリアのムジェロ・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は8番手を獲得した。

 フリー走行3回目は気温26度、路面温度35度のドライコンディションでスタートした。初日のFP1でトップタイムを出した際とほぼ同じコンディションでの走行となり、中上はフロントにミディアムタイヤ、リヤにソフトタイヤを履いて走行をし、1分45秒999の9番手に付け、自己ベストタイムを大幅に更新して、ダイレクトでのQ2進出を果たした。

F1第7戦金曜会見:チームオーダーの一件を話し合ったペレス。戦略には同意も、サポート役ではないことを明確に

 1週間前のF1第6戦スペインGPではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が3連勝を果たし、セルジオ・ペレス(レッドブル)も2位表彰台に上がった。しかしチェッカー直後のペレスは担当エンジニアに、「(このレースについて)あとで話そう」と、チームに対しあからさまな不満を表明していた。

予選11番手の角田裕毅、チームに謝罪「バリアに接触したことで2台Q3進出のチャンスが失われた」/F1第7戦

 2022年F1モナコGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は11番手を獲得した。

 角田はQ1においてヌーベル・シケインでバリアに接触。それによってセッションは短い間、赤旗中断となった。その時点で角田は19番手だった。しかし角田はピットに戻り、赤旗後に最後のアタックラップを走ることができ、9番手タイムを記録して、Q2に進出した。