アウディが6度目の栄冠。名門フェニックス、史上最多タイ周回数で2022年のニュル24時間を制す

 5月28~29日、ドイツ・ニュルブルクリンクでADACトタルエナジーズ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間)の決勝レースが行われ、アウディスポーツ・チーム・フェニックスの15号車アウディR8 LMSエボII(ケルビン・ファン・デル・リンデ/ドリス・ファントール/フレデリック・バービシュ/ロビン・フラインス組)が総合優勝を飾った。

 現地28日(土)16時のスタート時は気持ちの良い青空が広がっていた“聖地”ニュルブルクリンク。しかし、翌29日(日)はときおり雨が落ち、ところによって路面濡らしていく同地らしい天候のなかでの戦いとなった。

ホンダNSX陣営でトップの2位表彰台17号車Astemo、8号車と100号車との違い

 気温35度に達するコンディションのなかで行われた2022年スーパーGT第3戦『たかのこのホテル SUZUKA GT 300km RACE』。今季はここまで上位争いに顔を出せていなかった17号車Astemo NSX-GTだが、チームにとっても地元である鈴鹿サーキットで2位表彰台を獲得した。

 今季は新たに松下信治が加入し、シーズン前から注目度も高かった17号車だが、第1戦岡山では予選12番手に沈み、決勝ではポジションを上げるも9位フィニッシュ。気を取り直して臨んだ第2戦富士も、予選では歯車がかみ合わず15番手となり、決勝では着々とポジションを上げるも9位に終わるなど、不本意な成績が続いていた。

【順位結果】2022MotoE第3戦イタリア大会 レース2

 5月29日、2022年MotoGP第8戦イタリアGPの併催として行われた、電動バイクによるチャンピオンシップ、FIM Enel MotoE World Cup(MotoE)の第3戦イタリア大会の決勝がフランスのル・マン-ブガッティ・サーキットで行われ、マッテオ・フェラーリ(Felo Gresini MotoE)が優勝を飾った。2位はドミニク・エガーター(Dynavolt Intact GP MotoE)、3位はマルク・アルコバ(Openbank Aspar Team)が続いた。大久保光(Avant Ajo MotoE)はリタイアで終えている。