トップチェッカーのアウディにレース後ペナルティ。最終ピット作業でのエンジン不停止で/ニュル24時間

 2022年のニュルブルクリンク24時間レースでトップチェッカーを受けたアウディスポーツ・チーム・フェニックスの15号車アウディR8 LMS GT3 EvoⅡ(ケルビン・ファン・デル・リンデ/ドリス・ファントール/フレデリック・バービシュ/ロビン・フラインス)に対し、ピットストップの際に違反があったとして5000ユーロ(約68万円)の罰金と32秒のタイムペナルティが科せられた。

『クライスラー・バイパーGTS-R』英国のサポートでレーシングカーとなったアメリカの“毒蛇”【忘れがたき銘車たち】

 モータースポーツの「歴史」に焦点を当てる老舗レース雑誌『Racing on』と、モータースポーツの「今」を切り取るオートスポーツwebがコラボしてお届けするweb版『Racing on』では、記憶に残る数々の名レーシングカー、ドライバーなどを紹介していきます。今回のテーマは、ル・マン24時間レースなどのGT1クラスを戦った『クライスラー・バイパーGTS-R』です。

ペレスがメキシコ人ドライバー初のモナコウイナーに「母に捧げる勝利。夢がかなった」レッドブル/F1第7戦

 2022年F1モナコGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスはキャリア3勝目を挙げた。この勝利により、ペレスはメキシコ人F1ドライバーとしては最も成功したドライバーとなった。モナコGPをメキシコ人ドライバーが制したのはペレスが初めて。

 序盤はグリッドと同じ3番手を走行していたペレスだが、ウエットコンディションからドライタイヤのコンディションへと路面が変化するなか、タイヤ交換期間を経て、トップに立つことに成功。終盤はタイヤが苦しくなり、後続を抑えて走る展開となったが、最後まで首位を守り切って、今季初優勝を飾った。

角田裕毅、11番グリッドから17位に落胆「ペースはまずまずだった。何が起きたのか分からない」/F1第7戦

 2022年F1モナコGP決勝で、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は17位でフィニッシュした。

 序盤はウエットタイヤで11番手を維持して走行し、6周目にインターミディエイトに交換。これにより18番手に落ち、そこからポジションアップを目指していくことになった。最後の赤旗後はミディアムで15番手を走行。64周のレースの56周目にソフトタイヤに履き替え、最後尾に落ちた。

フェラーリがレッドブル2台が規則違反と抗議もFIAは却下。ペレスの優勝&フェルスタッペンの3位が確定/F1第7戦

 スクーデリア・フェラーリは、2022年F1第7戦モナコGP決勝中、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスがピット出口とコースを仕切るイエローライン右側にい続けるという規則を守らなかったとして抗議を行った。スチュワードは調査した結果、この抗議を却下した。これにより、ペレスの優勝、フェルスタッペンの3位は維持された。

 レースディレクターのイベントノートには、「ドライバーはイエローラインの右側を維持しなければならない」と記されている。一方、FIA国際モータースポーツ競技規則には、「ラインを越えてはならない」という表現が使われている。