ランボルギーニ育成の根本悠生。GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ参戦の2022年は「勝負の1年」

 日本のFIA-F4選手権、ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパ、そして全日本F3選手権参戦を経て、現在はランボルギーニのGT3ドライバー育成プログラムを活動の軸にし、ランボルギーニのファクトリードライバーを目指す根本悠生。2022年シーズンはファナテックGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ(GTWC)のエンデュランスカップへ初挑戦をする彼に、開幕戦の舞台イモラで今季の目標と展望を聞いた。

【タイム結果】2022全日本ロード第2戦鈴鹿2&4 JSB1000 特別スポーツ走行

 4月21日、2022年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第2戦 NGKスパークプラグ鈴鹿2&4レースのJSB1000クラス特別スポーツ走行が三重県の鈴鹿サーキットで行われ、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が総合トップタイムを記録した。2番手は渡辺一樹(YOSHIMURA SUZUKI RIDEWIN)、3番手は日浦大治朗(Honda Dream RT SAKURAI HONDA)となっている。

 特別スポーツ走行は40分の走行枠で、Aグループ、Bグループで3回ずつ計6回のセッションが行われた。セッション1回目は曇りでドライコンディションだったが、Aグループの2回目から小雨が降り次第にウエットコンディションに。3回目は雨が止んでいた時間帯もあるが路面はウエットのままだった。

WECスパ6時間のエントリーリストが更新。ベント・フィスカールがシリーズデビューへ

 4月17日に南フランスのポール・リカール・サーキットで開催された、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズ開幕戦ル・キャステレで総合2位表彰台を獲得したベント・ビスカール。彼は来月7日に決勝レースが行われるWEC世界耐久選手権の第2戦スパ・フランコルシャンで、同チャンピオンシップデビューを果たす予定だ。

 20日(水)に発表されたWECスパの最新エントリーリストによると、22歳のビスカールはARCブラティスラバに所属している。

細部にこだわる関口雄飛、4年目の経験が活きる中山雄一【GT500新コンビのファーストインプレッション/39号車DENSO GR Supra】

 毎年、スーパーGTのGT500クラスでは各陣営ともにドライバーの入れ替えなど体制変更を行うチームが多く、2022年もGT500クラス15台のうち8台でペアが変更となった。コンビが変わると、セッティングの方向性やドライビンススタイルなど“相性”の部分も気になってくるもの。

 近ごろのスーパーGTはタイム差が非常に拮抗しており、ほんのわずかな差で順位が決まってしまうため、コンビネーションの良さも勝つためには欠かすことができない要素となる。そこで、今シーズン新たなぺアを結成ドライバーたちに、パートナーの印象や相性などを聞いていく。

 今回は脇阪寿一監督率いるDENSO KOBELCO SARD GR Supraだ。2022年シーズンは前年のGT500王者である関口雄飛が加入し、中山雄一とペアを組んで戦う。

830馬力を放つフェラーリ最新スパイダー『296 GTS』見参。高性能パッケージも設定

 フェラーリは4月19日、ブランド最新モデルとなる2シーター・ベルリネッタ・スパイダー『フェラーリ296 GTS』を発表した。

 296 GTSは、次期フェラーリGT3カーのベース車である『296 GTB』のスパイダー・バージョンだ。心臓部にはクーペモデルでデビューした、最高出力663PSを放つ新型V6エンジンと122kW(約167PS)を発揮する電気モーターを組み合わせたハイブリッド・パワートレインが組み込まれている。