6月5日、2022年WEC世界耐久選手権第3戦として開催される第90回ル・マン24時間レースのテストデーのセッションが、フランス・ル・マンのサルト・サーキットで行われ、2台のGR010ハイブリッドでハイパーカークラスに出場するトヨタGAZOO Racingは、7号車が総合トップ、8号車が3番手で8時間の走行を終えた。
ル・マン24時間テストデー:セッション2もトヨタ7号車がトップ。木村組フェラーリがクラス首位【タイム結果】
6月5日、フランスのル・マン24時間サーキット(通称サルト・サーキット)で始まった、2022年WEC第3戦/第90回ル・マン24時間レースの公式テスト”テストデー”のセッション。午前中のセッション1に続き、14時から4時間行われたセッション2では、トヨタGAZOO Racingの7号車GR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)がトップタイムを記録し、テストデーの走行を終えている。
ル・マン24時間テストデー開幕。セッション1はトヨタ7号車最速。ポルシェ2台にトラブル【タイム結果】
6月5日、フランスのル・マン24時間サーキット(通称サルト・サーキット)で、2022年WEC第3戦/第90回ル・マン24時間レースの公式テスト”テストデー”のセッションが行なわれ、午前9時からの4時間のセッション1では、トヨタGAZOO Racingの7号車GR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)がトップタイムをマークしている。
苦戦のポルシェ、“最後のル・マン”で4年ぶりのクラス優勝を切望。新燃料と新タイヤがカギか
WEC世界耐久選手権のLMGTEプロクラスに参戦するポルシェGTチームは、911 RSR-19で挑んだ過去2回のル・マン24時間レースで1回の表彰台しか獲得できていない。ドライバーのリヒャルト・リエツとミカエル・クリステンセンは、このル・マンにおける困難な状況に終止符を打つことを望んでいる。
ポルシェは2018年にクラス優勝を果たして以来、勝利から遠ざかっており、とくに2019/20シーズンに現行車両の『-19』を投入して以降、ル・マンでは苦戦を強いられてきた。
日程重複で欠席のドライバーに“罰金”/懸念される富士大会の輸送コストetc.【ル・マン車検2日目Topics】
6月4日土曜日、ル・マン市内のリパブリック広場では、第90回ル・マン24時間レースの公開車検2日目が行われた。土曜日ということもあり、多くの観客がマシンやドライバーを一目見ようと集まった。
WEC第2戦でトヨタ8号車を襲ったトラブルの真因判明「走行距離50km程度の新品だった」と技術首脳
WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに参戦しているトヨタGAZOO Racingのテクニカル・ディレクター、パスカル・バセロンは、5月の第2戦スパ・フランコルシャン6時間レースで8号車GR010ハイブリッドを襲ったトラブルについて、その原因を説明した。
BoP緩和は「何もないよりはマシ」とアルピーヌ。1スティントは「トヨタより1周は少ない」/ル・マン24時間
アルピーヌ・エルフ・チームは、ル・マン24時間レースのテストデー前に変更されたBoP(性能調整)により、最大出力の引き上げを受けたことについて「何もないよりはマシ」と考えていると、チーム代表のフィリップ・シノーは語っている。
WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに、ノンハイブリッドLMP1マシン、アルピーヌA480・ギブソンを送り込んでいる同チームは、6月1日付で発表された最新のBoPテーブルにおいて、前戦スパ・フランコルシャン比で10kW、最高出力が増やされている。
アキュラ陣営、新型LMDh『ARX-06』での2023年ル・マン出場を断念。カギは“日本のホンダの許可”
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に出場しているウェイン・テイラー・レーシング(WTR)とメイヤー・シャンク・レーシング(MSR)の両チームは、これまでアキュラの新型LMDh車両『ARX-06』でフランスの耐久クラシックに挑戦することを目標としていたが、ともに2023年のル・マン24時間レースへの出場を断念した。
3年ぶりの公開車検でル・マンウイークが開幕。特別カラーも続々登場【車検初日Topics】
6月3日金曜、ル・マン市街中心部のリパブリック広場に39台の参戦車両が集まり、第90回ル・マン24時間レースの公開車検がスタートした。市内で車検が行われるのはコロナ禍前の2019年以来、3年ぶりのこととなる。
この日のル・マン市内は午前中に激しい雷雨に見舞われたが、午後は晴天となり、暖かい気候となった。
ル・マン24時間向けBoP発表。アルピーヌの出力が微増、トヨタの数値は変わらず
WEC世界耐久選手権は、第3戦ル・マン24時間レースを前に、参加する各車のBoP(性能調整)を6月1日付で発表した。
WECコミッティーのブルテンによれば、ハイパーカークラスではアルピーヌ・エルフ・チームのノンハイブリッドLMP1マシン、アルピーヌA480・ギブソンにおいてBoPの数値に変更が加えられている。